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聖☆姉妹ズ?し、知ってるよ?アレ冷やすと旨いよな!5
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「愁くん、ルナ悪い子になっちゃったかも」
「ルナは悪くなんかない!これは発見ってヤツだ!!ルナのねーちゃんにも食べて貰おうぜ!!」
「発見…そうだね!今しか出来ないもんね!パパのも作って行こう!」
「俺もかーちゃんと、と、とと…おっちゃんに作る!!」
そう言って仲睦まじくバーカウンターから去って行くちびっ子達
「番火さん…何時ぞやはたしか『世の中には答えが溢れている!!』と仰ってましたねぇ」
「えぇ、猪瀬さん補足すると『堪らない!!』とも言いましたし、それは今でも変わりありません」
二人のバーテンダーは黙々と仕事をこなす
片方は先程の可愛らしいお客様が残して行った空いたグラスの片付けを
もう片方はウィスキー用の丸い氷を手慣れた手つきで削っている
「「堪りませんねぇ!!(大歓喜)」」
「側から見ているだけでも微笑ましいやり取りでしたが…」
「事情を知っていれば知っている程に愛おしいやり取りでしたねぇ」
「このバーカウンター…折角こんなに良い出来なのだし、常設出来ないか嘆願してみましょうか?」
「番火さんもそう思ってました!?ふふっ♪なんだか嬉しいです!それに…今作っているこの氷を使ってウィスキーを提供したい女性もいますし?」
「ふふふ…成る程、貴女も随分とロマンのある良いバーテンダーのようですね?蝶鹿さん?」
客が来たので話を止め、ほぼ無言の接客を行う二人
未完成のまま冷凍庫へ放り込まれた氷は、完成すると別の名前を持つ
その名も“ランプ・オブ・アイス”
その氷がどんな器に入り、どんな銘酒が注がれるのか、誰にもわからない
「おねぇちゃん!しののめさんも!見ーつけた♪」
「見つかっちゃったー♪」
「うふふ、春奈ちゃん?どうしたの?」
「あのねっ!内緒のお話しがあるんだ!パパ達は?」
「パパさんなら山さんと燻製機の方に行ってたような…呼んでこようか?」
「だいじょぶ!!愁くんが連れてきてくれると思うから!」
というわけでやって来ました食堂の片隅
ルナの言う通り愁君はパパさんと山さんを連れてきた…燻玉と共に
会うなり、いえーいとハイタッチするちびっ子達
「やっぱり愁くんなら連れてきてくれると思った!!」
「俺もやっぱりだよ!ルナならこうするんじゃないかな?って思ったんだ!」
そう言ってまたハイタッチをぺちんと決める二人
非常に微笑ましい、様々な感情が渦巻いて夏野菜カレーのスパイス等目でもない程複雑な表情の樹さんとのコントラストが最高だ
「春奈が美味しいものを発見したらしいからね?しかも今しか出来ないと聞いたら飛んでくるさ!」
「手ぶらもなんだからな!こっちも間違いなく旨いもん持ってきたってわけよ」
「それ、8割がた私の作品なんですけど?」
「燈ちゃん、それ言ったら可哀想よぉ?」
なんて話をしていたらルナと愁君がお膳をえっちらおっちら運んで来た
この匂いは…カレー?
二人が運んで来たものはやっぱりカレーだった、とても具沢山の
「これ!食べてみて欲しいの!」
ルナが興奮しながら大人達に料理を提供する
「すげーうまいんだ!これ!でもいっぱい作るとすぐ無くなるから内緒にしよう!ってルナと話して決めたんだ!」
愁君も興奮気味だ、ルナも愁君も周りの人のこと考えられて偉いぞー!
「へぇー?どれどれ?具沢山だなー今回のカレーも美味かったけど俺はカレーにはジャガイモ欲しかったから助かるわ!旨っ!!」
カレーは余っても翌日食べられるように極力具材を減らした結果なんです山さん…ジャガイモなんか”二日目のカレー”の壁になったりするんですよね、夏場は特に
まぁこのペースだと残る事なんてなさそう
…想定内なんだけど嬉しいやら悲しいやら
「咲山家のカレーはジャガイモ必須。っと…春奈ちゃん!本当に美味しいわこのカレー!まさに“みんなのカレー”だわぁ!」
東雲さん?どっからそのメモ帳取り出したんですか!?ちょっと旦那さんの事好きすぎやしませんかね??でもそのあとの“みんなのカレー”って表現は流石だと思います!
「“みんなのカレー”ですか、確かに!東雲さんナイスネーミングです!春奈、こんなに美味しいカレーをありがとう!春奈の料理をこれからもっと食べられると思うと…パパは幸せで堪らないよ!」
樹さんも良い名前だと思いますよね!って既に泣いてるじゃないですか!気持ちは凄ーぉくわかりますけども!それにこれに関しては私も一言言わせてもらおう
「ルナっ♪すっごい美味しいよ!この“みんなのカレー”!だからこの後“みんな”にも食べさせてあげなきゃね!そして北月さん?ルナの手料理は私が源流にある事を忘れないでいただきたい!…たまには私の料理も食べてくださいね♪」
ガタッ
ガタガタッ
FOOOOOOOOO!!!!!!
--パァンッ!
なんだいきなり騒々しくなったな!?
「勿論!喜んでご相伴に預からせてもらいますよ?」
「おねぇちゃん、ルナのお家でご飯作ってくれるの!?」
「今回の滞在中にやりたい事の一つだね!」
「わぁーー!!楽しみ!」
「ふふーん!じゃあ“みんな”を探しに行くぞー!」
「おー!」
今回のカレーこと“みんなのカレー”とは、メインの夏野菜カレーとこれまたメインの具沢山チキンスープをルナが独自の配合で混ぜ合わせたスープカレーのような物だった
ただ混ぜただけと侮るなかれ!それぞれの味が共存し、支え合う奇跡のバランスのそれは見た目で想像した味よりとても深く、鶏の出汁とスパイスが口内を突き抜けるような旨さだった
やっぱりルナは天才かも知れない
あぁ!早く戦う調理師の面々に自慢したい!!
と思った矢先にうどんさん達の姿を見つけた!
声をかけようとすると
「お断りしますっ!」
「右に同じく!」
「これはちょっとナイわー?」
一人のややイケメンにトドメを刺してる最中だった
「ルナは悪くなんかない!これは発見ってヤツだ!!ルナのねーちゃんにも食べて貰おうぜ!!」
「発見…そうだね!今しか出来ないもんね!パパのも作って行こう!」
「俺もかーちゃんと、と、とと…おっちゃんに作る!!」
そう言って仲睦まじくバーカウンターから去って行くちびっ子達
「番火さん…何時ぞやはたしか『世の中には答えが溢れている!!』と仰ってましたねぇ」
「えぇ、猪瀬さん補足すると『堪らない!!』とも言いましたし、それは今でも変わりありません」
二人のバーテンダーは黙々と仕事をこなす
片方は先程の可愛らしいお客様が残して行った空いたグラスの片付けを
もう片方はウィスキー用の丸い氷を手慣れた手つきで削っている
「「堪りませんねぇ!!(大歓喜)」」
「側から見ているだけでも微笑ましいやり取りでしたが…」
「事情を知っていれば知っている程に愛おしいやり取りでしたねぇ」
「このバーカウンター…折角こんなに良い出来なのだし、常設出来ないか嘆願してみましょうか?」
「番火さんもそう思ってました!?ふふっ♪なんだか嬉しいです!それに…今作っているこの氷を使ってウィスキーを提供したい女性もいますし?」
「ふふふ…成る程、貴女も随分とロマンのある良いバーテンダーのようですね?蝶鹿さん?」
客が来たので話を止め、ほぼ無言の接客を行う二人
未完成のまま冷凍庫へ放り込まれた氷は、完成すると別の名前を持つ
その名も“ランプ・オブ・アイス”
その氷がどんな器に入り、どんな銘酒が注がれるのか、誰にもわからない
「おねぇちゃん!しののめさんも!見ーつけた♪」
「見つかっちゃったー♪」
「うふふ、春奈ちゃん?どうしたの?」
「あのねっ!内緒のお話しがあるんだ!パパ達は?」
「パパさんなら山さんと燻製機の方に行ってたような…呼んでこようか?」
「だいじょぶ!!愁くんが連れてきてくれると思うから!」
というわけでやって来ました食堂の片隅
ルナの言う通り愁君はパパさんと山さんを連れてきた…燻玉と共に
会うなり、いえーいとハイタッチするちびっ子達
「やっぱり愁くんなら連れてきてくれると思った!!」
「俺もやっぱりだよ!ルナならこうするんじゃないかな?って思ったんだ!」
そう言ってまたハイタッチをぺちんと決める二人
非常に微笑ましい、様々な感情が渦巻いて夏野菜カレーのスパイス等目でもない程複雑な表情の樹さんとのコントラストが最高だ
「春奈が美味しいものを発見したらしいからね?しかも今しか出来ないと聞いたら飛んでくるさ!」
「手ぶらもなんだからな!こっちも間違いなく旨いもん持ってきたってわけよ」
「それ、8割がた私の作品なんですけど?」
「燈ちゃん、それ言ったら可哀想よぉ?」
なんて話をしていたらルナと愁君がお膳をえっちらおっちら運んで来た
この匂いは…カレー?
二人が運んで来たものはやっぱりカレーだった、とても具沢山の
「これ!食べてみて欲しいの!」
ルナが興奮しながら大人達に料理を提供する
「すげーうまいんだ!これ!でもいっぱい作るとすぐ無くなるから内緒にしよう!ってルナと話して決めたんだ!」
愁君も興奮気味だ、ルナも愁君も周りの人のこと考えられて偉いぞー!
「へぇー?どれどれ?具沢山だなー今回のカレーも美味かったけど俺はカレーにはジャガイモ欲しかったから助かるわ!旨っ!!」
カレーは余っても翌日食べられるように極力具材を減らした結果なんです山さん…ジャガイモなんか”二日目のカレー”の壁になったりするんですよね、夏場は特に
まぁこのペースだと残る事なんてなさそう
…想定内なんだけど嬉しいやら悲しいやら
「咲山家のカレーはジャガイモ必須。っと…春奈ちゃん!本当に美味しいわこのカレー!まさに“みんなのカレー”だわぁ!」
東雲さん?どっからそのメモ帳取り出したんですか!?ちょっと旦那さんの事好きすぎやしませんかね??でもそのあとの“みんなのカレー”って表現は流石だと思います!
「“みんなのカレー”ですか、確かに!東雲さんナイスネーミングです!春奈、こんなに美味しいカレーをありがとう!春奈の料理をこれからもっと食べられると思うと…パパは幸せで堪らないよ!」
樹さんも良い名前だと思いますよね!って既に泣いてるじゃないですか!気持ちは凄ーぉくわかりますけども!それにこれに関しては私も一言言わせてもらおう
「ルナっ♪すっごい美味しいよ!この“みんなのカレー”!だからこの後“みんな”にも食べさせてあげなきゃね!そして北月さん?ルナの手料理は私が源流にある事を忘れないでいただきたい!…たまには私の料理も食べてくださいね♪」
ガタッ
ガタガタッ
FOOOOOOOOO!!!!!!
--パァンッ!
なんだいきなり騒々しくなったな!?
「勿論!喜んでご相伴に預からせてもらいますよ?」
「おねぇちゃん、ルナのお家でご飯作ってくれるの!?」
「今回の滞在中にやりたい事の一つだね!」
「わぁーー!!楽しみ!」
「ふふーん!じゃあ“みんな”を探しに行くぞー!」
「おー!」
今回のカレーこと“みんなのカレー”とは、メインの夏野菜カレーとこれまたメインの具沢山チキンスープをルナが独自の配合で混ぜ合わせたスープカレーのような物だった
ただ混ぜただけと侮るなかれ!それぞれの味が共存し、支え合う奇跡のバランスのそれは見た目で想像した味よりとても深く、鶏の出汁とスパイスが口内を突き抜けるような旨さだった
やっぱりルナは天才かも知れない
あぁ!早く戦う調理師の面々に自慢したい!!
と思った矢先にうどんさん達の姿を見つけた!
声をかけようとすると
「お断りしますっ!」
「右に同じく!」
「これはちょっとナイわー?」
一人のややイケメンにトドメを刺してる最中だった
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