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それぞれの未来へ
エリックとキャロルが寄りを戻す事はなかった。
「はぁ…また、この日がやって来た…」
ランがため息を吐き隣を見た。
「クリス君、ここなんだけど解き方が分からなくて…」
「ああ…この問題か…俺も苦戦しているんだ」
教科書を開いて相変わらずクリスとキャロルは問題を解いていた。
「…あんた達、テストの範囲の勉強しないでどうして教科書開いて習っていない問題をするのよ」
「「えっ!?」」
「はぁ…」
ランはため息を吐きクリスとキャロルはお互いを見て笑っていた。
三年生になったキャロルとクリスそしてランは同じクラスになりそして、エリックとアシアンとクレマン…この三人も一緒のクラスになり驚きと戸惑いがあった。
「おはよう、クリス君」
「ああ、おはよう」
キャロルとクリスの仲が良いのは変わらずクレマンとアシアンは二人の姿をじっと見ていた。
「…キャロル・ラシリア…最近綺麗になったと思わないか?」
「彼氏の容姿が良いと彼女も変わるとは本当なんだな…」
「まぁ、こいつも変わったけどな…」
机の上には教科書を広げているエリックがいた。
エリックは、自分がキャロルに近付けば振り向いてくれるとエリックはキャロルの事を諦めてはいなかった。
成績が少しずつ上がっているエリックにキャロルが気付いてくれた。
「エリック様、学年順位が百位に入って凄いです」
「ありがとう…まだ君には敵わないよ…」
「キャロル、待たせた行こうか」
「ええ、エリック様また明日学園で…」
「ああ…」
エリックは、クリスと一緒に歩くキャロルの後ろ姿をじっと見ていた。
「…来年…二人は学園を卒業して教師の免許を取ると言っていた…その後は…言わなくても分かるだろう…」
「……」
「お前がどんなに頑張っても…彼女は手が届かない所へいるんだ…手離してしまったモノは二度と帰っては来ない…今のお前なら分かる筈だ……」
「……」
元婚約者だったエリックとキャロル…二人は、別々の道を歩む事になってしまった……幸せと後悔と……
おわり
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「はぁ…また、この日がやって来た…」
ランがため息を吐き隣を見た。
「クリス君、ここなんだけど解き方が分からなくて…」
「ああ…この問題か…俺も苦戦しているんだ」
教科書を開いて相変わらずクリスとキャロルは問題を解いていた。
「…あんた達、テストの範囲の勉強しないでどうして教科書開いて習っていない問題をするのよ」
「「えっ!?」」
「はぁ…」
ランはため息を吐きクリスとキャロルはお互いを見て笑っていた。
三年生になったキャロルとクリスそしてランは同じクラスになりそして、エリックとアシアンとクレマン…この三人も一緒のクラスになり驚きと戸惑いがあった。
「おはよう、クリス君」
「ああ、おはよう」
キャロルとクリスの仲が良いのは変わらずクレマンとアシアンは二人の姿をじっと見ていた。
「…キャロル・ラシリア…最近綺麗になったと思わないか?」
「彼氏の容姿が良いと彼女も変わるとは本当なんだな…」
「まぁ、こいつも変わったけどな…」
机の上には教科書を広げているエリックがいた。
エリックは、自分がキャロルに近付けば振り向いてくれるとエリックはキャロルの事を諦めてはいなかった。
成績が少しずつ上がっているエリックにキャロルが気付いてくれた。
「エリック様、学年順位が百位に入って凄いです」
「ありがとう…まだ君には敵わないよ…」
「キャロル、待たせた行こうか」
「ええ、エリック様また明日学園で…」
「ああ…」
エリックは、クリスと一緒に歩くキャロルの後ろ姿をじっと見ていた。
「…来年…二人は学園を卒業して教師の免許を取ると言っていた…その後は…言わなくても分かるだろう…」
「……」
「お前がどんなに頑張っても…彼女は手が届かない所へいるんだ…手離してしまったモノは二度と帰っては来ない…今のお前なら分かる筈だ……」
「……」
元婚約者だったエリックとキャロル…二人は、別々の道を歩む事になってしまった……幸せと後悔と……
おわり
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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