45 / 57
第45話 次代の勇者、勇者スキルを駆使する。
しおりを挟む
「勇者魔法、魔女神の聖剣ッ!」
魔法の詠唱と共に青年の持つ剣は光り輝き、迫り来る魔獣を一振りの元斬り伏せた。
「ギャォォォォォォォ……ォォ……ッン……」
青年の倍ほどの体躯を持った竜が真っ二つに割れる。
斬り伏せられた傷口から、それはさらさらと黒い粒子を巻き上げながら消滅していく。
Aランク魔獣――金狼竜ゴルドラス。近年その生息域を急速に広げる邪竜の一種だ。本来ならば人間界に現れることはなく、森の洞窟の最奥などに住んでいるはずの竜だったのだが――。
「こんな農村の真ん中に出てくるような魔獣でもないはずなのにな。本当にリース師匠の言ってた通り、魔族の復活が近いのかな……?」
剣を納めて振り返れば、彼の新たな仲間たちが手を振っている。
「ジンさん! こちらの魔獣は全て指示通り殲滅致しました~……ってお怪我、お怪我ですか!? あわわわ、ここに来るまでに回復薬の全部を溢しちゃって手持ちがありません……! ほ、包帯! 包帯なら!」
ジンと呼ばれた青年の側で怪我の様子に、慌ただしさを隠せない少女。そして――
「こっちの残党は俺とヴリトラで片付けておいたぜ。お前んとこの怪我はラハブ様に治してもらうといい。な、ラハブ様」
「……木の実があるなら治してあげてもいいよ」
「あ、相変わらず足元見てくるな……。じゃぁヴリトラか? 何とかなんねぇかな、回復薬ないんだってよ」
『ぬ? 炙って治すのは得意なのだ』
「ウチの人外種はどうしていつもこうなんだ!? 俺らパーティーなんだよな!?」
その後方にはぎゃぁぎゃぁと騒がしい青年、エルフ族にスモールサイズのドラゴンの賑やか3人組が控えていた。
「大丈夫だよ、ライドン。これくらいの傷ならそのうち治るから。それよりも次の場所に行こう。ぼく達レベルでも役に立つことはあるはずだ。えぇと――?」
「ったく……。次の要請は魔族領域との境界部、ククレ城塞だ。今まさにかつて無いほどに魔獣が多発してるらしい。領主のガリウス様を陣頭に食い止めているが、1週間持つか持たないか……。出先のウチに領主様直々に依頼が来るほどだ。相当切羽詰まってるんだろう」
「分かった、ありがとうライドン。ぼく以外に怪我がなくて何よりだ。ククレ城塞は、リース師匠もずいぶんお世話になっているところだしね。すぐに行こう」
「相変わらずウチのリーダーはせっかちだな。とはいえ、結成から2年でAランクパーティーになれたのもそのおかげだ。着いてくぜ、ジン。お前はやる時はやる男だって知ってるからな」
土属性魔法使い、ライドン・オルタ。
冒険者パーティー《希望の旅人》結成の最古参でもあり、この2年間でジンと共に死線をくぐり抜けてきた男だ。
出会いはジンがとある任務を受けようとした時のことだ。
――あいにく、一人ではギルドの任務を受けることは出来ません。
――なぬ!? 我は一人分とは認めてもらえんのだ!?
――大変申し訳ありませんが、ペット様は頭数には入らない規則です。それに魔法を使えないともなると、特に……。
ジンはギルドの中でも最下層任務に位置するFランクの任務――角兎の討伐任務を一人(と一匹?)でこなそうとしていた。
肩周りでパタパタと跳ね回る小さな龍族も、ギルドには認められていないようだった。
『キシャァ!』と小さく威嚇する龍族だが取り合ってもらえる気配もない。
その側でヒソヒソと彼らを見て呟く者達も多くいた。
「あいつ、確か《クロセナール》の荷物持ちだった奴じゃ? 噂じゃ見殺しにされたって話だったのに生きてたのか。森の最奥に置いてかれたろうに、運が強かったんだな」
「《クロセナール》? あぁ、身内殺しがバレて冒険者ギルド永久追放処分されたあのバカなパーティーか。それだとあいつは――」
「可哀想とは思うが、さすがに魔法使えない奴を抱える余裕はねぇな……」
冒険者ギルドは噂回りが非常に早い。
ジンが魔法を使えないことは既に周知されているからか、彼を誘って任務に行こうとする者は誰一人としていなかった。
ギルドでの任務受注は、単身で受けることは出来ずに基本的に2人以上から受注が可能になる。
そんな彼の元に一人の青年が現れる。
――よう、ちょうど俺も一人なんだ。良ければパーティー組まねぇか? 角兎《ホーンラビット》なら魔法が使えなくてもなんとかなるだろう。なんなら俺が全部倒してやるよ。お前はついてきてくれるだけで大丈夫だからさ。
土属性を使わせると街一番だった自負を肩に、田舎町から一人で出てきたばかりだったライドンが、一人で任務を受けられずに苦心していたジンを誘うのに迷いはなかった。
誰か適当な奴とでもパーティーを組んで任務を数多くこなしていけばいい。
自身の土属性魔法を駆使して闘えば誰にも負けたことはない。
有名になるために上京してきたのだから、自分が一番目立てれば問題ない。
そう、気軽に声をかけたつもりだった。
しかしものの数時間でライドンの認識は変わることになる。
ジン・フリッツという男は魔法が使えない。
魔法を使えないということは、魔力を感知することもできない、波動を視ることもできない。魔法を使って身を隠し、魔力の気流に乗って逃げる角兎など討伐するどころか見つけ出すことすら困難な種――の、はずだった。
「お、お前……魔法が使えないんじゃ……?」
任務に向かって30分。
ライドンが5匹の角兎を持ってジンの元に戻った時。
「うん。やっぱり魔法を使えないと不便で大変だなって改めて実感したよ。ぼくもまだまだ修行が足りない。リース師匠に、少しでも近付くために。もっと、もっと頑張らないと――」
そんな彼の目の前には、角兎《ホーンラビット》の討伐体が数十体も積み上げられていた。
「これで、50体目っ!」
魔法の出力や魔力の波動を密に感じ取ることができ、無駄な動きも一切せず、華麗に剣を振るうジン。
その姿は、魔法を雑に使う者より遙かに美しい剣技だった。
「……もしかして、とんでもねぇ奴と組んじまったのか、俺は……?」
街一番の土属性魔法使いを自負していたライドンにとって、ジンとの出会いは衝撃的なものとなっていた。
魔法の詠唱と共に青年の持つ剣は光り輝き、迫り来る魔獣を一振りの元斬り伏せた。
「ギャォォォォォォォ……ォォ……ッン……」
青年の倍ほどの体躯を持った竜が真っ二つに割れる。
斬り伏せられた傷口から、それはさらさらと黒い粒子を巻き上げながら消滅していく。
Aランク魔獣――金狼竜ゴルドラス。近年その生息域を急速に広げる邪竜の一種だ。本来ならば人間界に現れることはなく、森の洞窟の最奥などに住んでいるはずの竜だったのだが――。
「こんな農村の真ん中に出てくるような魔獣でもないはずなのにな。本当にリース師匠の言ってた通り、魔族の復活が近いのかな……?」
剣を納めて振り返れば、彼の新たな仲間たちが手を振っている。
「ジンさん! こちらの魔獣は全て指示通り殲滅致しました~……ってお怪我、お怪我ですか!? あわわわ、ここに来るまでに回復薬の全部を溢しちゃって手持ちがありません……! ほ、包帯! 包帯なら!」
ジンと呼ばれた青年の側で怪我の様子に、慌ただしさを隠せない少女。そして――
「こっちの残党は俺とヴリトラで片付けておいたぜ。お前んとこの怪我はラハブ様に治してもらうといい。な、ラハブ様」
「……木の実があるなら治してあげてもいいよ」
「あ、相変わらず足元見てくるな……。じゃぁヴリトラか? 何とかなんねぇかな、回復薬ないんだってよ」
『ぬ? 炙って治すのは得意なのだ』
「ウチの人外種はどうしていつもこうなんだ!? 俺らパーティーなんだよな!?」
その後方にはぎゃぁぎゃぁと騒がしい青年、エルフ族にスモールサイズのドラゴンの賑やか3人組が控えていた。
「大丈夫だよ、ライドン。これくらいの傷ならそのうち治るから。それよりも次の場所に行こう。ぼく達レベルでも役に立つことはあるはずだ。えぇと――?」
「ったく……。次の要請は魔族領域との境界部、ククレ城塞だ。今まさにかつて無いほどに魔獣が多発してるらしい。領主のガリウス様を陣頭に食い止めているが、1週間持つか持たないか……。出先のウチに領主様直々に依頼が来るほどだ。相当切羽詰まってるんだろう」
「分かった、ありがとうライドン。ぼく以外に怪我がなくて何よりだ。ククレ城塞は、リース師匠もずいぶんお世話になっているところだしね。すぐに行こう」
「相変わらずウチのリーダーはせっかちだな。とはいえ、結成から2年でAランクパーティーになれたのもそのおかげだ。着いてくぜ、ジン。お前はやる時はやる男だって知ってるからな」
土属性魔法使い、ライドン・オルタ。
冒険者パーティー《希望の旅人》結成の最古参でもあり、この2年間でジンと共に死線をくぐり抜けてきた男だ。
出会いはジンがとある任務を受けようとした時のことだ。
――あいにく、一人ではギルドの任務を受けることは出来ません。
――なぬ!? 我は一人分とは認めてもらえんのだ!?
――大変申し訳ありませんが、ペット様は頭数には入らない規則です。それに魔法を使えないともなると、特に……。
ジンはギルドの中でも最下層任務に位置するFランクの任務――角兎の討伐任務を一人(と一匹?)でこなそうとしていた。
肩周りでパタパタと跳ね回る小さな龍族も、ギルドには認められていないようだった。
『キシャァ!』と小さく威嚇する龍族だが取り合ってもらえる気配もない。
その側でヒソヒソと彼らを見て呟く者達も多くいた。
「あいつ、確か《クロセナール》の荷物持ちだった奴じゃ? 噂じゃ見殺しにされたって話だったのに生きてたのか。森の最奥に置いてかれたろうに、運が強かったんだな」
「《クロセナール》? あぁ、身内殺しがバレて冒険者ギルド永久追放処分されたあのバカなパーティーか。それだとあいつは――」
「可哀想とは思うが、さすがに魔法使えない奴を抱える余裕はねぇな……」
冒険者ギルドは噂回りが非常に早い。
ジンが魔法を使えないことは既に周知されているからか、彼を誘って任務に行こうとする者は誰一人としていなかった。
ギルドでの任務受注は、単身で受けることは出来ずに基本的に2人以上から受注が可能になる。
そんな彼の元に一人の青年が現れる。
――よう、ちょうど俺も一人なんだ。良ければパーティー組まねぇか? 角兎《ホーンラビット》なら魔法が使えなくてもなんとかなるだろう。なんなら俺が全部倒してやるよ。お前はついてきてくれるだけで大丈夫だからさ。
土属性を使わせると街一番だった自負を肩に、田舎町から一人で出てきたばかりだったライドンが、一人で任務を受けられずに苦心していたジンを誘うのに迷いはなかった。
誰か適当な奴とでもパーティーを組んで任務を数多くこなしていけばいい。
自身の土属性魔法を駆使して闘えば誰にも負けたことはない。
有名になるために上京してきたのだから、自分が一番目立てれば問題ない。
そう、気軽に声をかけたつもりだった。
しかしものの数時間でライドンの認識は変わることになる。
ジン・フリッツという男は魔法が使えない。
魔法を使えないということは、魔力を感知することもできない、波動を視ることもできない。魔法を使って身を隠し、魔力の気流に乗って逃げる角兎など討伐するどころか見つけ出すことすら困難な種――の、はずだった。
「お、お前……魔法が使えないんじゃ……?」
任務に向かって30分。
ライドンが5匹の角兎を持ってジンの元に戻った時。
「うん。やっぱり魔法を使えないと不便で大変だなって改めて実感したよ。ぼくもまだまだ修行が足りない。リース師匠に、少しでも近付くために。もっと、もっと頑張らないと――」
そんな彼の目の前には、角兎《ホーンラビット》の討伐体が数十体も積み上げられていた。
「これで、50体目っ!」
魔法の出力や魔力の波動を密に感じ取ることができ、無駄な動きも一切せず、華麗に剣を振るうジン。
その姿は、魔法を雑に使う者より遙かに美しい剣技だった。
「……もしかして、とんでもねぇ奴と組んじまったのか、俺は……?」
街一番の土属性魔法使いを自負していたライドンにとって、ジンとの出会いは衝撃的なものとなっていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる