冷血王と死神の騎士

うしお

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「ふむ、初物というのは本当だったか。そうでなければ、随分とご無沙汰だったか、だな。どちらにせよ、随分と溜め込んでいたようだな。太さも長さも、悪くないものをぶら下げているのに、使ってやらなくてよいのか? せっかくの持ち物も使わねば宝の持ち腐れだろうに。ほら、見てみろ、これを。溜め込みすぎて、ひどい色になっているではないか」

嘲笑う王の手から、扱き出されたばかりの白濁が滴り落ちる。
性交などしたこともなく、姫の側に侍るようになってからは、自慰すらまともにしていなかったロサリオールの白濁はすっかり濁りきっていた。
白濁と呼ぶには濁りすぎたそれは、うっすらと黄色く色付いてさえ見える。

「飲まずに溜めろ。……溢すなよ?」

「……御、意」

うっすらと黄色く色付いたそれが乗る手のひらを、王は雄芯引き抜いたばかりのロサリオールの口の上でくるりと返す。
自重によってすぐに落下しはじめた汚濁を、ロサリオールは自分から口を大きく開いて受け止めた。
僅かな雫すら溢さぬよう、落ちてくる白濁を見つめながら必死に舌をのばすロサリオールの姿に、王は口の端を吊り上げ満足そうな笑みを浮かべる。
もったりとした白濁の塊は、王の指が指し示すままに、ロサリオールがのばした舌を目掛けて落ちはじめた。

「なかなか上手いものだな。その調子で、最後まで受け止めろよ」

落ちてくる白濁は、鼻の奥がつんとするほどに青臭く、舌に当たれば思わず吐きたくなるような苦味とえぐみが同時に押し寄せてくる。
それでもロサリオールは、逃げることなく汚濁の雨を受け続けた。
ロサリオールの差し出した舌の上に降る汚濁の雨は、少しずつ嵩を増し、喉からゆっくりとせり上がってくる。
落とされた白濁は、舌の半ばまで浸るほどの量があったが、ロサリオールはすべてを受け止めた。

「……ぅ、ぐ……ぅ、っ」

うっすらと笑みを浮かべたまま、王は小さく呻いたロサリオールを見下ろしている。
やがて、王はロサリオールの白濁に汚れた手で自らの雄芯を扱きはじめた。
濡れた雄芯を扱く、粘着質な音がぬちゅぬちゅと辺りに響く。

「それだけでは、足らないだろうからな。俺のものも足してやろう」

思わず見惚れてしまうような美しい笑みを浮かべた王は、そう言ってロサリオールの口に新たな白濁を追加した。
若々しい王に相応しいと言うべきなのか、白濁は勢いよく飛び出し、ロサリオールの口だけでなく顔全体に降り注ぐ。

「ああ、随分といい顔になったな」

どこからか取り出した手巾で、王は汚れた手と萎えた雄芯を手早く拭うと、乱れた服を整えた。
王だけを見れば、ここで何が起こっていたかなど想像もつかないだろう。
だが、いまだに拘束されたままのロサリオールを見れば一目瞭然だ。
口の中に注がれた白濁は言うに及ばず、どこか虚ろになった瞳で王を見返すロサリオールの顔は、王の白濁によってひどい有り様になっていた。
足を戒める剣帯によって、体を二つ折りにされたロサリオールの後孔には、いまだに短剣の柄が突き刺さり、じくじくとその体を蝕んでいる。
ロサリオールが意識を反らそうとしても、宝玉の連なりをまとった短剣の存在感は圧倒的で、後孔が収縮する度、突き刺された短剣が僅かに揺れて肉襞を抉り、ロサリオールを腹の内側から苦しめた。

「淫乱なお前に、相応しい化粧だな」

白濁の飛び散るロサリオールの顔を、王の手が優しく撫でる。
王は優しげな手つきで溢れ落ちそうな白濁を掬うと、ロサリオールの唇や鼻にべっとりと塗りつけた。
溜めろと言われた白濁のせいで、ロサリオールは口で呼吸することができなくなっているというのに。

「……ッッ」

どろりとしたものが、鼻の孔をゆっくりと滑り落ちてくる。
ロサリオールのものよりは幾分薄いもののようだが、鼻の中に白濁特有の青臭さが強くひろがった。

「もう口を閉じてもいいぞ。だが、それはまだ飲み込むなよ。せっかくの新鮮なミルクだからな。じっくり味わってからにしろ」

愉しそうに嗤う王が、ロサリオールの唇を撫でる。
ロサリオールは、勝手に震える体を捩じ伏せ、その指先が導くままに唇を閉ざした。
溢れそうなほどに注がれた白濁が、水面から僅かに顔を出していたロサリオールの舌を飲み込んだ。
王の見ている前で、そのまま唇の向こうに消えていく。
二人分の青臭い汚濁が、ロサリオールの口を満たしていた。
青臭さだけでなく、苦味とえぐみが凄まじい。
ロサリオールは、いますぐにでも吐き捨ててしまたい衝動をぐっと堪えた。

「ほら、どうした。よく噛んで、じっくり味わえ」

王はどこまでも優しく、まるで心配しているかのような声音で、ロサリオールに命令を下す。
その命令は、声音の優しさに反して、ロサリオールを苦しめるためのものだった。
それでも、ロサリオールには、命令に従わないという道はない。
ロサリオールは、絶え間なくこみ上げてくる吐き気を堪えながら、口に含んだ汚濁をゆっくりと噛み締める。
白濁には肉のような食感がない分、少しはマシなのかもしれないが、二人分の汚濁を噛み混ぜる行為は、ロサリオールをひどく苦しめた。

「お前は、ミルクを飲むのが下手だな」

ゆっくりと噛み締める間に、たっぷり詰め込まれた白濁が溢れ、ロサリオールの唇から逃れてしまっていた。
王は綺麗な指先でそれを掬うと、ロサリオールの鼻にねっとりと塗りつける。

「……ん゛ぅ、ッッ」

「まあ、そのうち上手くなるだろう。上達するまで、俺がしっかり教えてやるから安心しろ。メス犬の躾は、主人である俺の仕事だからな」

王は溢れた白濁を掬った指で、ロサリオールの鼻孔をぐちゅぐちゅと撫で、そのまま優しくつまみ上げた。
口と鼻を塞がれ、ロサリオールの体が僅かに跳ねる。

「さあ、そろそろ餌の時間にするとしようか。すっかり待たせてしまったな。……ロサリオール、『よし』」

それは、本当に犬に対する態度そのものだが、口と鼻を塞がれたロサリオールはその命令に従うしかない。
じっくりと時間をかけ、ロサリオールは白濁を飲み込みきった。
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