起きたら草原…女性がいない世界ってマジですか!?

天音の柊

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かき氷を作ろうー!2

「ぴぎゃ、!?」

だから、俺がついびっくりしてカインくんの後ろに隠れてしまうことはしょうがないと思うんだ。

「あ、…。レイ様!申し訳ありません!」

いや、大丈夫だけど、びっくりしただけで。確かに潰してって言った。けど、まさか手で握りつぶすとは思わないじゃん?

握りつぶしたから、汁が床に滴ってる。

そうそう、それだよ。その汁を氷にかけて欲しいんだって…。


「レイ様、しぼるとは、?」

料理人さんが聞いてきた。答えようとしたが、その瞬間にカインくんが俺を抱っこした。

なぜ?

「レイ様、大丈夫ですか?」
「あ、らいじょぶ、」

カインくんに抱っこされたまま説明した。

「つまり、あながち間違いじゃなかったんですね!」

料理人さんが言ってるけど、びっくりしたなあ、…。あれは…

そんな話をしていると、料理人さんたちが作ってくれた。

おおおおー!

その間も俺はカインくんに抱っこされていた。

【幼子!取ってきたぞえ】

ん?

あ!それ最初にレギンたちに貰った林檎みたいな果物ー!
美味しいやつー!

【これは、緑の王からしか貰えない王の果実じゃ】

え、なにそのすごそうなの…
俺そんなの食べてたの?

【これはの、食べれば体力回復など、色々効果があるんじゃ】

そうなんだ…

でも……

「レイ様ー!こんな感じですねー!」

もう出来ちゃったんだよね…

【少し遅かったようじゃの】

あ、え、でも!ルナありがとう!!

【取り敢えずこれは妾が持っとるぞい】

分かった~!

「では、レイ様」

カインくんがスプーンで掬って俺に食べさせてくれた。

「ちゅめたぁ~い」

そうこれこれ!!!

「大丈夫ですか、!?」

カインくんに驚かれた。

え、そんなにびっくりされる…?

そういう感覚って、この世界にはなかったのかな?

「らいじょーぶだよー!おいちー!」

そのままシャクシャク食べてゆく。

てか3分の1くらい食べ進めて思ったけど、これみんなにもあげたほうがいいよね…?
というか、俺お礼言ってなくない!!?

食べ進める手を止めた俺を不思議に思ったのか、カインくんが心配そうな顔でこちらを見てくる。

カインくん……。申し訳ない…。

「あにょ、こりぇ…」

みんな、はてなマークを顔に浮かべてる。

「ありあとごじゃいましゅです。それと、」

俺がそう言っただけで、みんなすごい笑顔。なんで?

取り敢えず、みんなで分けたほうが美味しいし、俺そもそもこんな食べれないし…

「りょーりにんしゃん」
「はい、何でしょうか?」
「あーん」

その瞬間、料理人さんの顔が真っ赤になってボフンッと音がした。いや、爆発した?
え、大丈夫……?




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