38 / 51
38
「ぅ、あ……ッッ」
ロサリオールの口から思わず漏れてしまったその声を、王は聞き逃さなかった。
「……ふむ。本当に気に入っているようだな。どれ、もう少し楽しませてやろうか」
王は、声を堪らえようとしたロサリオールの頬を掴んで開かせると、勝手に口を塞げないように指を差し込んだ。
男らしく骨ばった二本の指がロサリオールの中に深く入り込み、反射的に押し返そうとした舌を押さえつける。
突然、王の指を咥えることになったロサリオールは、嘔吐きながらも素直にそれを受け入れて口を開き、少し迷ってから二本の指にゆっくりと舌を這わせた。
王から拒絶の声は聞こえてこない。
むしろ、耳元にふっと掛けられた吐息が、ロサリオールの行動を後押しする。
このまま続けろと言うことだろう。
ロサリオールは、その吐息に促されるまま、這わせた舌を前後に滑らせながら王の指に優しく吸いつく。
王から教えられたことをなぞりながら、二本の指を雄芯に見立ててしゃぶりついた。
「ああ、これはよく懐いたものだ。可愛いものだな。教えてやったことをよく覚えている。これは、たくさん褒めてやらなくてはならないな」
後孔に繋がるベルトから王の手が離れていくのを、ロサリオールは安堵の気持ちで見送った。
無理矢理引き抜かれなくてよかった、と。
その代わりとばかりに、革の重みで勢いよく垂れ下がったベルトが、ロサリオールの後孔を苛んだ。
予想もしていなかった衝撃で体が強ばり、突起を含んだ後孔がしっかりとそれを食い締める。
その瞬間、ロサリオールの腹の中から宝玉の擦れる音が僅かに響いた、ような気がした。
「ぅあ゛ッッ、あ゛、う゛う゛……ッッ」
けれど、その音が本当に腹の中から聞こえてきたものなのか、ロサリオールは知ることが出来なかった。
ベルトから離れた王の手が、ロサリオールの浮き上がった腹筋の段差を平らにしようとするかのごとく、強く強く押し込むように撫ではじめたからだ。
どんなにそれを受け入れようとしても、腹を押し込まれる度、ロサリオールの体は反射的に引き締まり、腹の中を締めつけてしまう。
そのせいで、実際に鳴ったかどうかもわからない音など、どうでもよくなるくらいはっきりと、腹の中から宝玉の擦れる音が聞こえてくるのだ。
すっかり落ち着いていた淫蛇が、腹の中で激しく蠢いていた。
「ふ、ぁ゛ッッ、あ゛、う゛ッッ、う゛ッッ、ぅ゛あ゛ッッ、ん゛う゛ぅ゛ッッ」
その存在を、一度でも思い出してしまったら、もう二度と忘れることなど出来なかった。
腹の中に仕込まれた淫蛇が蠢き、ロサリオールの体に牙を突き立てる。
王の手がロサリオールの腹を押す度、昼に暴かれたばかりの快楽のツボが淫毒に犯された。
何もかもが蕩けてしまいそうなほど濃厚な悦楽が、快楽のツボからどろりと溢れ出してくる。
「お前は、本当に物覚えのよい犬だな」
ロサリオールの口から思わず漏れてしまったその声を、王は聞き逃さなかった。
「……ふむ。本当に気に入っているようだな。どれ、もう少し楽しませてやろうか」
王は、声を堪らえようとしたロサリオールの頬を掴んで開かせると、勝手に口を塞げないように指を差し込んだ。
男らしく骨ばった二本の指がロサリオールの中に深く入り込み、反射的に押し返そうとした舌を押さえつける。
突然、王の指を咥えることになったロサリオールは、嘔吐きながらも素直にそれを受け入れて口を開き、少し迷ってから二本の指にゆっくりと舌を這わせた。
王から拒絶の声は聞こえてこない。
むしろ、耳元にふっと掛けられた吐息が、ロサリオールの行動を後押しする。
このまま続けろと言うことだろう。
ロサリオールは、その吐息に促されるまま、這わせた舌を前後に滑らせながら王の指に優しく吸いつく。
王から教えられたことをなぞりながら、二本の指を雄芯に見立ててしゃぶりついた。
「ああ、これはよく懐いたものだ。可愛いものだな。教えてやったことをよく覚えている。これは、たくさん褒めてやらなくてはならないな」
後孔に繋がるベルトから王の手が離れていくのを、ロサリオールは安堵の気持ちで見送った。
無理矢理引き抜かれなくてよかった、と。
その代わりとばかりに、革の重みで勢いよく垂れ下がったベルトが、ロサリオールの後孔を苛んだ。
予想もしていなかった衝撃で体が強ばり、突起を含んだ後孔がしっかりとそれを食い締める。
その瞬間、ロサリオールの腹の中から宝玉の擦れる音が僅かに響いた、ような気がした。
「ぅあ゛ッッ、あ゛、う゛う゛……ッッ」
けれど、その音が本当に腹の中から聞こえてきたものなのか、ロサリオールは知ることが出来なかった。
ベルトから離れた王の手が、ロサリオールの浮き上がった腹筋の段差を平らにしようとするかのごとく、強く強く押し込むように撫ではじめたからだ。
どんなにそれを受け入れようとしても、腹を押し込まれる度、ロサリオールの体は反射的に引き締まり、腹の中を締めつけてしまう。
そのせいで、実際に鳴ったかどうかもわからない音など、どうでもよくなるくらいはっきりと、腹の中から宝玉の擦れる音が聞こえてくるのだ。
すっかり落ち着いていた淫蛇が、腹の中で激しく蠢いていた。
「ふ、ぁ゛ッッ、あ゛、う゛ッッ、う゛ッッ、ぅ゛あ゛ッッ、ん゛う゛ぅ゛ッッ」
その存在を、一度でも思い出してしまったら、もう二度と忘れることなど出来なかった。
腹の中に仕込まれた淫蛇が蠢き、ロサリオールの体に牙を突き立てる。
王の手がロサリオールの腹を押す度、昼に暴かれたばかりの快楽のツボが淫毒に犯された。
何もかもが蕩けてしまいそうなほど濃厚な悦楽が、快楽のツボからどろりと溢れ出してくる。
「お前は、本当に物覚えのよい犬だな」
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科
空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する
高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体
それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった
至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する
意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク”
消える教師
山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
魔性の男
makase
BL
俺はとにかくモテる。学生の頃から、社会人になった今でも、異性問わずにモテてしまう。
最近、さえない同性の先輩に好意を持たれている。いつものことだろう。いい人だから、傷つけたくはないな。
そう、思っていた。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。