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兄と弟
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俺は騎士三人組の口の中にひとくちサイズのケーキを一人ずつ口の中に入れ、まるで雛三羽に餌を与える親鳥のような気分だ。
「わたくしも入れてあげましょうか?」
ジル王子の母さんが騎士三人組に話し掛けケーキをつまみ隣に座っている騎士にケーキをあげようとしたが「いえ、お妃様からは別に…」と断られ「ひど~い、わたくしのケーキは食べてくれないの?」ジル王子の母さんと騎士三人組がワィワィと騒いでいるなか俺はニックに今日何故庭園に来たのかを訪ねた。
「ニックどうして庭園に来ることになったの?」
俺はニックの顔をジッと見て聞くと、え?といった顔を見せると
「シェル騎士団長から頼まれて来ました。殿下とジル総隊長の様子を見てきて欲しいと」ニックは目を剃らし俺に話してくれた
「様子って何もないけど…ただ庭園で紅茶とお菓子を食べて話をするだけで……あ!ご飯が出るとは思わなかった。ニックにも食べさせてあげたかったな…あの軟らかな肉を…」俺は軟らかな肉の味を思い出して目を閉じていると「クッ…」とニックの笑う声が聞こえて俺は「何で笑う」、「いえ、姿が女性でも殿下は殿下だなぁと思いまして口を開けて肉がくるのを待っ姿を思い出しました」
「へ?ニックその時から来てたの?声掛けてくれたら良かったのに何で来なかったの?お肉やったのに~っ」
「……いえ、別にお肉は…」
俺とニックがワィワィと騒いでいると、俺は視線を感じた為ジル王子の母さんの方を向くと俺の(ウィル)の顔をじっと見てニコッと微笑み「仲が良いのねウィルちゃんと騎士さんは」
「あ、すみません煩かったですか?」
俺はジル王子の母さんに謝るとクスクスと笑われ、そして
「少し席を外すわね」と、俺達に言うと椅子から離れて歩いて行った。
お妃はジル王子の側を通りジル王子に話し出した。
「ジルちゃん御母様の席に座ったら?」
「いえ、母上私は此処に居りますので母上はウィル達と一緒に居てください」
「一人でポッんといると寂しいでしょ、早く良い人を見つけなさい。旦那様も貴方の事を思って、ご令嬢方を紹介して下さって居るのよ」
「……母上何も今此処でその様な話は…」
「ウィルちゃんの事意識仕始めているんじゃないの?」
ジル王子は母親からウィル王子の話が出て驚きドキッと心臓の鼓動がなった様に思え、自分でもよく分かっては居ないのだ
「母上何を言っているのですか?ウィルは男で私の弟です。何を意識して……」
「ハハハ」ウィル王子の笑い声にジル王子はバッとウィル王子の後ろ姿を見ていた。ウィル王子の騎士と楽しむ姿を見ると自分にも笑いかけてくれた事を思い出して……
「ウィルちゃんの女の子の姿を見て、ウィルちゃんにマリーを重ねて見るのは止めなさい…辛い思いをするのはジルちゃんなのよ
よく考えてジル…。」
お妃はジル王子に話終えると奥へ歩いて行った
(……母上は何を言っているのだ。もし、マリー姉様の面影をウィルに向けているのならそれはマリー姉様を好きだった頃の自分
ウィルとは関係の無い事で…)
ジル王子は自分の今の気持ちが分からず、時々聞こえるウィル王子の声にただその姿をじっと見つめていた。
○兄たちが弟を可愛がりすぎですの番外編を書きました。
興味がありましたら読んで下さい。
「わたくしも入れてあげましょうか?」
ジル王子の母さんが騎士三人組に話し掛けケーキをつまみ隣に座っている騎士にケーキをあげようとしたが「いえ、お妃様からは別に…」と断られ「ひど~い、わたくしのケーキは食べてくれないの?」ジル王子の母さんと騎士三人組がワィワィと騒いでいるなか俺はニックに今日何故庭園に来たのかを訪ねた。
「ニックどうして庭園に来ることになったの?」
俺はニックの顔をジッと見て聞くと、え?といった顔を見せると
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「へ?ニックその時から来てたの?声掛けてくれたら良かったのに何で来なかったの?お肉やったのに~っ」
「……いえ、別にお肉は…」
俺とニックがワィワィと騒いでいると、俺は視線を感じた為ジル王子の母さんの方を向くと俺の(ウィル)の顔をじっと見てニコッと微笑み「仲が良いのねウィルちゃんと騎士さんは」
「あ、すみません煩かったですか?」
俺はジル王子の母さんに謝るとクスクスと笑われ、そして
「少し席を外すわね」と、俺達に言うと椅子から離れて歩いて行った。
お妃はジル王子の側を通りジル王子に話し出した。
「ジルちゃん御母様の席に座ったら?」
「いえ、母上私は此処に居りますので母上はウィル達と一緒に居てください」
「一人でポッんといると寂しいでしょ、早く良い人を見つけなさい。旦那様も貴方の事を思って、ご令嬢方を紹介して下さって居るのよ」
「……母上何も今此処でその様な話は…」
「ウィルちゃんの事意識仕始めているんじゃないの?」
ジル王子は母親からウィル王子の話が出て驚きドキッと心臓の鼓動がなった様に思え、自分でもよく分かっては居ないのだ
「母上何を言っているのですか?ウィルは男で私の弟です。何を意識して……」
「ハハハ」ウィル王子の笑い声にジル王子はバッとウィル王子の後ろ姿を見ていた。ウィル王子の騎士と楽しむ姿を見ると自分にも笑いかけてくれた事を思い出して……
「ウィルちゃんの女の子の姿を見て、ウィルちゃんにマリーを重ねて見るのは止めなさい…辛い思いをするのはジルちゃんなのよ
よく考えてジル…。」
お妃はジル王子に話終えると奥へ歩いて行った
(……母上は何を言っているのだ。もし、マリー姉様の面影をウィルに向けているのならそれはマリー姉様を好きだった頃の自分
ウィルとは関係の無い事で…)
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