41 / 60
甘いお薬をどうぞ
④
しおりを挟む
ベッドに着くと、ダリウスが自分の腹の上に俺を乗せる。下から緩く突かれて、物足りない刺激に自分から腰を上下に動かす。
「ほら、もっと腰を振らないと媚薬の効果が薄れないよ」
軽快な口ぶりのくせに、ダリウスにも余裕はなさそうだ。額に汗を滲ませて、欲の滲みまくった瞳で舐られる。
そんな目を向けられると、もっと欲しくなってしまう。ダリウスの腹に両手を突き、勢い任せに腰を振る。気持ちいい所に自ら擦り付けると、ダリウスが合わせるように動いてくれた。
「ツバサはもっと奥が好きだよね」
「へっ、あっ、あああっ~~~!」
太ももを掴まれて、思いっきり奥へと肉棒が刺さる。感じたこともない快感が昇り、自身のペニスがひくひくと揺れた。それなのに、濡れそぼった先端から欲が吐き出される気配がない。
「なにっ、これ……」
気持ちよすぎて全身が小刻みな震える。奥に肉棒を咥えこんだまま、入口が何度も開閉を繰り返していた。
「女の子みたいにイッてしまったね」
「俺っ、やぁ、へんだよっ」
「変になっていいよ。もっと、ツバサのエッチな所を見せてごらん」
腰を手でなぞられるだけで、カチカチと歯が鳴るほど気持ちがいい。赤い果実のように揺れる乳首を両方いっぺんに触られて、激しく腰が左右に揺れた。そのまま軽く引っ張られると、ビュクリと半透明の白濁が微かに飛び出る。
動けなくなった俺の腰を支えながら、体勢を起こしたダリウスに押し倒された。トロトロになった孔内からペニスが抜かれると、四つん這いにさせられてまた挿入される。
「あんっ、あっ、はぁっ」
獣みたいに荒いお互いの吐息が部屋中を満たし、熱気が身体を包み込む。ダリウスの唇が背に這わされて、チクリとした痛みのあとに離される。それを何度も繰り返されるうちに、項へと舌先が辿り着くのを感じた。
「可愛い俺の番……」
「んぅっ」
歯型の残る項を舐められると、胸の中かが温かくなって喜びに包まれる。ダリウスと繋がっている瞬間が幸せでたまらない。
「腰をもっと上げて」
耳元で囁かれる。子鹿みたいに揺れる太ももを動かして腰を上げると、両手で掴まれてガツガツと突かれる。肌の触れ合う音を耳に入れるたび、涙が飛び散りシーツを濡らす。
軋むベッドの音ですら、今は興奮を煽る材料の一つにしかならない。
「もっとっ、もっとちょうだいっ」
合わせるように腰を揺らす。
「っ、淫乱っ」
「ぁ、あぅ、んんあ。いんらんでいいっ。もっとダリウスのこと、感じたい」
好きだなって、肌を重ねる度に思う。
俺の大切な番。
「一度出すよっ」
「んっ、だしてっ、ダリウスも気持ちよくなってっ!」
「煽りすぎっ、だよ」
壊れてしまいそうなくらい一際激しく腰を打ち付けられた。刹那、肉棒が引き抜かれて背に生暖かい液体が降り注ぐ。シーツに擦れて刺激された自身の肉棒からも、合わせるように精液が吐き出される。
力の入らない身体を反転させて、少し下にズレると、顔の目の前に質量の減らないペニスが来る。それを舌先で突ついてやると、ぴくりと反応を示してくれた。
それに気を良くすると、口内へと咥え込む。
「上手」
頭を撫でてくれるのが嬉しくて目を細める。
美味しいわけもないのに、甘味のように感じるのはどうしてなんだろう。溢れ出るお互いのフェロモンが混ざりあって、鼻腔を満たしているからかもしれない。
「んんっ」
少し腰を落とされると、奥へとペニスが入り込んでくる。苦しいはずなのに、今は喉奥を刺激されるだけでも快楽を拾ってしまう。
緩く腰を動かされて、喉奥を突かれるたびに自身の腰も揺れる。
「続きはツバサの中がいいな」
「ん……」
引き抜かれた肉棒が再び蜜穴にあてがわれた。
ゆっくりと入ってくる肉棒を、柔らかくなっている蜜穴が飲み込む。少しだけ穏やかになった律動に合わせて喘ぎ声が漏れ出る。
「ツバサっ、愛しているよ」
「んっ、ぁ、おれもっ、俺も愛してるっ。好きだっ」
中が締まっているのが自分でもわかる。『好き』って言葉はまるで魔法みたいだ。たった二文字なのに、胸が温かくなって幸せな気分が溢れてくる。
ずっとダリウスに抱きしめられていたい。
ずっと一緒にいたいんだ。
『ダリウス』
揺られる思考の中に、クリスの声が響いた気がした。
「ツバサ、絶対に手放したりしない」
あぁ……、そうか。
なんでこんなタイミングで記憶を思い出すんだろう。
あの日クリスは……
涙が頬を滑る。
手を伸ばすと、ダリウスの頭を包み込むように抱きしめた。
「約束だからな」
頷いてくれたのが伝わって、笑みが浮かぶ。ただ、この一瞬の幸せを噛み締めながら、俺はまた甘い喘ぎ声を響かせた。
「ほら、もっと腰を振らないと媚薬の効果が薄れないよ」
軽快な口ぶりのくせに、ダリウスにも余裕はなさそうだ。額に汗を滲ませて、欲の滲みまくった瞳で舐られる。
そんな目を向けられると、もっと欲しくなってしまう。ダリウスの腹に両手を突き、勢い任せに腰を振る。気持ちいい所に自ら擦り付けると、ダリウスが合わせるように動いてくれた。
「ツバサはもっと奥が好きだよね」
「へっ、あっ、あああっ~~~!」
太ももを掴まれて、思いっきり奥へと肉棒が刺さる。感じたこともない快感が昇り、自身のペニスがひくひくと揺れた。それなのに、濡れそぼった先端から欲が吐き出される気配がない。
「なにっ、これ……」
気持ちよすぎて全身が小刻みな震える。奥に肉棒を咥えこんだまま、入口が何度も開閉を繰り返していた。
「女の子みたいにイッてしまったね」
「俺っ、やぁ、へんだよっ」
「変になっていいよ。もっと、ツバサのエッチな所を見せてごらん」
腰を手でなぞられるだけで、カチカチと歯が鳴るほど気持ちがいい。赤い果実のように揺れる乳首を両方いっぺんに触られて、激しく腰が左右に揺れた。そのまま軽く引っ張られると、ビュクリと半透明の白濁が微かに飛び出る。
動けなくなった俺の腰を支えながら、体勢を起こしたダリウスに押し倒された。トロトロになった孔内からペニスが抜かれると、四つん這いにさせられてまた挿入される。
「あんっ、あっ、はぁっ」
獣みたいに荒いお互いの吐息が部屋中を満たし、熱気が身体を包み込む。ダリウスの唇が背に這わされて、チクリとした痛みのあとに離される。それを何度も繰り返されるうちに、項へと舌先が辿り着くのを感じた。
「可愛い俺の番……」
「んぅっ」
歯型の残る項を舐められると、胸の中かが温かくなって喜びに包まれる。ダリウスと繋がっている瞬間が幸せでたまらない。
「腰をもっと上げて」
耳元で囁かれる。子鹿みたいに揺れる太ももを動かして腰を上げると、両手で掴まれてガツガツと突かれる。肌の触れ合う音を耳に入れるたび、涙が飛び散りシーツを濡らす。
軋むベッドの音ですら、今は興奮を煽る材料の一つにしかならない。
「もっとっ、もっとちょうだいっ」
合わせるように腰を揺らす。
「っ、淫乱っ」
「ぁ、あぅ、んんあ。いんらんでいいっ。もっとダリウスのこと、感じたい」
好きだなって、肌を重ねる度に思う。
俺の大切な番。
「一度出すよっ」
「んっ、だしてっ、ダリウスも気持ちよくなってっ!」
「煽りすぎっ、だよ」
壊れてしまいそうなくらい一際激しく腰を打ち付けられた。刹那、肉棒が引き抜かれて背に生暖かい液体が降り注ぐ。シーツに擦れて刺激された自身の肉棒からも、合わせるように精液が吐き出される。
力の入らない身体を反転させて、少し下にズレると、顔の目の前に質量の減らないペニスが来る。それを舌先で突ついてやると、ぴくりと反応を示してくれた。
それに気を良くすると、口内へと咥え込む。
「上手」
頭を撫でてくれるのが嬉しくて目を細める。
美味しいわけもないのに、甘味のように感じるのはどうしてなんだろう。溢れ出るお互いのフェロモンが混ざりあって、鼻腔を満たしているからかもしれない。
「んんっ」
少し腰を落とされると、奥へとペニスが入り込んでくる。苦しいはずなのに、今は喉奥を刺激されるだけでも快楽を拾ってしまう。
緩く腰を動かされて、喉奥を突かれるたびに自身の腰も揺れる。
「続きはツバサの中がいいな」
「ん……」
引き抜かれた肉棒が再び蜜穴にあてがわれた。
ゆっくりと入ってくる肉棒を、柔らかくなっている蜜穴が飲み込む。少しだけ穏やかになった律動に合わせて喘ぎ声が漏れ出る。
「ツバサっ、愛しているよ」
「んっ、ぁ、おれもっ、俺も愛してるっ。好きだっ」
中が締まっているのが自分でもわかる。『好き』って言葉はまるで魔法みたいだ。たった二文字なのに、胸が温かくなって幸せな気分が溢れてくる。
ずっとダリウスに抱きしめられていたい。
ずっと一緒にいたいんだ。
『ダリウス』
揺られる思考の中に、クリスの声が響いた気がした。
「ツバサ、絶対に手放したりしない」
あぁ……、そうか。
なんでこんなタイミングで記憶を思い出すんだろう。
あの日クリスは……
涙が頬を滑る。
手を伸ばすと、ダリウスの頭を包み込むように抱きしめた。
「約束だからな」
頷いてくれたのが伝わって、笑みが浮かぶ。ただ、この一瞬の幸せを噛み締めながら、俺はまた甘い喘ぎ声を響かせた。
439
あなたにおすすめの小説
冷酷無慈悲なラスボス王子はモブの従者を逃がさない
北川晶
BL
冷徹王子に殺されるモブ従者の子供時代に転生したので、死亡回避に奔走するけど、なんでか婚約者になって執着溺愛王子から逃げられない話。
ノワールは四歳のときに乙女ゲーム『花びらを恋の数だけ抱きしめて』の世界に転生したと気づいた。自分の役どころは冷酷無慈悲なラスボス王子ネロディアスの従者。従者になってしまうと十八歳でラスボス王子に殺される運命だ。
四歳である今はまだ従者ではない。
死亡回避のためネロディアスにみつからぬようにしていたが、なぜかうまくいかないし、その上婚約することにもなってしまった??
十八歳で死にたくないので、婚約も従者もごめんです。だけど家の事情で断れない。
こうなったら婚約も従者契約も撤回するよう王子を説得しよう!
そう思ったノワールはなんとか策を練るのだが、ネロディアスは撤回どころかもっと執着してきてーー!?
クールで理論派、ラスボスからなんとか逃げたいモブ従者のノワールと、そんな従者を絶対逃がさない冷酷無慈悲?なラスボス王子ネロディアスの恋愛頭脳戦。
沈黙のΩ、冷血宰相に拾われて溺愛されました
ホワイトヴァイス
BL
声を奪われ、競売にかけられたΩ《オメガ》――ノア。
落札したのは、冷血と呼ばれる宰相アルマン・ヴァルナティス。
“番契約”を偽装した取引から始まったふたりの関係は、
やがて国を揺るがす“真実”へとつながっていく。
喋れぬΩと、血を信じない宰相。
ただの契約だったはずの絆が、
互いの傷と孤独を少しずつ融かしていく。
だが、王都の夜に潜む副宰相ルシアンの影が、
彼らの「嘘」を暴こうとしていた――。
沈黙が祈りに変わるとき、
血の支配が終わりを告げ、
“番”の意味が書き換えられる。
冷血宰相×沈黙のΩ、
偽りの契約から始まる救済と革命の物語。
【本編完結】転生先で断罪された僕は冷酷な騎士団長に囚われる
ゆうきぼし/優輝星
BL
断罪された直後に前世の記憶がよみがえった主人公が、世界を無双するお話。
・冤罪で断罪された元侯爵子息のルーン・ヴァルトゼーレは、処刑直前に、前世が日本のゲームプログラマーだった相沢唯人(あいざわゆいと)だったことを思い出す。ルーンは魔力を持たない「ノンコード」として家族や貴族社会から虐げられてきた。実は彼の魔力は覚醒前の「コードゼロ」で、世界を書き換えるほどの潜在能力を持つが、転生前の記憶が封印されていたため発現してなかったのだ。
・間一髪のところで魔力を発動させ騎士団長に救い出される。実は騎士団長は呪われた第三王子だった。ルーンは冤罪を晴らし、騎士団長の呪いを解くために奮闘することを決める。
・惹かれあう二人。互いの魔力の相性が良いことがわかり、抱き合う事で魔力が循環し活性化されることがわかるが……。
異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた
k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。
言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。
小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。
しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。
湊の生活は以前のような日に戻った。
一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。
ただ、明らかに成長スピードが早い。
どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。
弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。
お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。
あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。
後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。
気づけば少年の住む異世界に来ていた。
二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。
序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。
【完結】冷酷騎士団長を助けたら口移しでしか薬を飲まなくなりました
ざっしゅ
BL
異世界に転移してから一年、透(トオル)は、ゲームの知識を活かし、薬師としてのんびり暮らしていた。ある日、突然現れた洞窟を覗いてみると、そこにいたのは冷酷と噂される騎士団長・グレイド。毒に侵された彼を透は助けたが、その毒は、キスをしたり体を重ねないと完全に解毒できないらしい。
タイトルに※印がついている話はR描写が含まれています。
不遇の第七王子は愛され不慣れで困惑気味です
新川はじめ
BL
国王とシスターの間に生まれたフィル・ディーンテ。五歳で母を亡くし第七王子として王宮へ迎え入れられたのだが、そこは針の筵だった。唯一優しくしてくれたのは王太子である兄セガールとその友人オーティスで、二人の存在が幼いフィルにとって心の支えだった。
フィルが十八歳になった頃、王宮内で生霊事件が発生。セガールの寝所に夜な夜な現れる生霊を退治するため、彼と容姿のよく似たフィルが囮になることに。指揮を取るのは大魔法師になったオーティスで「生霊が現れたら直ちに捉えます」と言ってたはずなのに何やら様子がおかしい。
生霊はベッドに潜り込んでお触りを始めるし。想い人のオーティスはなぜか黙ってガン見してるし。どうしちゃったの、話が違うじゃん!頼むからしっかりしてくれよぉー!
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
追放された味見係、【神の舌】で冷徹皇帝と聖獣の胃袋を掴んで溺愛される
水凪しおん
BL
「無能」と罵られ、故郷の王宮を追放された「味見係」のリオ。
行き場を失った彼を拾ったのは、氷のような美貌を持つ隣国の冷徹皇帝アレスだった。
「聖獣に何か食わせろ」という無理難題に対し、リオが作ったのは素朴な野菜スープ。しかしその料理には、食べた者を癒やす伝説のスキル【神の舌】の力が宿っていた!
聖獣を元気にし、皇帝の凍てついた心をも溶かしていくリオ。
「君は俺の宝だ」
冷酷だと思われていた皇帝からの、不器用で真っ直ぐな溺愛。
これは、捨てられた料理人が温かいご飯で居場所を作り、最高にハッピーになる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる