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第171話 天才現る 2
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『うーーーん…空間複写機… 水晶?保存板…
まって、そもそも空間複写機って何だ?
わたしに関係するもの…お菓子作りの道具とか?』
…どうしよう、わからない!
わたしがしばらく唸っていると、
オリバー様は少し不満をこめたように
ほっぺたを膨らませてから話し始めた。
「もう…忘れたの?ニコル嬢が、もっと写真を撮りたいって…言ってたじゃない。兄君の卒業式のとき。手のひらサイズの、写真が撮れて保存ができる板…携帯版カメラ?が欲しいって言ってた。いつものお礼に、作ろうと思ってたのに。」
―――…あぁ!
なるほどこれはスマホに似た携帯版カメラを作るのに必要な道具ということか!
たしかにあの時、スマホがあればいいのにと思って、それに近いもののイメージを伝えた気がする。
えーっとつまり…
あの時の独り言のようなわたしのあの発言を、覚えてくれてたってことだよね?
オリバー様は、ひとりでスッキリしたような顔をしているわたしを「むっ…」とばかりにひと睨みする。
『ごめんなさい…いろいろ本っ当に申し訳ないけど…ひとまずかわいすぎます。』
見てくださいよあの尖らせた口先を!
プク顔を…!
きっとオリバー様なりに、
「お礼は何がいいかな?これをあげたら喜ぶかな?」と一生懸命考えたに違いない。
すぐに関連性に気づけず申し訳なかったけど、
なんなんですかこの尊い生き物は……
―――まぁ、とにもかくにも、
何かしらリアクションせねばならないし
とても気になることが1点ある。
「すみません!忘れたわけでは!これらの魔道具を見たのが初めててすぐにピンと来ず…
あの時のこと、覚えててくださって嬉しい限りです!そういえば念の為確認なのですが、"作る"と仰られましたか…?」
そうそう、聞きたかったのはここである。
だってスマホのような携帯型のカメラなんて
この世にはまだないからだ。
「うん…僕こういうの…得意だから。思いつかなかったけど…ニコル嬢が言ってたやつ、面白いし実現できると思う。」
オリバー様は、"余裕ですけど?"というように真顔でそう言うと、また魔道具に目を戻した。
て、天才……!
天才超えてるよこの人ぉ!
そんな軽々しく言えるレベルの代物じゃないでしょう!
「あ、あの…ありがとうございます!
しかしさすがに過分なのでいただく訳には…お礼だなんてして頂けるほどの事はしておりませんし、とても高価で希少なものになるでしょうし…」
正直めちゃくちゃ欲しいが、
これについては恐れ多すぎる事である。
「でも僕、作ってみたい。あ!そうだ。
上手に出来たら、あげる。ニコル嬢は身内しか使わないから…試作品てことにしたら…大丈夫だよね?」
この世界にはノーベル賞的なものはないのだろうか?
ここにいます、受賞者に相応しい人が!
オリバー様の魔法に関する情熱は並々ではない。特にこれに対しては強い意志を感じる…
このご厚意をこれ以上断るのも逆に失礼かな…
わたしは深々とカーテシーをすると
「大変光栄ですわ!とても楽しみにしています。」と答えることにした。
上手に出来たらあげるなんて…
オリバー様の事だから絶対に作れるに決まってるのに。
―――こうしてこの日は、
思わぬところで思わぬ展開を迎えた日となった。
まって、そもそも空間複写機って何だ?
わたしに関係するもの…お菓子作りの道具とか?』
…どうしよう、わからない!
わたしがしばらく唸っていると、
オリバー様は少し不満をこめたように
ほっぺたを膨らませてから話し始めた。
「もう…忘れたの?ニコル嬢が、もっと写真を撮りたいって…言ってたじゃない。兄君の卒業式のとき。手のひらサイズの、写真が撮れて保存ができる板…携帯版カメラ?が欲しいって言ってた。いつものお礼に、作ろうと思ってたのに。」
―――…あぁ!
なるほどこれはスマホに似た携帯版カメラを作るのに必要な道具ということか!
たしかにあの時、スマホがあればいいのにと思って、それに近いもののイメージを伝えた気がする。
えーっとつまり…
あの時の独り言のようなわたしのあの発言を、覚えてくれてたってことだよね?
オリバー様は、ひとりでスッキリしたような顔をしているわたしを「むっ…」とばかりにひと睨みする。
『ごめんなさい…いろいろ本っ当に申し訳ないけど…ひとまずかわいすぎます。』
見てくださいよあの尖らせた口先を!
プク顔を…!
きっとオリバー様なりに、
「お礼は何がいいかな?これをあげたら喜ぶかな?」と一生懸命考えたに違いない。
すぐに関連性に気づけず申し訳なかったけど、
なんなんですかこの尊い生き物は……
―――まぁ、とにもかくにも、
何かしらリアクションせねばならないし
とても気になることが1点ある。
「すみません!忘れたわけでは!これらの魔道具を見たのが初めててすぐにピンと来ず…
あの時のこと、覚えててくださって嬉しい限りです!そういえば念の為確認なのですが、"作る"と仰られましたか…?」
そうそう、聞きたかったのはここである。
だってスマホのような携帯型のカメラなんて
この世にはまだないからだ。
「うん…僕こういうの…得意だから。思いつかなかったけど…ニコル嬢が言ってたやつ、面白いし実現できると思う。」
オリバー様は、"余裕ですけど?"というように真顔でそう言うと、また魔道具に目を戻した。
て、天才……!
天才超えてるよこの人ぉ!
そんな軽々しく言えるレベルの代物じゃないでしょう!
「あ、あの…ありがとうございます!
しかしさすがに過分なのでいただく訳には…お礼だなんてして頂けるほどの事はしておりませんし、とても高価で希少なものになるでしょうし…」
正直めちゃくちゃ欲しいが、
これについては恐れ多すぎる事である。
「でも僕、作ってみたい。あ!そうだ。
上手に出来たら、あげる。ニコル嬢は身内しか使わないから…試作品てことにしたら…大丈夫だよね?」
この世界にはノーベル賞的なものはないのだろうか?
ここにいます、受賞者に相応しい人が!
オリバー様の魔法に関する情熱は並々ではない。特にこれに対しては強い意志を感じる…
このご厚意をこれ以上断るのも逆に失礼かな…
わたしは深々とカーテシーをすると
「大変光栄ですわ!とても楽しみにしています。」と答えることにした。
上手に出来たらあげるなんて…
オリバー様の事だから絶対に作れるに決まってるのに。
―――こうしてこの日は、
思わぬところで思わぬ展開を迎えた日となった。
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と、おばちゃんは思った○(^-^)
読んでくださってありがとうございます!
そして感想もとても嬉しいです!
ありがとうございます😭
ふふふっ(*´ 艸`)
わたしも大人目線でそう思います!
秘密にすることなんてないのに!
むしろ秘密にしてしまう方が、後々ややこしくなるというものですよね!
ティーンエイジャーとは
なかなか難しいですね(*´`)
もう、このご家族も家来衆もみんな可愛すぎるやろ〜!
風よりも疾く、産後の妻子のもとに駆けていきなはれ~!!
読んでくださるだけでなく
一緒に楽しんでくださってありがとうございます!😭✨
駆けていきなはれ~!で思わず吹いてしまいましたが、とっても嬉しい感想です( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
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