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第137話 はじめての家族旅行
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―――誕生日から数日が経ち…
夏休みも残り10日となった頃。
「みんな、忘れ物は無いな?楽しむ準備はできてるか?」
「「「はい!!」」」
お父様の問いかけに元気よく答えたお母様とお兄様とわたしは、浮き足立つような気持ちで馬車に乗り込んだ。
―――ということで、
まずは何があったのかを話そう。
それは先日のわたしの誕生日のことである。
なんと今年の両親からの誕生日プレゼントは
『旅行』だったのだ!
そんなこんなで現在、
この国のリゾート地"グリタ島"に所有しているワトソン伯爵家の別荘へと向かっているというわけです。
いつか遠く知らない地を見てみたい、
旅行をしてみたいと思っていたわたしは、
嬉しくておもわず令嬢であることを忘れ
飛び跳ねて喜んでしまったっけ…
(ちなみにこの別荘、
お父様とお母様がハネムーンの記念に建てたんですってよ!キャッ!)
別荘で過ごすのは3日間。
割と長距離なので、行き帰りの移動は2日間ずつかかる。(途中、宿に1泊予定)
こんなに遠出するのも、長い間屋敷を離れるのもはじめてのことだ。
健康になってから出来ることも行ける範囲も確実に広がっている…
健康バンザイ!お父様お母様バンザイ!
―――そういえばこのグリタ島。
リゾート地と言うだけあって、青い海、白い砂浜、美しい景色が人気なようだけど…
『日本でいうと沖縄みたいな所なのかな…?
早く見たいな~楽しみだな~!』
お兄様は小さい頃に行ったことがあるそうだけど2歳くらいの時で覚えてないみたいだし、わたしはもちろん今回初めて訪れる。
生まれた時から体が弱かったわたしのために
長年旅行に行けていなかったお父様とお母様もルンルンしている。
『多額の借金をしながら、わたしをおいて旅行贅沢三昧だった前世の両親よ、見ているか……?』
おっとイケナイ。
ついつい思い出してしまった。
楽しい旅路の途中なのだから、今に集中しなくては!
……とはいえ、
今回の旅でひとつだけ残念なことがある。
この世界、水着がないのだ…!
もし海水浴をするならば、昔の体操服みたいな真っ白のタンクトップと短パンという
信じられないほどナウくない格好をしなければならない。
正直わたしは別にいいのだが…
『お父様とお兄様のスラリとバランスの良い程よく鍛えられたスタイルと、
お母様のボンキュッボンなセクシーボディを拝んでみたかった…!』
それだけが悔やまれる。
でもまぁ、
この世界では露出が激しいものは禁止だし。
そうそう、逆に珍しいじゃないか。
美男美女の白いタンクトップと短パン姿を拝めるなんて。
ミスマッチすぎて面白いに違いない。
夏休みも残り10日となった頃。
「みんな、忘れ物は無いな?楽しむ準備はできてるか?」
「「「はい!!」」」
お父様の問いかけに元気よく答えたお母様とお兄様とわたしは、浮き足立つような気持ちで馬車に乗り込んだ。
―――ということで、
まずは何があったのかを話そう。
それは先日のわたしの誕生日のことである。
なんと今年の両親からの誕生日プレゼントは
『旅行』だったのだ!
そんなこんなで現在、
この国のリゾート地"グリタ島"に所有しているワトソン伯爵家の別荘へと向かっているというわけです。
いつか遠く知らない地を見てみたい、
旅行をしてみたいと思っていたわたしは、
嬉しくておもわず令嬢であることを忘れ
飛び跳ねて喜んでしまったっけ…
(ちなみにこの別荘、
お父様とお母様がハネムーンの記念に建てたんですってよ!キャッ!)
別荘で過ごすのは3日間。
割と長距離なので、行き帰りの移動は2日間ずつかかる。(途中、宿に1泊予定)
こんなに遠出するのも、長い間屋敷を離れるのもはじめてのことだ。
健康になってから出来ることも行ける範囲も確実に広がっている…
健康バンザイ!お父様お母様バンザイ!
―――そういえばこのグリタ島。
リゾート地と言うだけあって、青い海、白い砂浜、美しい景色が人気なようだけど…
『日本でいうと沖縄みたいな所なのかな…?
早く見たいな~楽しみだな~!』
お兄様は小さい頃に行ったことがあるそうだけど2歳くらいの時で覚えてないみたいだし、わたしはもちろん今回初めて訪れる。
生まれた時から体が弱かったわたしのために
長年旅行に行けていなかったお父様とお母様もルンルンしている。
『多額の借金をしながら、わたしをおいて旅行贅沢三昧だった前世の両親よ、見ているか……?』
おっとイケナイ。
ついつい思い出してしまった。
楽しい旅路の途中なのだから、今に集中しなくては!
……とはいえ、
今回の旅でひとつだけ残念なことがある。
この世界、水着がないのだ…!
もし海水浴をするならば、昔の体操服みたいな真っ白のタンクトップと短パンという
信じられないほどナウくない格好をしなければならない。
正直わたしは別にいいのだが…
『お父様とお兄様のスラリとバランスの良い程よく鍛えられたスタイルと、
お母様のボンキュッボンなセクシーボディを拝んでみたかった…!』
それだけが悔やまれる。
でもまぁ、
この世界では露出が激しいものは禁止だし。
そうそう、逆に珍しいじゃないか。
美男美女の白いタンクトップと短パン姿を拝めるなんて。
ミスマッチすぎて面白いに違いない。
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