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04、強欲に囁いて
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与えられた幸運を、自ら手放すことはない。
「佐稀は、貴方様の眷属ではないとはいえ、神に仕える眷属ですから。遠呂智様の嫌がることなどできませんからね。貴方様が、心から望んでくれるとわからなければ、動いてなど差し上げられませんよ」
「す、すきっ、すき、なのっ、すきだから、もっと、ついて、さきの、すきなようにして、おねがいっ、いっぱい、あいしてっ」
案の定、すぐに瞳の中まで蕩けさせ、俺任せにさせようとする。
この方は、快感に弱いのだ。
どうしてこれほどの方が、ここまで淫乱に堕ちてしまわれたのか、俺には理解できないが、すっきりさせてやらなくては、この後の見守りにだって影響が出てしまうだろう。
だから、俺は心を鬼にしなくてはならない。
その方が、遠呂智様に悦んでもらえることは、すでに証明されている。
この方は、下賤のものに辱められるのが、お好きなのだ。
「それでは、いまから遠呂智様が嫌だとおっしゃるのは、禁止にしましょうか。また言われてしまっては、萎えてしまいますから、遠呂智様が言われたら今日はもうおしまいです」
「んっ、ぅんっ、いわないっ、いわないからっ、やめないで」
こうしてやりとりをしている間も、遠呂智様のナカは淫らにうねりながら俺の欲棒に絡みついてきていた。
蕩けそうなほどに気持ちよくて、納めたままの欲棒が暴れん棒になりそうだが、気合でねじ伏せる。
この程度では、遠呂智様は満足されない。
もっと、辱めて差し上げなくては。
「それから、して欲しいことはもっとしっかり言葉にしていただきましょう。ついて、と言われても、どうついて欲しいのか、俺には伝わりません」
「ぇ、で、でも……ほ、ほかに、どういえば……」
「……そうですね。いまから、遠呂智様の淫らなお口のことは、おまんこ、とお呼びいただきましょうか。それから俺のモノのことは、おちんぽ、とお呼びください。それならわかりやすくて、間違えることはないでしょう」
「っ、そ、それはっ」
「嫌なんですか? 遠呂智様が、嫌、とおっしゃる?」
遠呂智様が、『嫌』と言うことについては、先程禁じさせてもらっている。
もし言えば、このまま終わりにするしかないが、恐らく、遠呂智様はそれを選ばないだろう。
このまま途中でやめたとして、何もなかったかのように、眠れるような方ではないのだから。
「い、いわない……」
「では、俺のために、言ってくださるか? 高貴な存在である貴方様が、下界の淫乱な女のように、俺という男に媚びてくださるのか?」
ついつい、確認をしてしまう。
『俺のため』などと、さり気なく混ぜてしまうのは、俺だけが惚れているのではないと、少しでも錯覚していたいからだろう。
俺は、惚れた方に愛されているのかさえ、確認することもできない情けない男なのだ。
「……いったら、さきは、やめないでくれるのか……?」
「ええ。言ってくださるのなら、今夜は遠呂智様を寝かしもしません」
「それなら…………いう。さき、」
唇を何度も舐め、決意を秘めた瞳で俺を見た遠呂智様の口を塞ぐ。
ああ、遠呂智様は、本当に愛らしく罪深いお方だ。
言ってもらえるとわかっただけで、欲棒が滾って暴れ出しそうになっている。
「お待ちください、遠呂智様。この場で、朝まで過ごすのは御身に障りがありましょう。この続きは奥の間で。よろしいですか?」
口を塞がれたまま、こくこくと頷いた遠呂智様から手を離し、代わりに唇で塞ぎ直してから膝裏に両手を差し込み持ち上げる。
「ん゛ん゛ん゛ん゛ッッ」
より深く繋がった体に悲鳴をあげつつも、離れなかった遠呂智様を目を細めて見守り、爪先までぴんとのばしたまま仰け反る体を抱きとめる。
足をのばせば、より深く繋がることになるというのに、絶頂することしか考えられないとは、可愛らしいことだ。
乱れた衣装もそのままに、淫孔と欲棒で繋がれたままの俺たちは、奥に用意されている遠呂智様の褥に向かう。
奥に入れば、もう誰にも邪魔はできない。
たっぷりねだっていただこう。
遠呂智様と俺の淫らな宴は、これからが本番だ。
「佐稀は、貴方様の眷属ではないとはいえ、神に仕える眷属ですから。遠呂智様の嫌がることなどできませんからね。貴方様が、心から望んでくれるとわからなければ、動いてなど差し上げられませんよ」
「す、すきっ、すき、なのっ、すきだから、もっと、ついて、さきの、すきなようにして、おねがいっ、いっぱい、あいしてっ」
案の定、すぐに瞳の中まで蕩けさせ、俺任せにさせようとする。
この方は、快感に弱いのだ。
どうしてこれほどの方が、ここまで淫乱に堕ちてしまわれたのか、俺には理解できないが、すっきりさせてやらなくては、この後の見守りにだって影響が出てしまうだろう。
だから、俺は心を鬼にしなくてはならない。
その方が、遠呂智様に悦んでもらえることは、すでに証明されている。
この方は、下賤のものに辱められるのが、お好きなのだ。
「それでは、いまから遠呂智様が嫌だとおっしゃるのは、禁止にしましょうか。また言われてしまっては、萎えてしまいますから、遠呂智様が言われたら今日はもうおしまいです」
「んっ、ぅんっ、いわないっ、いわないからっ、やめないで」
こうしてやりとりをしている間も、遠呂智様のナカは淫らにうねりながら俺の欲棒に絡みついてきていた。
蕩けそうなほどに気持ちよくて、納めたままの欲棒が暴れん棒になりそうだが、気合でねじ伏せる。
この程度では、遠呂智様は満足されない。
もっと、辱めて差し上げなくては。
「それから、して欲しいことはもっとしっかり言葉にしていただきましょう。ついて、と言われても、どうついて欲しいのか、俺には伝わりません」
「ぇ、で、でも……ほ、ほかに、どういえば……」
「……そうですね。いまから、遠呂智様の淫らなお口のことは、おまんこ、とお呼びいただきましょうか。それから俺のモノのことは、おちんぽ、とお呼びください。それならわかりやすくて、間違えることはないでしょう」
「っ、そ、それはっ」
「嫌なんですか? 遠呂智様が、嫌、とおっしゃる?」
遠呂智様が、『嫌』と言うことについては、先程禁じさせてもらっている。
もし言えば、このまま終わりにするしかないが、恐らく、遠呂智様はそれを選ばないだろう。
このまま途中でやめたとして、何もなかったかのように、眠れるような方ではないのだから。
「い、いわない……」
「では、俺のために、言ってくださるか? 高貴な存在である貴方様が、下界の淫乱な女のように、俺という男に媚びてくださるのか?」
ついつい、確認をしてしまう。
『俺のため』などと、さり気なく混ぜてしまうのは、俺だけが惚れているのではないと、少しでも錯覚していたいからだろう。
俺は、惚れた方に愛されているのかさえ、確認することもできない情けない男なのだ。
「……いったら、さきは、やめないでくれるのか……?」
「ええ。言ってくださるのなら、今夜は遠呂智様を寝かしもしません」
「それなら…………いう。さき、」
唇を何度も舐め、決意を秘めた瞳で俺を見た遠呂智様の口を塞ぐ。
ああ、遠呂智様は、本当に愛らしく罪深いお方だ。
言ってもらえるとわかっただけで、欲棒が滾って暴れ出しそうになっている。
「お待ちください、遠呂智様。この場で、朝まで過ごすのは御身に障りがありましょう。この続きは奥の間で。よろしいですか?」
口を塞がれたまま、こくこくと頷いた遠呂智様から手を離し、代わりに唇で塞ぎ直してから膝裏に両手を差し込み持ち上げる。
「ん゛ん゛ん゛ん゛ッッ」
より深く繋がった体に悲鳴をあげつつも、離れなかった遠呂智様を目を細めて見守り、爪先までぴんとのばしたまま仰け反る体を抱きとめる。
足をのばせば、より深く繋がることになるというのに、絶頂することしか考えられないとは、可愛らしいことだ。
乱れた衣装もそのままに、淫孔と欲棒で繋がれたままの俺たちは、奥に用意されている遠呂智様の褥に向かう。
奥に入れば、もう誰にも邪魔はできない。
たっぷりねだっていただこう。
遠呂智様と俺の淫らな宴は、これからが本番だ。
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