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雪の降る前に
4 才ある魔術師
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◇ ◇ ◇
やっぱりこういった場所は苦手だと、そうセディオスが重い息を吐いたのは、到着して数分後のことだった。
「嬉しい! 来てくれたのねセディオス!」
「ああ、招待ありがとう。それと、お誕生日おめでとう」
微笑みながら魔法で作った花束を差し出せば、目の前の少女はより一層嬉しそうに微笑んだ。そうしてセディオスの腕を掴むと、ぐいと引っ張る。
「こっちにきて。ご馳走がいっぱいあるの」
外観からして、庶民の家にしてはでかいなと思っていた彼女の屋敷は、内装もやはり豪華だった。
吹き抜けのアーチを抜け、客間らしい場所に通される。そこにはすでに十数名の少年少女がいて、めいめいに食事を楽しんでいた。
この日のために臨時で雇ったのだろうか。お仕着せ姿の使用人までいて、忙しそうに大皿料理を運んでくる。
(立食って……めちゃくちゃ金持ちじゃないか)
慣れない空気に若干の居心地の悪さを感じていると、隣で少女が笑った。
「ね、いろんな料理を用意したの。好きなもの食べていってね」
「うん、ありがとう」
セディオスは自分に集まる視線を無視して、未だ腕を離してくれない本日の主役を見下ろす。その胸元には銀色の首飾りが輝いていた。これがシェリーの言っていた例の呪具なのだろう。それは見たところ、全くの詐欺というわけでもなさそうだった。相応の魔力は宿っていたし、見た目もそう悪くはなくて──それに大体、これほどのお金持ちなのだ。いくらか多めにふんだくられたところで、彼女自身は痛くも痒くもないだろうと思えた。
ほっとくか。
セディオスは呪具のことは忘れて食事を楽しもうとテーブルに目を移す。そもそも、出席するつもりのなかったこのパーティーに足を運んだのは、ちょっとした土産をもらえるかもしれないと期待したからだった。
以前金持ちの屋敷で働いていた時も、こうした誕生会では持ち帰り用のケーキや菓子などが振る舞われていたから。
この頃シェリーは元気が少ない。おそらくは収入が減少したことが原因だろう。セディオスは、いつもすまなさそうに食事をとるシェリーが心配でならなかった。
気にすることないのに。
セディオスにとって食事はさほど重要なことではない。腹が膨れるなら、メニューは何だってよかった。幼い頃から貧乏にも空腹にも慣れていたし、今更シェリーが気にかける必要もないというのに。
でも、そろそろ俺も真剣に働かせてもらわないとな。
シェリーは「まだ子供だから」とセディオスが日銭稼ぎに出るのを許してくれなかった。今は遊んで勉強をして欲しいと何度も言われてセディオスは渋々それに従っていた。
だがしかし。
あの新しく出来た魔術師の店のせいで、シェリーの収入は激減してしまっていて、彼女ひとりなら十分なはずの生活費も、自分のせいで足りなくなっていた。
この服もそうだ。誕生日会に出るならきちんとした格好をした方がいいと、シェリーは言った。セディオスは彼女とはちょっと別の意味で同感していた。つまり──自分がみすぼらしい格好で人前に出れば、自分の保護人兼師匠であるシェリーがまともに生活を送らせていないと勘違いされるのじゃないかということだ。
セディオスはそれを危惧して、とりあえず見栄えが良くなるようにと衣服を整えた。(これも魔法で何とか出来れば良かったのだが、材料が足りなかった。)
その甲斐あってか、どうやらセディオスは今夜の出席者たちに認めてもらえたようだった。
主役である少女を筆頭に、次から次へと声をかけられた。
「聞いたよ。君、魔狼を倒したんだって?」
「何だっけ、ほらあの、森の魔女の弟子なんだろう」
「すごい! 魔術師の卵なんだ」
話したことのない──おそらく中流階級の──少年少女がセディオスを取り巻いた。
「本当に魔法を使えるの?」
「少しね」
聞かれた問いに答えれば、彼らは珍しそうに目を輝かせた。
それから予想通り「ここで見せてよ」と言われて、セディオスは得意の氷魔法を披露した。飲料水を借りて、それで鳥を作ってみせたのだ。少女たちが歓喜した。
と、とある少年が前に進み出る。
「すごく綺麗……! これ貰ってもいいかい?」
「いいけど。保存が難しいよ」
「うちには保冷呪具があるから問題ないよ」
そう言ってニコニコと笑った少年は、まんまるとふくよかな手で氷の鳥を受け取った。連れてきていた使用人を呼び寄せて、鳥を預ける。
「他には? ないの?」
「そうだなあ。じゃあ、次は炎でも……」
まるで見せ物だな、と心の中で唾を吐きながらもセディオスは気前よく魔法を魅せ続けた。これも宣伝だと言い聞かせていた。
それから小一時間後。誕生日会は、ようやくお開きとなった。
帰り支度をしていると、背後から声をかけられた。あの少女だった。別れの挨拶をし合う友人の間をすり抜け、少女は内緒話をするみたいに小さな声で言った。
「今日は本当にありがとう。あなたのおかげでとっても素敵な誕生日会になったわ」
「どういたしまして」
魔法を使い続けたせいだろうか、少し身体が重かった。けれど、これが最後だからと懸命に笑顔を浮かべる。使用人の善意で余った料理も分けてもらえたことだし──早く帰ってシェリーの喜ぶ顔を見たかった。
「それじゃ、俺はこれで」
と踵を返しかけたところで、袖をそっと掴まれた。セディオスは驚いて、少女を見下ろす。視界に入った少女の胸元では、あの首飾りが光っていた。
「なに?」
聞き返すと、少女は少し恥ずかしそうに俯いた。
「あのね、さっきの魔法。実は、私のお母さんとお父さんも見てて──あ、うちのお父さん、昔ちょっとだけ魔法を習ってたのね──それで、あなたはとても優秀な魔法使いに違いないって」
「それは……どうもありがとう」
「ううん。でもあなた、せっかくそんな実力があるのに────お師匠があの魔女さんなんでしょう? お父さんが、すごくもったいないって」
セディオスは笑顔を崩さなかった。
「先生のこと知ってるんだ」
「まあ、薬が足りない時にわけてもらったことがあるし……だから別に、あなたのお師匠さんのことを悪く言ってるわけじゃないのよ。ただあの魔女さんとあなたとじゃ、程度が違いすぎるって、父が」
「そう。心配してくれてどうもありがとう」
セディオスは言って、掴まれていた袖をさりげなく引いた。少女が残念そうに顔をあげる。会話は続いていた。
「……それでね、セディオスがもし良かったら、うちで面倒を見てもいいって、お父さんが」
セディオスは首を傾げる。もうほとんど、客人は帰ってしまっていた。
「それって、君のお父さんが俺の後見についてくれるってこと?」
「ええそう、そうなの。どうかしら」
「うん、悪いけどお断りするよ」
「え?」
断られるだなんて、微塵も思っていなかったのだろう。
少女は硬直して、目を瞬かせた。
「今、なんて」
「だから、断るって言ったんだよ。せっかく申し出てくれたのに悪いけど」
「! どうして? うちでだったらもっと充実した勉強ができるのよ? 王立の魔法学院にだってあなたなら飛び級で入れるはずだって、父も」
「興味ないんだ。ごめんね」
少女は困惑して、目の前の美しい少年を見上げた。
あの日、街道に出た魔狼をいとも簡単にやっつけてしまったこの少年に一目惚れしてから、少女はずっと彼に焦がれていた。夢に見るほどに。けれど、今目の前で微笑む少年はどこかそら恐ろしくて──そばで暖炉が爆ぜているというのに、寒気がした。
「セディオス?」
しかし少女は無知で、だから逆鱗に触れてしまう。
「……怒ってるの?」
セディオスの笑みが深くなった──ような気がした。乾いた声がした。
人は笑いながら怒ることができるのだと、少女はこの時初めて知った。
「自分の恩人を悪く言われて、怒らない人間はいないよね」
「っ……ご、ごめんなさい」
俯いた少女に、セディオスは怒りを堪えるように息を吸った。そうして、静かな声を紡ぐ。
「知らないから無理もないんだろうけど。さっき見せた魔法は全部、『程度の違う』先生から教わったものだよ。先生は、素晴らしい人だ。誰よりも」
少女は、ゆっくりと顔をあげる。
そこには困ったように強く眉を寄せたセディオスがいた。
「ごめん、誕生日に、こんな」
違う、と少女は首を振った。悪いのは、明らかに自分の方だった。よく知らない、ちゃんと話したこともない人を貶すような言い方をしてしまった。彼にとって大切な人であることに違いはないはずなのに。
「ううん。私の方こそ、本当にごめんなさい。嫌な言い方をしたわ」
「……わかってくれたらならいいよ。今度は君も、先生からまじないを買ってみたらいい。とても親身になってくれるから」
言ったセディオスに、少女は胸元の首飾りを握りしめた。
「ええ。新しく出来たお店のまじないは、効かないみたいだから」
セディオスが少し気の毒そうに笑った。そうして今度こそ、帰ってしまう。
少女は儚く散った恋に、深いため息を吐いた。そばで、片付けをしていた使用人が不思議そうな声をあげていた。
「あら? 誰か暖炉の火を消したの?」と。
やっぱりこういった場所は苦手だと、そうセディオスが重い息を吐いたのは、到着して数分後のことだった。
「嬉しい! 来てくれたのねセディオス!」
「ああ、招待ありがとう。それと、お誕生日おめでとう」
微笑みながら魔法で作った花束を差し出せば、目の前の少女はより一層嬉しそうに微笑んだ。そうしてセディオスの腕を掴むと、ぐいと引っ張る。
「こっちにきて。ご馳走がいっぱいあるの」
外観からして、庶民の家にしてはでかいなと思っていた彼女の屋敷は、内装もやはり豪華だった。
吹き抜けのアーチを抜け、客間らしい場所に通される。そこにはすでに十数名の少年少女がいて、めいめいに食事を楽しんでいた。
この日のために臨時で雇ったのだろうか。お仕着せ姿の使用人までいて、忙しそうに大皿料理を運んでくる。
(立食って……めちゃくちゃ金持ちじゃないか)
慣れない空気に若干の居心地の悪さを感じていると、隣で少女が笑った。
「ね、いろんな料理を用意したの。好きなもの食べていってね」
「うん、ありがとう」
セディオスは自分に集まる視線を無視して、未だ腕を離してくれない本日の主役を見下ろす。その胸元には銀色の首飾りが輝いていた。これがシェリーの言っていた例の呪具なのだろう。それは見たところ、全くの詐欺というわけでもなさそうだった。相応の魔力は宿っていたし、見た目もそう悪くはなくて──それに大体、これほどのお金持ちなのだ。いくらか多めにふんだくられたところで、彼女自身は痛くも痒くもないだろうと思えた。
ほっとくか。
セディオスは呪具のことは忘れて食事を楽しもうとテーブルに目を移す。そもそも、出席するつもりのなかったこのパーティーに足を運んだのは、ちょっとした土産をもらえるかもしれないと期待したからだった。
以前金持ちの屋敷で働いていた時も、こうした誕生会では持ち帰り用のケーキや菓子などが振る舞われていたから。
この頃シェリーは元気が少ない。おそらくは収入が減少したことが原因だろう。セディオスは、いつもすまなさそうに食事をとるシェリーが心配でならなかった。
気にすることないのに。
セディオスにとって食事はさほど重要なことではない。腹が膨れるなら、メニューは何だってよかった。幼い頃から貧乏にも空腹にも慣れていたし、今更シェリーが気にかける必要もないというのに。
でも、そろそろ俺も真剣に働かせてもらわないとな。
シェリーは「まだ子供だから」とセディオスが日銭稼ぎに出るのを許してくれなかった。今は遊んで勉強をして欲しいと何度も言われてセディオスは渋々それに従っていた。
だがしかし。
あの新しく出来た魔術師の店のせいで、シェリーの収入は激減してしまっていて、彼女ひとりなら十分なはずの生活費も、自分のせいで足りなくなっていた。
この服もそうだ。誕生日会に出るならきちんとした格好をした方がいいと、シェリーは言った。セディオスは彼女とはちょっと別の意味で同感していた。つまり──自分がみすぼらしい格好で人前に出れば、自分の保護人兼師匠であるシェリーがまともに生活を送らせていないと勘違いされるのじゃないかということだ。
セディオスはそれを危惧して、とりあえず見栄えが良くなるようにと衣服を整えた。(これも魔法で何とか出来れば良かったのだが、材料が足りなかった。)
その甲斐あってか、どうやらセディオスは今夜の出席者たちに認めてもらえたようだった。
主役である少女を筆頭に、次から次へと声をかけられた。
「聞いたよ。君、魔狼を倒したんだって?」
「何だっけ、ほらあの、森の魔女の弟子なんだろう」
「すごい! 魔術師の卵なんだ」
話したことのない──おそらく中流階級の──少年少女がセディオスを取り巻いた。
「本当に魔法を使えるの?」
「少しね」
聞かれた問いに答えれば、彼らは珍しそうに目を輝かせた。
それから予想通り「ここで見せてよ」と言われて、セディオスは得意の氷魔法を披露した。飲料水を借りて、それで鳥を作ってみせたのだ。少女たちが歓喜した。
と、とある少年が前に進み出る。
「すごく綺麗……! これ貰ってもいいかい?」
「いいけど。保存が難しいよ」
「うちには保冷呪具があるから問題ないよ」
そう言ってニコニコと笑った少年は、まんまるとふくよかな手で氷の鳥を受け取った。連れてきていた使用人を呼び寄せて、鳥を預ける。
「他には? ないの?」
「そうだなあ。じゃあ、次は炎でも……」
まるで見せ物だな、と心の中で唾を吐きながらもセディオスは気前よく魔法を魅せ続けた。これも宣伝だと言い聞かせていた。
それから小一時間後。誕生日会は、ようやくお開きとなった。
帰り支度をしていると、背後から声をかけられた。あの少女だった。別れの挨拶をし合う友人の間をすり抜け、少女は内緒話をするみたいに小さな声で言った。
「今日は本当にありがとう。あなたのおかげでとっても素敵な誕生日会になったわ」
「どういたしまして」
魔法を使い続けたせいだろうか、少し身体が重かった。けれど、これが最後だからと懸命に笑顔を浮かべる。使用人の善意で余った料理も分けてもらえたことだし──早く帰ってシェリーの喜ぶ顔を見たかった。
「それじゃ、俺はこれで」
と踵を返しかけたところで、袖をそっと掴まれた。セディオスは驚いて、少女を見下ろす。視界に入った少女の胸元では、あの首飾りが光っていた。
「なに?」
聞き返すと、少女は少し恥ずかしそうに俯いた。
「あのね、さっきの魔法。実は、私のお母さんとお父さんも見てて──あ、うちのお父さん、昔ちょっとだけ魔法を習ってたのね──それで、あなたはとても優秀な魔法使いに違いないって」
「それは……どうもありがとう」
「ううん。でもあなた、せっかくそんな実力があるのに────お師匠があの魔女さんなんでしょう? お父さんが、すごくもったいないって」
セディオスは笑顔を崩さなかった。
「先生のこと知ってるんだ」
「まあ、薬が足りない時にわけてもらったことがあるし……だから別に、あなたのお師匠さんのことを悪く言ってるわけじゃないのよ。ただあの魔女さんとあなたとじゃ、程度が違いすぎるって、父が」
「そう。心配してくれてどうもありがとう」
セディオスは言って、掴まれていた袖をさりげなく引いた。少女が残念そうに顔をあげる。会話は続いていた。
「……それでね、セディオスがもし良かったら、うちで面倒を見てもいいって、お父さんが」
セディオスは首を傾げる。もうほとんど、客人は帰ってしまっていた。
「それって、君のお父さんが俺の後見についてくれるってこと?」
「ええそう、そうなの。どうかしら」
「うん、悪いけどお断りするよ」
「え?」
断られるだなんて、微塵も思っていなかったのだろう。
少女は硬直して、目を瞬かせた。
「今、なんて」
「だから、断るって言ったんだよ。せっかく申し出てくれたのに悪いけど」
「! どうして? うちでだったらもっと充実した勉強ができるのよ? 王立の魔法学院にだってあなたなら飛び級で入れるはずだって、父も」
「興味ないんだ。ごめんね」
少女は困惑して、目の前の美しい少年を見上げた。
あの日、街道に出た魔狼をいとも簡単にやっつけてしまったこの少年に一目惚れしてから、少女はずっと彼に焦がれていた。夢に見るほどに。けれど、今目の前で微笑む少年はどこかそら恐ろしくて──そばで暖炉が爆ぜているというのに、寒気がした。
「セディオス?」
しかし少女は無知で、だから逆鱗に触れてしまう。
「……怒ってるの?」
セディオスの笑みが深くなった──ような気がした。乾いた声がした。
人は笑いながら怒ることができるのだと、少女はこの時初めて知った。
「自分の恩人を悪く言われて、怒らない人間はいないよね」
「っ……ご、ごめんなさい」
俯いた少女に、セディオスは怒りを堪えるように息を吸った。そうして、静かな声を紡ぐ。
「知らないから無理もないんだろうけど。さっき見せた魔法は全部、『程度の違う』先生から教わったものだよ。先生は、素晴らしい人だ。誰よりも」
少女は、ゆっくりと顔をあげる。
そこには困ったように強く眉を寄せたセディオスがいた。
「ごめん、誕生日に、こんな」
違う、と少女は首を振った。悪いのは、明らかに自分の方だった。よく知らない、ちゃんと話したこともない人を貶すような言い方をしてしまった。彼にとって大切な人であることに違いはないはずなのに。
「ううん。私の方こそ、本当にごめんなさい。嫌な言い方をしたわ」
「……わかってくれたらならいいよ。今度は君も、先生からまじないを買ってみたらいい。とても親身になってくれるから」
言ったセディオスに、少女は胸元の首飾りを握りしめた。
「ええ。新しく出来たお店のまじないは、効かないみたいだから」
セディオスが少し気の毒そうに笑った。そうして今度こそ、帰ってしまう。
少女は儚く散った恋に、深いため息を吐いた。そばで、片付けをしていた使用人が不思議そうな声をあげていた。
「あら? 誰か暖炉の火を消したの?」と。
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