兄たちが弟を可愛がりすぎです

クロユキ

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カイザック王子の怒り

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闘技場に集まっていた騎士達の、ざわめきが静かになった……
俺は(ウィル)は、場内の奥から来る人影をじっと、見ていた。
金色の長い背中まである髪の毛が風に揺られ、金色の目が何故か俺(ウィル)の方を見ている?白い騎士服を身にまとい、金色の線が輝いて、白い騎士服の左胸には王家の家紋だろうか…金色の刺繍が目立っていた。
腰には、剣を……俺(ウィル)が見たこともない、シェル第一王子が歩いて俺(ウィル)達の側に来た!
(か…かっこ良すぎるぞ!シェル王子……此処に白馬がいたら王子様じゃんか~あ…王子だったなこの人…)
俺(ウィル)は馬の事が気になり、俺(ウィル)を抱っこしているザック兄に、小声で聞いた。
「あの…ザック兄様、シェル兄様に馬いますか?」
「馬?白馬がいるがどうした?」
「いえ、別に……」
(おお、やっぱ馬いた!白馬いた!馬乗れんだ…いままでのシェル王子が、信じらんねぇな…)
「……ウィル今、失礼なこと考えていませんか?」
シェル王子が聞いてきたから俺(ウィル)は驚いて
「……別に」
と、言ってシェル王子から目を反らした……
シェル王子と話すのは、朝の…キス以来で思い出すだけでも、恥ずかしい……落ち着かない俺(ウィル)を見てニックとザック兄は、何か感じている様でザック兄が俺(ウィル)をニックに、抱かせた!?
「騎士ニック、ウィルを暫く頼む」
「え?」
「ふえっ?」
俺(ウィル)が、変な声出した後、ザック兄からニックにバトンタッチみたいな…
いきなりの抱っこ交代で、俺(ウィル)が、ニックに抱き付いた状態になった…俺(ウィル)の両腕をニックの後ろ首に回していた…ニックの顔が俺(ウィル)の顔の近くにあって、お互い顔が真っ赤になった。
それを見ていたシェル王子の目が、ニックを睨むように見ていた……
それを見たザック兄が、口を開いた。

「騎士一人に、嫉妬してんじゃねぇ!!」
ザック兄がシェル王子に向かって言った……
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