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1.精霊契約
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「死ぬまでに一回くらい、女のおっぱい揉んでみたかった人生だったなぁ」
所属させてもらっていたパーティーにも見捨てられ、俺――ラクトロード・アヴローラは今ダンジョンの奥底で死を迎えようとしている。
ダンジョンの天井を見上げるようにして倒れる俺の周りにはCランク魔獣筋肉狼の群れ。
魔法は元からほとんど使えないし、剣も折れた。
戦う力も残ってない。俺に待つのは魔獣の餌になる運命だけだ。
どうしてこんなことになったんだ――。
田舎を出る時、心配そうだった父ちゃんと母ちゃん、元気かなぁ……。
『身体にゃじゅうぶん気ぃつけぇな~! いつでも帰ってきてええけんな~!! 精霊ちゃんと、仲良くするんで! 綺麗な嫁さんもらって帰ってきんさいね!』
『男なら、一発でけぇ夢叶えてくんだぞ! ワシん息子じゃ、信じとるけぇの!!』
『見とってな父ちゃん、母ちゃん! 俺、ここまで名前届けるけぇ!!!!』
そんな啖呵と剣一本、そして《精霊術師》という珍しい職業適性を手に俺は田舎を出てきた。
都会に出て有名になって、たくさんの女の子たちとウハウハ生活を送ることを夢に見てたあの頃の俺に教えてやりたいもんだ。
現実はこんなにも無情なんだってことを。
――《精霊術師》なんて、クソの役にも立たなかったってことを。
「ガルルルルル……ッ。グルルルルル……ウォゥッ! オヴッ」
「ガルルルルルッ!! ァオオォォォォォンッッ!!」
筋肉狼は今にも俺に飛びかかってきそうな勢いだ。
こうなりゃイタチの最後っ屁だ……。
俺は手を翳し、空に向かって告げる。
いくつかの書物には、まゆつばの精霊と契約するためにはこうするといいって書いてあったんだ。
「《精霊契約》――この際何でもいい。何でもいいから契約しようぜ。っははは」
もうヤケクソだ。
人生で一回だけでも、精霊術師として生きた証が欲しかった。
手の平がぽわっと光る。ここまで出ただけでも初めてだった。
だけど、それだけだった。
でも、なーんにも起こらない。
人は15歳になれば、教会で神からの訓示を受ける。
《剣士》、《魔法術師》、《賢者》に《聖女》に《魔剣士》に。
様々な訓示があるなかで、俺はというと《精霊術師》というものを受け取った。
過去にも例はないどころか、精霊って何だったのかさえ分からず終いだった。
お伽噺に出てくるような、ポッと光るだけの鬼火でも、そよ風吹かす小さな風精霊でも何でも良かったんだけどな。
ただでさえない魔法力を使ったせいで、一気に身体から力が抜けた。
視界が暗くなっていく。
ダンッ!!
『ガルルルルァァァァァァァッッ!!』
筋肉狼は一斉に地を蹴った。
「わり、母さん、父さん。綺麗な嫁さんも、男の夢も……無理だったわ……」
全てを諦めて手を下ろしかけた――その時だった。
『あらあら。精霊術師なんて何千年ぶりかしら。ここまで連れてきてくれてありがとう、あなた達もこの子のことが心配だったのね』
視界に映り込んだ、翡翠色のポニーテール。
そしてその周りをふわふわと飛び回る、羽の生えた小人たち。
風に乗ってふわりと甘い香りが鼻腔をくすぐった。
こんな深いダンジョンに、誰だ……?
『風の下位精霊。あなた達は一帯に風の膜を張って。さて、この好機。見過ごすわけにはいかないわ。聞こえる? 聞こえてるなら目配せで良いわ。返事をちょうだい』
ぽよよんと、俺の前にたわわなおっぱいが露わになった。
露出の多い緑系の服を着た美女が、俺の前をふわふわと浮いている。
「これは……夢?」
最後の最後で好みドストライクのお姉様系美女に会えた。
もう思い残すことはない。夢なら一生醒めてくれるなよな……。
美女は念入りに俺の顔を覗き込みながら、頷いた。
『まだ行けるわ。魔法力もほとんど使われていない。いえ……押さえ込まれてるのかしら? 人類も小賢しいことを考えるものね。あえて私たちと契約出来ないように仕組むなんて』
美女の細く白い指が、俺の鼻にツンと触れた――気がした。
感覚が無いのだ。
やっぱり、夢なんだろうな。
美女は続ける。
『あなたはまだ生きていたい?』
変なことを聞くな。
そうだなぁ……。
俺の視線は美女の胸に行っていた。
俺の人生、酷いもんだった。女っ気もなければ、いくら努力しても何一つ役立てることは無かった。
でも――。
目の前の美女が目覚めてもそこにいてくれるのだとしたら、今まで見てきたなかで一番綺麗なこのおっぱいを存分に揉めるなら、まだ生きてたいかもなぁ。
『ふふっ。変なことを考える子もいたものね。いいわ。いくらでも好きなようにさせてあげる』
――今、何と……ッ!?
『胸を揉ませてあげるくらいで精霊術師が手に入るのなら安いものよ。風の精霊たちもこのままじゃ結界を保てないわ。あなた、名前は?』
「ら、ラクトロード……アヴローラ……」
『良い名前ね。ラクト。剣を持って、私に続いて』
動けぬ身体に鞭を打って、俺は折れた剣を握りしめた。
っははっ……。夢ならどうか、醒めてくれるなよ……ッ!!
『我、ラクトロード・アヴローラは《暴風の超常精霊》シーファ・アイオロスとの精霊契約を締結する。《暴風》の魔法力・開放。そして行使の許可を認証せよ』
美女――シーファが唱える呪文をそのまま俺は反芻した。
手を掲げると、手の平が光る。
ダンジョンを全て覆い尽くすような淡い翡翠色が場を支配した。
シーファの髪色と全く同じ色だった。
見惚れていると、シーファの手が俺の手に触れる。
細くて、白くて、ほんのり温かい。
それでいて、ひんやりとした『力』が一気に流れ込んできた。
ドクン。
身体へと一気に脈打つ鼓動。
シーファは倒れた俺に言い放つ。
『私と――《暴風の超常精霊》と契約したんだから、生半可な力だったら許さないんだから』
身体に力が漲ってくる。
折れた剣の先から、魔法力の塊で出来た刀身が勝手に出来上がっていく。
今まで人生で一度たりとも使えたことが無かった、魔法ってやつだ。
『行きなさい、ラクト』
ダンジョンの奥底で死にかけた。
美女が来た。
よく分かんない契約と共に力が漲ってきた。
目の前にはやっぱり美女がいた。
「……よく分かんねぇけど……ッ!」
あぁ、本当に何が起こってるのか一つたりとも分かんねぇ。
「これが夢じゃないなら、絶対絶対醒めてくれるなよッ!!!」
これは女のおっぱいが揉みたかっただけの無能精霊術師だった俺が、驚くほどたくさんのおっぱいと触れあっていくような夢物語の始まりだったんだ。
所属させてもらっていたパーティーにも見捨てられ、俺――ラクトロード・アヴローラは今ダンジョンの奥底で死を迎えようとしている。
ダンジョンの天井を見上げるようにして倒れる俺の周りにはCランク魔獣筋肉狼の群れ。
魔法は元からほとんど使えないし、剣も折れた。
戦う力も残ってない。俺に待つのは魔獣の餌になる運命だけだ。
どうしてこんなことになったんだ――。
田舎を出る時、心配そうだった父ちゃんと母ちゃん、元気かなぁ……。
『身体にゃじゅうぶん気ぃつけぇな~! いつでも帰ってきてええけんな~!! 精霊ちゃんと、仲良くするんで! 綺麗な嫁さんもらって帰ってきんさいね!』
『男なら、一発でけぇ夢叶えてくんだぞ! ワシん息子じゃ、信じとるけぇの!!』
『見とってな父ちゃん、母ちゃん! 俺、ここまで名前届けるけぇ!!!!』
そんな啖呵と剣一本、そして《精霊術師》という珍しい職業適性を手に俺は田舎を出てきた。
都会に出て有名になって、たくさんの女の子たちとウハウハ生活を送ることを夢に見てたあの頃の俺に教えてやりたいもんだ。
現実はこんなにも無情なんだってことを。
――《精霊術師》なんて、クソの役にも立たなかったってことを。
「ガルルルルル……ッ。グルルルルル……ウォゥッ! オヴッ」
「ガルルルルルッ!! ァオオォォォォォンッッ!!」
筋肉狼は今にも俺に飛びかかってきそうな勢いだ。
こうなりゃイタチの最後っ屁だ……。
俺は手を翳し、空に向かって告げる。
いくつかの書物には、まゆつばの精霊と契約するためにはこうするといいって書いてあったんだ。
「《精霊契約》――この際何でもいい。何でもいいから契約しようぜ。っははは」
もうヤケクソだ。
人生で一回だけでも、精霊術師として生きた証が欲しかった。
手の平がぽわっと光る。ここまで出ただけでも初めてだった。
だけど、それだけだった。
でも、なーんにも起こらない。
人は15歳になれば、教会で神からの訓示を受ける。
《剣士》、《魔法術師》、《賢者》に《聖女》に《魔剣士》に。
様々な訓示があるなかで、俺はというと《精霊術師》というものを受け取った。
過去にも例はないどころか、精霊って何だったのかさえ分からず終いだった。
お伽噺に出てくるような、ポッと光るだけの鬼火でも、そよ風吹かす小さな風精霊でも何でも良かったんだけどな。
ただでさえない魔法力を使ったせいで、一気に身体から力が抜けた。
視界が暗くなっていく。
ダンッ!!
『ガルルルルァァァァァァァッッ!!』
筋肉狼は一斉に地を蹴った。
「わり、母さん、父さん。綺麗な嫁さんも、男の夢も……無理だったわ……」
全てを諦めて手を下ろしかけた――その時だった。
『あらあら。精霊術師なんて何千年ぶりかしら。ここまで連れてきてくれてありがとう、あなた達もこの子のことが心配だったのね』
視界に映り込んだ、翡翠色のポニーテール。
そしてその周りをふわふわと飛び回る、羽の生えた小人たち。
風に乗ってふわりと甘い香りが鼻腔をくすぐった。
こんな深いダンジョンに、誰だ……?
『風の下位精霊。あなた達は一帯に風の膜を張って。さて、この好機。見過ごすわけにはいかないわ。聞こえる? 聞こえてるなら目配せで良いわ。返事をちょうだい』
ぽよよんと、俺の前にたわわなおっぱいが露わになった。
露出の多い緑系の服を着た美女が、俺の前をふわふわと浮いている。
「これは……夢?」
最後の最後で好みドストライクのお姉様系美女に会えた。
もう思い残すことはない。夢なら一生醒めてくれるなよな……。
美女は念入りに俺の顔を覗き込みながら、頷いた。
『まだ行けるわ。魔法力もほとんど使われていない。いえ……押さえ込まれてるのかしら? 人類も小賢しいことを考えるものね。あえて私たちと契約出来ないように仕組むなんて』
美女の細く白い指が、俺の鼻にツンと触れた――気がした。
感覚が無いのだ。
やっぱり、夢なんだろうな。
美女は続ける。
『あなたはまだ生きていたい?』
変なことを聞くな。
そうだなぁ……。
俺の視線は美女の胸に行っていた。
俺の人生、酷いもんだった。女っ気もなければ、いくら努力しても何一つ役立てることは無かった。
でも――。
目の前の美女が目覚めてもそこにいてくれるのだとしたら、今まで見てきたなかで一番綺麗なこのおっぱいを存分に揉めるなら、まだ生きてたいかもなぁ。
『ふふっ。変なことを考える子もいたものね。いいわ。いくらでも好きなようにさせてあげる』
――今、何と……ッ!?
『胸を揉ませてあげるくらいで精霊術師が手に入るのなら安いものよ。風の精霊たちもこのままじゃ結界を保てないわ。あなた、名前は?』
「ら、ラクトロード……アヴローラ……」
『良い名前ね。ラクト。剣を持って、私に続いて』
動けぬ身体に鞭を打って、俺は折れた剣を握りしめた。
っははっ……。夢ならどうか、醒めてくれるなよ……ッ!!
『我、ラクトロード・アヴローラは《暴風の超常精霊》シーファ・アイオロスとの精霊契約を締結する。《暴風》の魔法力・開放。そして行使の許可を認証せよ』
美女――シーファが唱える呪文をそのまま俺は反芻した。
手を掲げると、手の平が光る。
ダンジョンを全て覆い尽くすような淡い翡翠色が場を支配した。
シーファの髪色と全く同じ色だった。
見惚れていると、シーファの手が俺の手に触れる。
細くて、白くて、ほんのり温かい。
それでいて、ひんやりとした『力』が一気に流れ込んできた。
ドクン。
身体へと一気に脈打つ鼓動。
シーファは倒れた俺に言い放つ。
『私と――《暴風の超常精霊》と契約したんだから、生半可な力だったら許さないんだから』
身体に力が漲ってくる。
折れた剣の先から、魔法力の塊で出来た刀身が勝手に出来上がっていく。
今まで人生で一度たりとも使えたことが無かった、魔法ってやつだ。
『行きなさい、ラクト』
ダンジョンの奥底で死にかけた。
美女が来た。
よく分かんない契約と共に力が漲ってきた。
目の前にはやっぱり美女がいた。
「……よく分かんねぇけど……ッ!」
あぁ、本当に何が起こってるのか一つたりとも分かんねぇ。
「これが夢じゃないなら、絶対絶対醒めてくれるなよッ!!!」
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