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ウィル王子の部屋への訪問
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「シモンさん先に休憩取って良いっすよ、俺後でも良いし」
「私が先に行っても良いのか?」
「護衛始めてからシモンさんそわそわしてるんすから、早く行った方が良いっすよ」
「…行くって何処へ?」
「出すものは早く出した方が良いって事っす、もしかしてメイドと待ち合わせしているんすか?駄目ですよ彼女居るのに城内だからと分からないと思ってメイドとヤったら、俺みたいに成るっすよ」
「……ディオン、何勘違いしているんだ?そんな事するわけないだろう……はぁ…お前と任務していると説明するのが面倒になる」
「えっ、違うんすか?」
シモン騎士は手を顔にあて、ため息を吐き先に休憩を貰う事にした。
し~んと寝静まった城内の廊下は足音だけが響いていた。
いつもなら仮眠を取るのだが気になる事があるためその場所へ向かう事に歩く足が早歩きに成っていた。
城内の入り口には門番の騎士達がいた為外へ出る事を告げていた。
「シモン騎士お疲れ様です、今夜はシェル王子の護衛ですか?」
「お疲れ様、ああっ、今から休憩何だ。少し外の空気を吸いたいと思い外の周りを歩きたいのだが良いだろうか!?」
「珍しいですね外へ出られるのは、分かりましたどうぞシモン騎士」
「ああっ、有り難う」
キイィ…と城の入り口が開きシモン騎士は迷いもなく外出の時にいつも通る道を歩き出していた。
「シェル様は余り私達をお連れする事が無いからな騎士達の団長でもある御方だ、私達は不要だと思うがその前に王子でもある御方だ……私達が御守りしなくては…あの子にも護衛は付いて居るのだろうか?」
シモン騎士は歩いていた足を止め一つ目立つ窓を見上げていた。
周りをキョロキョロと見渡しベランダがある窓を見るとカーテンが開き部屋の中のランプの灯火が分かる程成っていた為シモン騎士は首を傾げていた。
「…最初に部屋の中に入った時のカーテンはあんなに開いては居ないと思ったが……まさか、私の後に誰か窓から入ったのでは…」
シモン騎士が外から見上げていた窓は、ウィル王子の部屋の窓で自分が窓から出入りをした時窓の鍵の事が気になっていた為、シェル王子の護衛を務めながら窓の鍵の事が気になり仕事に集中出来ないでいた。
「さて、どうしたら良いのか……また窓から入り部屋の様子を伺うのか、誰も入る事は無いと思うが…少女なら心配だが男の子何だ誰も襲うわけは……天使のような可愛い子だったな……」
シモン騎士は、ベランダが着いている窓の辺りを行ったり来たりとウロウロと歩き回り「よし!」と心に決めたようで、外の周りをキョロキョロと見渡し如何にも怪しいと思われるが、王子様系の容姿を持っシモン騎士なら女性達はコソッと窓から入って来るシモン騎士に歓迎するだろう。
外に誰も居ない事を確認したシモン騎士は、ベランダの柱を器用に登り白いマントが揺れながら動く姿は、ウィル王子こと春人から見れば怪盗を思い出しシモン騎士の今の姿は部屋の中へ入る泥棒の姿に見えるだろう……
シモン騎士はベランダに着くと外の窓から見える部屋の中をカーテンが開いている間から部屋の中を覗いていた。
ベランダの窓から見えるのは広いベッドで眠る男の子の姿がランプの光りで見え、そしてシモン騎士は躊躇いながらも窓が開くのかを試していた。
カチャ…と小さく聞こえた窓を開く手が押しキィッ…と音を聞きながらゆっくりと窓を開けそして中へ入った。
そしてゆっくりと窓を締め鍵の部分を見て(鍵だけが新しいようだ元から壊れていたのか?)シモン騎士は数日前にフィン王子がウィル王子の部屋に外から鍵を壊して部屋の中に入った話しをシェル王子から聞き知っていたが、ベッドの上で眠る男の子がウィル王子だとはまだこの時は知らなかった。
部屋の窓に鍵が掛かって居なかった事を知り(帰りはどうしょうか…)と窓を見て考えていた。
(……この子がもし側室の王子だとしたら騎士が部屋の廊下で護衛をしているはずだ…窓の鍵を騎士に掛けて貰い私はそのまま廊下を歩き戻れば良い……そうすれば鍵の事を気にしなくて済む)
シモン騎士は帰りは廊下を歩いて帰ろうと考えた後ゆっくりと歩き出しベッドの上で眠るウィル王子の側まで歩き仰向けで眠るウィル王子の寝顔を眺めていた。
「……天使のような寝顔だ、あの叫び声はこの子だろうか?だが声が出ないのでは…いや、何かに驚いて声が咄嗟に出たのかも……」
シモン騎士はウィル王子のベッドの側で寝顔のウィル王子を見てそっと額に口付けをして「今度会う時はお菓子を持って来よう」ボソッとウィル王子の耳元で囁きシモン騎士は扉から帰る事にして扉の戸を開けた。
「うあっ?!……もごご……??」
「うおおっ!?……えっ?……は?」
突然部屋の扉が開き護衛をしていたジョン騎士とダリル騎士は驚きの余り身体が二人とも飛び跳ね構えの体制に成っていた。
数十分前まで見習い騎士の上司アーサー騎士が居たが、休憩から二人が戻りアーサー騎士は帰ってしまった為二人は護衛を続けていた。
まさか、部屋の中に人が居るとは知らないジョン騎士とダリル騎士は、突然現れた白い騎士服を着た騎士を見てまたシェル団長の護衛騎士なのか?と二人とも暫く固まり動けないでいた。
「私が先に行っても良いのか?」
「護衛始めてからシモンさんそわそわしてるんすから、早く行った方が良いっすよ」
「…行くって何処へ?」
「出すものは早く出した方が良いって事っす、もしかしてメイドと待ち合わせしているんすか?駄目ですよ彼女居るのに城内だからと分からないと思ってメイドとヤったら、俺みたいに成るっすよ」
「……ディオン、何勘違いしているんだ?そんな事するわけないだろう……はぁ…お前と任務していると説明するのが面倒になる」
「えっ、違うんすか?」
シモン騎士は手を顔にあて、ため息を吐き先に休憩を貰う事にした。
し~んと寝静まった城内の廊下は足音だけが響いていた。
いつもなら仮眠を取るのだが気になる事があるためその場所へ向かう事に歩く足が早歩きに成っていた。
城内の入り口には門番の騎士達がいた為外へ出る事を告げていた。
「シモン騎士お疲れ様です、今夜はシェル王子の護衛ですか?」
「お疲れ様、ああっ、今から休憩何だ。少し外の空気を吸いたいと思い外の周りを歩きたいのだが良いだろうか!?」
「珍しいですね外へ出られるのは、分かりましたどうぞシモン騎士」
「ああっ、有り難う」
キイィ…と城の入り口が開きシモン騎士は迷いもなく外出の時にいつも通る道を歩き出していた。
「シェル様は余り私達をお連れする事が無いからな騎士達の団長でもある御方だ、私達は不要だと思うがその前に王子でもある御方だ……私達が御守りしなくては…あの子にも護衛は付いて居るのだろうか?」
シモン騎士は歩いていた足を止め一つ目立つ窓を見上げていた。
周りをキョロキョロと見渡しベランダがある窓を見るとカーテンが開き部屋の中のランプの灯火が分かる程成っていた為シモン騎士は首を傾げていた。
「…最初に部屋の中に入った時のカーテンはあんなに開いては居ないと思ったが……まさか、私の後に誰か窓から入ったのでは…」
シモン騎士が外から見上げていた窓は、ウィル王子の部屋の窓で自分が窓から出入りをした時窓の鍵の事が気になっていた為、シェル王子の護衛を務めながら窓の鍵の事が気になり仕事に集中出来ないでいた。
「さて、どうしたら良いのか……また窓から入り部屋の様子を伺うのか、誰も入る事は無いと思うが…少女なら心配だが男の子何だ誰も襲うわけは……天使のような可愛い子だったな……」
シモン騎士は、ベランダが着いている窓の辺りを行ったり来たりとウロウロと歩き回り「よし!」と心に決めたようで、外の周りをキョロキョロと見渡し如何にも怪しいと思われるが、王子様系の容姿を持っシモン騎士なら女性達はコソッと窓から入って来るシモン騎士に歓迎するだろう。
外に誰も居ない事を確認したシモン騎士は、ベランダの柱を器用に登り白いマントが揺れながら動く姿は、ウィル王子こと春人から見れば怪盗を思い出しシモン騎士の今の姿は部屋の中へ入る泥棒の姿に見えるだろう……
シモン騎士はベランダに着くと外の窓から見える部屋の中をカーテンが開いている間から部屋の中を覗いていた。
ベランダの窓から見えるのは広いベッドで眠る男の子の姿がランプの光りで見え、そしてシモン騎士は躊躇いながらも窓が開くのかを試していた。
カチャ…と小さく聞こえた窓を開く手が押しキィッ…と音を聞きながらゆっくりと窓を開けそして中へ入った。
そしてゆっくりと窓を締め鍵の部分を見て(鍵だけが新しいようだ元から壊れていたのか?)シモン騎士は数日前にフィン王子がウィル王子の部屋に外から鍵を壊して部屋の中に入った話しをシェル王子から聞き知っていたが、ベッドの上で眠る男の子がウィル王子だとはまだこの時は知らなかった。
部屋の窓に鍵が掛かって居なかった事を知り(帰りはどうしょうか…)と窓を見て考えていた。
(……この子がもし側室の王子だとしたら騎士が部屋の廊下で護衛をしているはずだ…窓の鍵を騎士に掛けて貰い私はそのまま廊下を歩き戻れば良い……そうすれば鍵の事を気にしなくて済む)
シモン騎士は帰りは廊下を歩いて帰ろうと考えた後ゆっくりと歩き出しベッドの上で眠るウィル王子の側まで歩き仰向けで眠るウィル王子の寝顔を眺めていた。
「……天使のような寝顔だ、あの叫び声はこの子だろうか?だが声が出ないのでは…いや、何かに驚いて声が咄嗟に出たのかも……」
シモン騎士はウィル王子のベッドの側で寝顔のウィル王子を見てそっと額に口付けをして「今度会う時はお菓子を持って来よう」ボソッとウィル王子の耳元で囁きシモン騎士は扉から帰る事にして扉の戸を開けた。
「うあっ?!……もごご……??」
「うおおっ!?……えっ?……は?」
突然部屋の扉が開き護衛をしていたジョン騎士とダリル騎士は驚きの余り身体が二人とも飛び跳ね構えの体制に成っていた。
数十分前まで見習い騎士の上司アーサー騎士が居たが、休憩から二人が戻りアーサー騎士は帰ってしまった為二人は護衛を続けていた。
まさか、部屋の中に人が居るとは知らないジョン騎士とダリル騎士は、突然現れた白い騎士服を着た騎士を見てまたシェル団長の護衛騎士なのか?と二人とも暫く固まり動けないでいた。
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