VRMMOでNPCの幼女を餌付けしてお姉ちゃんプレイしてたら求婚されました!?

みみっく

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敏腕ピンク

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料理の仕込みが一段楽した頃

測ったかのようなタイミングで野外ステージの建設も終わったらしく

「はーい!今からリハ行くわよー」

報告を受けた芽衣さんがスマホをしまいながら私達に移動を促す

「マネージャーも大変ねぇ」

「誰がマネージャーよっ!」

うどんさんが揶揄うと即座に突っ込んだ
素晴らしいキレである

「ピンクのジャージかー」

「いいなー、ウチの高校ジャージ可愛くなかったんだよね」

「私の母校までピンクにしないで!?」

蜜柑さんとSuicaさんへの突っ込みも忘れない、聖☆お姉さんSうちには欠かせない保護者だよね

「いや待てよ?そのままマネージャーとしてフェードアウト…ありかも」

「芽衣さ~ん?レッスンの成果魅せつけてあげましょ~」

よからぬ事を考える芽衣さんをやや深淵アビスモードの渋澤さんががっちり捉える

「うふふ、仲良しさんねぇ」

「うん!眼鏡さんとヘビさん仲良しなの!」

ウチの聖属性担当の2人は今日も神々しい

尚、そのあとの

「ルナと茉莉花ちゃんも仲良しなのー!」

という言葉に

茉莉花ちゃんは割と本気で考えていた脱走を諦めた

その後、リハーサルは順調に終わり

会場に街の住人や招待客が入り始めると、見知った顔がこちらに向かって歩いてきた

「やぁっと現実リアルで会えましたわね?」

「こっちの台詞よ!私だって会いたかったんだからね!?」

「たんぽぽお姉さんっ!!」

ルナが駆け寄り飛びつくも、なんの苦もない様子で受け止めるたんぽぽちゃん

流石の体幹である

そしてルナに飛び付かれるなんて羨ましい

私の様子に気が付いたのか、これ見よがしにルナをうりうりしている

よろしい、ならば戦争だ

「あ、あのっ!」

臨戦態勢に入ろうとしたら声が聞こえた
発信源はたんぽぽちゃんの後ろあたり?

「初めまして!りくと言います!姉さんの弟です!」

なんという事でしょう

それはそれは可愛らしい少年が現れて頬を染めながら自己紹介をするではありませんか!

「きゃー!可愛い!たんぽぽちゃんの弟!?」

あまりの可愛さに思わず抱き締めてしまった
うへへ、男の子もやわっこいのう

「あっ、ごめんね?私はランプ…本名はあかりって言うの!お姉さんのお友達だよ!陸君よろしくね!」

いきなり距離を詰め過ぎて怖がらせてしまったと思い、身体を離して挨拶をする

「はい!ランプさんの話は姉さんからも聞きますし、いつも動画で見ています!」

なんと礼儀正しい子だろうか

「それに、ルナ…ちゃんも///」

おやぁ?これはこれは…
しゅー君にライバル出現かしらん?

「陸君!おねぇちゃんはルナのだからね!じゃなかった、はじめまして!よろしくおねがいします!!」

私と陸君の隙間に割り込んで自分の居場所を確保する天使ルナ

仔猫の威嚇のようで超かわいい

生きてて良かった

しゅー君、陸君、この私を倒さぬ限り娘は渡さん

「全く、弟の方に先に本名を語るなんて…貴女らしい事ですわ」

「サーセン」

「ルナちゃん?ちょっとこっちにいらして?」

「はーい!」

とてとてとたんぽぽちゃんの元へ向かうルナ

何やら耳元でヒソヒソやっている

「わかりました!美空みそらお姉さん!陸君!ルナとも仲良くしてね!!」

ルナの元気な声と笑顔が陸君に向けられた

「うん!!よろしくね!!///」

思いっきり照れてる陸君可愛いなぁ

意趣返ししてきたたんぽぽちゃんは可愛くないけど

「私達これからも仲良しよね?ちゃん」

「当たり前じゃない?さん」

「うふふ」

「おほほ」

やっぱたんぽぽちゃん良いわー
話していてすごく楽しい

その後楽屋というか関係者待機場まで連れ込んで他のメンバーとも数ヶ月越しの初対面を果たす

「はふぅ、右を見ると美しいお姉様、左には麗しいお姉様…ここは天国でしょうか」

「ほんとそうだよねー!」

「あら、貴女も可愛らしくってよ?パン子ちゃん」

「えへへー♪ありがとうございますわよー!たんぽぽの姐さんもキレーですわよー!」

仲良く目の保養とやらをしているたんぽぽちゃんとパン子ちゃんの微笑ましい会話が耳に入る

「そうなのよ、あの2人可愛いのよねぇ」

いつの間にか隣にいた芽衣さんがそう呟くと
ノートPCを取り出してカタカタ
スマホを取り出してぽちぽち

「そこのふたりー?笑ってー?」

「にー♪」

「こ、こうですか?」

「ばっちぐー!」

デジカメを取り出してパシャリ

そしてまたノートPCをカタカタ
スマホが震えて通話開始

…ふむ
…ふむふむ

面白そうな匂いがしますよ!

やがて、話が纏まったのかスマホを置くと
たんぽぽちゃんとパン子ちゃんの方へ歩いて行き会話に加わる芽衣さん

二言三言取り留めのない話を挟んでから

「たんぽぽちゃんとランプちゃんってどっちが強いのかしら??」

爆弾を投下した

ー その瞬間 ー

私とたんぽぽちゃんの脳内にゴングが鳴り響いた

「他流試合は頻繁にありますので、丸亀流対田中流で言えば丸亀流が勝ち越していますね」

先制はたんぽぽちゃんだ
言っている事も事実なので言い返すには部が悪い

田中 燈わたしに対しては負け越してますよねー?丸亀 美空さんは」

あちらが事実ならこちらも事実だ
闘技大会ソロの部の優勝者は私なのである

「負け越し?一勝一敗の引き分けですわよ?」

ペアの部での勝利の事を言っているのだろう
しかしそうは問屋が卸さない

「パンダ師匠の助言ありきでしょ?」

「それを言うなら貴女だって天使の応援が」

「うっ!」

その後も舌戦は続く

「はい!そこまで!」

芽衣さんがヒートアップし始めた私達を止める

「ならば、今日白黒つけましょう!飛びっきりの舞台を用意してあげるわ!!」

「「望むところです!!」わ!!」

「決まりね!じゃあ美空ちゃん、ちょっとご家族のーーー」

たんぽぽちゃんは芽衣さんに連れられて事務所の方へ

「ランプさん!この勝負、私はたんぽぽの姐さんに付きます!!なんかそっちのが面白そうだから!姐さーん!待ってー♪」

パン子ちゃんはそう言うと2人を追いかけて行った

いやー、本当にたんぽぽちゃん良いわー
そして流れるように乗っかるパン子ちゃんも

この勝負、この段階でほぼ私の勝ちである

芽衣さんはこの2人をユニットで売り出す計画を私の横で立てていたのだ

最高の舞台とは野外ステージアレの事だろう

相当数の人が視聴するなかステージに上がるのだ、逃げ場など無い

「マネージャーと思ってたら」

「プロデューサーだった件?」

「「それな」」

「にーちゃん達?どうしたの?」

「いや何でもない」

「陸!肩車してやるよ!」

「ちび共はちゃんと水飲めよー」

「「「はーい!!!」」」


さぁたんぽぽちゃん!一緒に面白おかしくアイドルしようぜぇぇぇ!
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