使い魔スライムと俺

うしお

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64、なかなか良い子にはなれない

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きんたまにかぷりと歯を立てられて、ぞくぞくしながらイった。
願ったものとは違う形で、俺の望みを叶えられてイく。
角度を変えて、かぷり、かぷり、と何度も噛まれる。
種の存続を脅かす本能的な恐れは、そのまま俺の快感になった。
乳搾りされるちんこも、噛まれるきんたまも、引っ掻きまわされる前立腺も。
どれも、気持ち良くないはずがなかった。

「や゛っ、あ゛っ、あ゛っ、ひっ、い゛っ、あ゛っ」

「ふふ、たくさんイけて嬉しいのかな? 悠一のアナルは、とてもきつくて指が喰い千切られてしまいそうだよ。素晴らしい締め付け具合だね。私の指を食べさせてもらえて嬉しいのかな? 君のナカは、指を奥へと引き込もうとするようにうねっているよ。ああ、ここにペニスを入れたら、とても気持ち良くなれそうだね。悠一のアナルは、もうすっかり淫乱な性器になったようだ。ここが排泄専用の穴だったなんて、とても信じられない淫乱ぶりだよ」

「や゛っ、や゛だっ、ち、ちがっ、いわなっ、でぇっ」

「大丈夫、恥ずかしがらなくてもいい。とても素晴らしい変化だよ。君のアナルにとって、淫乱というのは褒め言葉であって、貶すための言葉ではないからね。おや、淫乱と言われるのは嫌いかね? いや……違うな、この反応は……嬉し過ぎる、かな? 悠一のアナルは淫乱でとても可愛いね。素直に私の指を二本も咥えて、上手におしゃぶりしながら悦んでいるよ。上の口も、早くこのくらい素直になれたらいいのにね。きちんとおねだりが出来たら、私は悠一の言うことを何でも聞いてあげるのに。ふふ、次はどちらでイくのがいいのか、本当は聞かないといけないのだろうけれど、君は強情で、なかなかおねだりしてくれないからね。私の好きなようにさせてもらうよ。さて、そうだな……今度は、こちらで遊んであげるとしようか」

震えるスライムに包まれて、指型のバイブと化している教授の指が、尿道口から飛び出たスライム棒に押し当てられる。
触られたトゲ付きのスライム棒が、それを受けて一斉に震え出した。
小さなノコギリのように、肉襞の上でトゲの山がぎこぎこと揺れ動く。
痛くて、痛くて、気持ちいい。

「ひ、ぎゅう゛う゛う゛っ、あ゛ぐ、う゛っ、い゛ぐ、う゛う゛っ」

「駄目駄目。悪い子に、射精ご褒美はなしだよ。気持ち良くイかせてもらえるのは、良い子だけの特権だからね。気持ち良くイきたいのなら、早く良い子になるといいよ」

ちんこをぎゅうぎゅうと搾られながら、震えるトゲスライムに尿道をめちゃくちゃにされて悦んだ。
ぱくりと口の中にしまわれたきんたまを、あめ玉みたいに転がされると、頭がおかしくなりそうだった。
それなのに、俺がイきそうになると、絶頂の寸前でもぱっと解放されてしまう。
せめて、快感が消えずに残ってくれれば、それだけでもイけるはずなのに、それすらも許されない。
どうしてわかってしまうのか、俺が黙って絶頂しようとしても同じだった。

「や゛っ、あ゛っ、あ゛あ゛っ、い゛ぎっ、だい゛ぃっ、もっ、も゛お゛、い゛がせでぇっ」

限界ぎりぎりの膀胱を抱えたまま、何度も絶頂を寸止めにされて泣きわめいた。
追い詰められては突き放されて、やがて息も絶え絶えになる。

もう、いいじゃないか、と思う。
繰り返される寸止めに、心はすっかり折れていた。
恥ずかしくても言ってしまって、早く楽になりたかった。
実際のところ、俺は何度か抜いてと言いかけていたのだが、その度に指バイブが尿道口を責めにくるせいで、快感を捩じ込まれて邪魔されていた。

「ぁ……っ、は……っ、も、もぉ、ぬ、ぃ」

「やれやれ、まだ足りないのか。それなら、早く言いたくなるように、もっと酷くしてあげないといけないね。さあ、悠一、もう一度だよ」

俺の言葉を遮って、にこにこと笑いながら指バイブを押し当ててくる教授の目は、俺を苛める喜びに満ちていて、見つめられるとぞくぞくしてしまう。
その指を、ちんこに当てられる前に言う、という選択肢がどうしても選べない。
苛められたくてたまらないのだ。
泣きわめいても許されない快楽地獄に、俺はすっかりハマってしまっている。
もっと、もっと、苛めて欲しい。
教授の指が、スライム棒を震わせる度、尿道に突き刺さるトゲの痛みに全身が震える。
射精できない苦しみと、与えられ続ける快楽地獄の合間で俺は揺れ続けていた。
言ってしまえば、もうこのやり取りは終わってしまうのだと思うと、なかなか口には出来ない。
もう気持ち的には、すっかり言うつもりになっているのに、俺がマゾ過ぎるせいで言えない状況が続いている。

「さて。あと何回、我慢できるだろうね?」

楽しそうな教授の声に、ちんこもアナルもきゅうっと締まった。
バイブと化した指を押し当てられた俺のちんこが、とろとろと涙のような先走りをこぼす。
俺の口からは、悲鳴のような喘ぎ声がとめどなくあふれた。
あと何回、苛めてもらえるだろうか。
つきつきと痛む膀胱を抱えたまま、俺は再び始まった快楽地獄に落ちていった。
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