四葉とお兄様

うしお

文字の大きさ
10 / 19

朝日の中で

しおりを挟む
「……っ、ん……ぁ、はっ、ふぅ……っ、んぅ……っっ」

陽一朗の舌は、四葉とは比べ物にならないほど巧みに動いて四葉を翻弄する。
四葉の舌がどれだけ追いかけようとも、すぐに陽一朗の舌に絡め取られて身動きが取れなくなってしまうのだ。
ベッドに座った陽一朗の膝にのせられた四葉は、そのたくましい腕の中におさめられていた。
舌と舌を絡め合いながらくちゅくちゅと混ぜ合わされて注がれるふたりの唾液を、四葉はこくりと飲み込む。
四葉が喉を鳴らす度に、陽一朗は四葉の頭を優しく撫でてくれた。
何度も何度も繰り返されるそれに、四葉は注ぎ込まれてくる唾液を喜んで飲み干すようになる。

「ほら、上手にできただろう? 私の四葉は、優秀だからね。きっと大丈夫だと思っていたよ」

たっぷりと時間をかけて口付けを交わした陽一朗の唇が離れた時には、四葉の唇はしっとりと濡れているだけでなくふっくらとやわらかく膨らみ、みずみずしい果実のように色付いていた。
淡く色付いた紅色の果実のような四葉の唇に、陽一朗は優しく舌で撫でてから触れるだけの口付けをくれる。

「……ぉ、にぃ、さま……」

「違うだろう、四葉? きちんと名前で呼びなさい。それから、四葉には、他にも言うべきことがあるだろう?」

「よぅ、いち、ろ、さま……ぁ、んんっ」

整えられていたはずの夜着の裾から、陽一朗の手がするりと入り込んできた。
そして、新しく溢れた蜜で、しとどに濡れた四葉の蜜壺に優しく触れてくる。
四葉は、陽一朗の胸にすがりながら、ゆっくりと足を開いてそれを受け入れた。

「陽一朗さま、四葉の蜜を、ご確認、くださいませ」

「そうだよ。よく言えたね。いま、しっかりと確認してあげるからね」

「お願い、いたします」

四葉の額に優しく口付けた陽一朗は、微笑みながら四葉の蜜壺に触れると、入口のあたりをくちゅくちゅとかき混ぜはじめた。
それだけで、四葉の蜜壺からは、どんどん蜜が溢れて止まらなくなる。

「っ、ああっ、ようっ、陽一朗さまっ、あっ、あぅっ、だめっ、だめですっ、そんなっ、ああっ、はげしぃ、っっ」

蜜が溢れて止まらなくなった四葉の蜜壺を、陽一朗の指先が激しくかき混ぜると、四葉の体はまるで四葉のものではなくなってしまったかのように暴れ出した。
陽一朗に抱き締められている上半身はともかく、両足はぴんと伸びてはぎゅっと閉じるを繰り返し、少しもおとなしくしていられない。

「ああ。ごめんね、四葉。触れるだけだと、音で判断しなくてはならないから、よく聞こえるようにと思ったんだけれど、少し激しくし過ぎてしまったみたいだ。もう一度、足を開いてくれるかな? これでは、腕を抜いてあげられないよ」

四葉の意思とは無関係に暴れてしまう体を、陽一朗はしっかりと抱き締めながら、蜜壺を激しくかき混ぜていた指をぴたりと止める。
どこか軽やかに、くちゅくちゅと鳴っていた水音は、いつの間にか、粘度の高いぐちゅぐちゅという音に変化していたが、すぐに聞こえなくなった。
四葉の足は、いつの間にかきゅうっと縮んで、陽一朗の腕を強く挟み込んでいる。

「ぁ……っ、ごめん、なさい、陽一朗さま」

腕を挟まれてしまった陽一朗の指先は、四葉の蜜壺に触れたまま、少しも動かない。
四葉は陽一朗の胸にすがりついたまま、ゆっくりと足を開いて陽一朗の腕を開放した。

「……ああ、よく濡れているね」

陽一朗は、ようやく四葉の蜜壺から指先を離してくれた。
そして、透明な蜜に濡れた指先を四葉からも見えるところまで引き上げ、しっかり濡れていることを確認してから躊躇うことなくそれを舐める。
四葉の蜜でしとどに濡れた三本の指先を、舐める舌はとても赤い。
まさか、陽一朗がそのようなことをするとは思っていなかった四葉の顔が真っ赤に染まる。

「ぉ、お兄様っ、おやめになってください! そんな、汚いものを舐めたりしないでっ」

「そんなことはないよ、四葉。四葉の蜜は、汚いものなどではないからね。これは、四葉が私のことを愛してくれている証なのだ。それに、昨日は直接舐めてあげたじゃないか」

四葉の見ている前で、陽一朗は濡れた指先を一本ずつ口に含み、しっかりと蜜を舐め取る様を見せつけた。
その指先に絡む舌が、どれほど器用に動くものなのか、すでに知ってしまっている四葉は、それを見ているだけで蜜壺がひくひくと震え、蜜が溢れてくるのを感じる。

「それ、は……」

「私は、四葉の蜜が大好きだよ。とても美味しくて、癖になる……いつまでも、舐めていたいくらいにね」

まるで、内緒話をするかのように、陽一朗は四葉の耳元で小さく囁く。
少し掠れたようなその声にぞくりとして、思わず膝を擦り合わせてしまった四葉の太腿に、陽一朗の手が置かれる。

「もう一度、確かめてもいいかな。今度は、直接、舌で味わいたいんだ」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

処理中です...