乱華〜男だけど女官として王宮入りしたら皇帝の子供を妊娠したので子育てしながら愛を育みたい〜

天宮叶

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求め合う幸福

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私の言葉に反応して、陛下の性器が1層大きく膨れ上がった気がした。

激しく突かれ、どこに摺れても快楽を拾ってしまい、ただされるがまま揺すられながら甘い声を上げ続ける。

こんな姿陛下以外には見せられない。

まるで自分が自分では無いみたいだ。

「……好きっ……好き、好き」

ぷつりと理性の糸が切れて、必死に縋り付きながら何度も愛の言葉を囁く。陛下はそれな言葉は返してくれないけれど、その代わりに腰の動きが更に激しさを増していき、口付けをする回数も増えていった。

「あまり煽るな」

「っ!……そこだめっ、」

「ここを突くと締まる。食いちぎられてしまいそうだ」

「やだっ、や、や、ゃあ……」

「だらしのない顔だな」

頬を撫でられて、恥ずかしさに首を横に振って見ないでと懇願した。顔の前に腕をやると、その腕に噛みつかれて、それにすら嬌声をあげてしまった。

「邪魔だな」

腕を頭上でまとめられて、陛下の髪に付けられていた組紐で縛られた。

その拍子に陛下の髪が落ちてきて、私の顔に影を作る。

「……暁っ……僕のこと、もっと愛してっ……」

ぐちゃぐちゃの潤んだ顔で言えば、陛下が返事をする代わりに口付けてくれた。繋がった部分から熱い欲を感じる度に幸せだと思える。

「煽るなと言っていよう」

「……あっ」

また激しくなる腰使いに翻弄される。

陛下に乱され、理性も何もかもを取り払われてしまう。その事が嬉しいと思うんだ。

陛下にぐちゃぐちゃにされるなら本望だと。

愛おしい番にもっともっとおかしくさせられたい。

「……もっと……頂戴」

「……っ、その言葉を言ったこと後悔するぞ」

「あ、ん……んんんん、やっ、はっ、ぁ」

肌の触れ合う音が部屋に鳴り響く。

窓から差す光を遮るように陛下の長い黒髪が視界の端を揺れて、その髪を一束掬いとって口付けをした。

「……貴方が欲しい」

何も考えられない思考で、ただ思ったことを言葉に出してみた。

「そなたにならこの命を捧げても惜しくはない」

陛下はそう言って微笑むと、ぐっと更に奥を突いてきて、最奥で果てた。

脈打つ鼓動を感じて喜びが脳内を満たしてくれる。

幸せだと思った。
きっと私は誰よりも幸福だと、この時だけは思わずにはいられない。

「これから香ノ日が治まるまで覚悟していろ」

「……は、い」

かけられた言葉に沈みゆく意識の中、なんとか小さく返事を返してそのまま目を閉じた。
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