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缶蹴り

『缶蹴り』

ツー、こちら希良、ゆいさん応答願います。

ツー、こちらゆいです。今あっくんは缶をしっかりと踏んで右を見てるよ。

ｻﾞｻﾞｯ、

あわわ。少し音を立てちゃったぁあっくん気づいてないよね？


ゆいちゃん先輩、さき先輩、まや先輩、きら、闇の力を持つ僕からは逃げられませんよォ早く出てきてください。


ツー、こちら咲です。まや、高田さんの応答願います。

ツー、こちら麻耶、あきちゃんは今さきの方を見てる気をつけて、

ツー、こちら希良、作戦考えたので少しいいですか？ゆいさんは今のうちに隣の茂みに移動しましょう。先輩はつい音を立てないでくださいね。さきさんはまだ見られてるのでそのまま待機でお願いします。まやさんは音をわざと立てたあと、茂みに移動しましょう。

ツー、ねぇきぃちゃん。ここで裏切り者がいると面白いよね。

ツー、佐々木先輩。そんなフラグのようなことを立てないでください。

ツー、せーの。

あっ！ゆいちゃん先輩見つけましたよ！

えぇ私！？見つかっちゃったか、じゃあお話しよう。

先輩。後で聞きますから笑

ぷぅー

くっ、先輩がやられた…。でも先輩があきさんに絡んでるみたい。

今ならそっと来てくれるのでいいかも。


僕に見つけれないものは無いんですよ。

ねーねーあっくん。先輩、後でお願いします。


ｻﾞｻﾞｯ

あっ、音なっちゃったとなると逃げるか。

希良見つけに行くからもう逃げれないよ。


缶から離れた。今だ！

ずっと動きのなかった草むらから人が飛び出す

カランカラン

はぁ…はぁ…あたしができた。


ちぇ、僕の負けか。まさかここで滅多に来ないさき先輩が勝ちに来るとは、だが、さっきのが全力だと思ってただろ！！違うぞさっきのはまだ60%しか力を出してないのさ。先輩達はもう負けるのだ！


あきちゃん、もうおしまい。