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第97話 新学期の落とし穴
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―――イベント盛りだくさんだった夏が終わり、あっという間に秋がやってきた。
ということで!
夏休みもおわったので、また学園生活のはじまりだ!
…ところでみなさん、
お気づきだろうか?
わたしがちっっっっっとも
魔法を使っていないことに。
お忘れだったかもしれませんが、
一応この世界には魔法があるんですよ。
わたしが全然使っていないだけで。
ついでに魔物もいるんですよ。
わたしが出会っていないだけで。
しかし……
いままで健康生活と美活と料理に情熱を注ぎこみ、魔法の練習をしてこなかったわたしは、とうとう痛い目を見る時がやってきた。
そう。
今学期から魔法の実習がはじまったのだ。
―――ジョボボボボ…ジョボ…
「おまえ…魔力量少なすぎだろ…」
「ニ、ニコル様…わ、わたくしも協力いたしますわ。」
魔法の実習に入る前にレベル分けをするため、みんな樽に水を入れて魔力量テストをしているところなのだが。
嘘だろう…
転生したての頃と何ら変わっちゃいない…!
コップ1杯分しか水が出ないではないか!
目の前の殿下もライラ様も、
わたしの魔力量を目の当たりにして
さすがにドン引きしていた。
『なぜ……?健康にもなったし成長をしたら自然と魔力量も上がると思っていたのだけど。もしかして日常的に使わないと意味無いというのか?』
ふと周りを見ていると、
みんな樽1杯分は余裕で水を注いでいる。
ライラ様は樽1.5杯分だし、
殿下に至っては、樽10杯分の水を平然と満タンにしていた。(王族はレベチかもしれない)
「勉強はできるのに、なんで魔法はほとんど使えないんだよ…というか、魔法を使わずにどうやっていままで生きてきたんだよ。」
殿下はほとほと呆れた様子だが、
わたしだって言いたいことがある。
『こっちは魔法がない世界から来てるんでねぇ!しかも周りに魔法使える人がいるから自分が使う機会がなかったんだよお!』
まぁそんな事を言えるわけもないので…
これからは魔法の特訓もしなければいけないようだ。
ライラ様は大層哀れんだ目でわたしを見つめ、優しく背中を撫でてくれた。
―――え、そんなにかい?
ということで!
夏休みもおわったので、また学園生活のはじまりだ!
…ところでみなさん、
お気づきだろうか?
わたしがちっっっっっとも
魔法を使っていないことに。
お忘れだったかもしれませんが、
一応この世界には魔法があるんですよ。
わたしが全然使っていないだけで。
ついでに魔物もいるんですよ。
わたしが出会っていないだけで。
しかし……
いままで健康生活と美活と料理に情熱を注ぎこみ、魔法の練習をしてこなかったわたしは、とうとう痛い目を見る時がやってきた。
そう。
今学期から魔法の実習がはじまったのだ。
―――ジョボボボボ…ジョボ…
「おまえ…魔力量少なすぎだろ…」
「ニ、ニコル様…わ、わたくしも協力いたしますわ。」
魔法の実習に入る前にレベル分けをするため、みんな樽に水を入れて魔力量テストをしているところなのだが。
嘘だろう…
転生したての頃と何ら変わっちゃいない…!
コップ1杯分しか水が出ないではないか!
目の前の殿下もライラ様も、
わたしの魔力量を目の当たりにして
さすがにドン引きしていた。
『なぜ……?健康にもなったし成長をしたら自然と魔力量も上がると思っていたのだけど。もしかして日常的に使わないと意味無いというのか?』
ふと周りを見ていると、
みんな樽1杯分は余裕で水を注いでいる。
ライラ様は樽1.5杯分だし、
殿下に至っては、樽10杯分の水を平然と満タンにしていた。(王族はレベチかもしれない)
「勉強はできるのに、なんで魔法はほとんど使えないんだよ…というか、魔法を使わずにどうやっていままで生きてきたんだよ。」
殿下はほとほと呆れた様子だが、
わたしだって言いたいことがある。
『こっちは魔法がない世界から来てるんでねぇ!しかも周りに魔法使える人がいるから自分が使う機会がなかったんだよお!』
まぁそんな事を言えるわけもないので…
これからは魔法の特訓もしなければいけないようだ。
ライラ様は大層哀れんだ目でわたしを見つめ、優しく背中を撫でてくれた。
―――え、そんなにかい?
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