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幕間3
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彼らは若干急ぎ足、否、明確に焦っていた。
気持ちが落ち着かなかったとも言える。
だがその足が止まった。
「今の音は・・・」
背後から爆発音がしたからだ。
間違いなかった。先ほどまで居た場所である。
「身体の中に爆弾が埋め込まれてるって本当だったのね・・・もしあのまま残ってたら・・・」
「ああ、俺達も消し飛んでただろうな」
そういうルシファーの頭の中では彼等に色々話してくれたカラビアの言葉がまだ残っていた。
「さっき中断した話の続きだ、聞いて欲しい」
「ブファスさんを探しながらエデンに行く、かしら?」
「そうだ、良いよな?」
リリスの言葉をルシファーは肯定した、そして今その言葉に異を唱える者は居なかった。
「・・・あの話を聞いちゃったらね・・・見つけたいよね」
「だな・・・心配だぜ」
「ハウレスも良いよな?」
「ええ、心配しないで。反対は完全に撤回するわ、でも一つだけ良いかしら。嘘だとは思わないけど彼の話を全部信じるの?誤情報が混ざってる可能性もあるわよね」
「それは、分かってる・・・だから・・・その時が来たら本当かどうか俺に判断を任せて欲しい」
ルシファーの言葉は若干震えていた。
カラビアのした裏切り者の話、出来れば本当であって欲しくないが本当だったら容赦は出来ない、その責任を負うのは彼には重かった。
「ルシファー、俺達でしょ?俺達、貴方だけが背負う必要は無いんだから」
「ああ・・・悪い、ありがとう・・・」
勢いで言ってしまった事を反省するルシファー、彼に余裕がない証拠でもあった。
「分かったわ、了解。ただもう一つ良いかしら」
「え?あ、ああどうした」
「あの、ハウレス?パイモンとハウラスも・・・どうかしたの?」
困惑するルシファーとリリス、明らかに場の空気が変わったのが感じられた。
「悪いな、今後に備えて一つだけ言いたいことがある」
「うん、すごく大事な話だからね、ちょっとだけ時間ちょうだい」
「えっと・・・分かった」
ハウレスが覚悟を決めたかのように話し始めた。
「さっきの戦いのことよ」
「ああ、それが何か」
「・・・私達が失敗したらどうするつもりだったの?」
ハウレスの言葉が遮るように出てきた。
「失敗って・・・私もルシファーも貴方達を信頼してるから任せたのよ、だから」
「気持ちは嬉しいけどよ、失敗したら俺達がお前達を撃ち殺してたんだぜ?そうじゃなくてもタイミングがずれたり間に合わなかったらお前達は真っ二つにされてた・・・」
「えっとね・・・とっさの作戦だったからああするしか無かったんだろうなってのは何となく分かってるんだよね。結果的に助かったし。でも、あのね、凄く怖かった・・・上手く言えないんだけどこれだけは知ってて欲しかったの・・・」
「えっとね・・・うん、もう少し自分達を大事にして欲しいかなってね、これだけは言いたかったの。今回は仕方ないとして、貴方達が私達より強いのは知ってるけど、でも見てるこちらは凄く怖かったの。だから可能な限りで良いの・・・お願い」
若干しどろもどろだが彼女は言った。
「もう二人だけじゃ無いんだ、俺達のことも頼ってくれ、人数が増えれば出来る事も増える。そうすればあんな命の張り方する回数も減らせるかもしれない、頼むよ」
「うん、お願い・・・」
パイモンとハウラスも言った。
「分かった・・・ごめんな、お前達の気持ちを考えてなかった。これからは気をつける」
「そうね、ごめんなさい。無意識のうちに私達だけで何とかしなきゃって感じになっちゃってたかもね」
「そうだな・・・戦い方を・・・いや、考え方を変えていかないと」
三人の言うことは二人にとても染みていた。
先程も下手をすれば死んでいたのは事実、よくても重傷は免れなかった。
もう少し頼ることを覚えれば安全に戦えていたかもしれない。
今は二人だけではないのだから。
「て言ったのは良いけど・・・正直さっきのとか私達三人が出来る事他にあったかな・・・」
「正直分からないな・・・それだけカラビアは強かった」
暴風で足止めをし、それに紛れて常人が反応しきれない速度で斬り掛かる、斬り結んだ時間は長くないがルシファー達としては今思い返しても冷や汗をかいた戦いだった。
「考えたくないね、もしも相手があの能力を生かした作戦を建ててたらとか・・・」
「縁起でもないが五人揃ってこうやって話すって当たり前だった事がもう出来なくなってたかもしれないな」
「運が良かったわね、私達。他の相手も私達が襲われたときは凄く強かったのに」
「うん、なんかぎこちなかったよね」
「・・・間違っても自惚れちゃいけないな。もしも相手のリーダーが正気で他を威嚇させるようなやつじゃなかったら、リーダー同様おかしい連中の集まりだったら・・・考え出したらキリが無いけど多分それだけで結果は変わってただろう・・・」
「だからまあ・・・あれだ、頑張っていこうな。絶対全員で生き残ろう」
「頼りにしてるわね、リーダーさん?」
「リリス・・・なんかその言い方嫌だ・・・」
「駄目?」
「うん、駄目」
「はいはい、もう良いから。行きましょうか」
「だな、イチャイチャするのはまた今度にしてくれ」
「そうそう、言ってくれれば夜に二人きりにしてあげるからね」
「あ・・・何笑ってんだよお前ら!」
二人のやり取りに懐かしさから笑って先に歩き出してしまった三人の後に二人も続いた。
ルシファーとリリスの二人も笑っていた。
異常な環境が続いてしまったせいでこういうやり取りが凄く久しぶりに思えた二人、やはり三人が生きていてくれた幸運に彼らは深く感謝していた。
そして絶対全員で生き残ろうと言葉には出さなかったが、改めて全員は固く誓っていた。
気持ちが落ち着かなかったとも言える。
だがその足が止まった。
「今の音は・・・」
背後から爆発音がしたからだ。
間違いなかった。先ほどまで居た場所である。
「身体の中に爆弾が埋め込まれてるって本当だったのね・・・もしあのまま残ってたら・・・」
「ああ、俺達も消し飛んでただろうな」
そういうルシファーの頭の中では彼等に色々話してくれたカラビアの言葉がまだ残っていた。
「さっき中断した話の続きだ、聞いて欲しい」
「ブファスさんを探しながらエデンに行く、かしら?」
「そうだ、良いよな?」
リリスの言葉をルシファーは肯定した、そして今その言葉に異を唱える者は居なかった。
「・・・あの話を聞いちゃったらね・・・見つけたいよね」
「だな・・・心配だぜ」
「ハウレスも良いよな?」
「ええ、心配しないで。反対は完全に撤回するわ、でも一つだけ良いかしら。嘘だとは思わないけど彼の話を全部信じるの?誤情報が混ざってる可能性もあるわよね」
「それは、分かってる・・・だから・・・その時が来たら本当かどうか俺に判断を任せて欲しい」
ルシファーの言葉は若干震えていた。
カラビアのした裏切り者の話、出来れば本当であって欲しくないが本当だったら容赦は出来ない、その責任を負うのは彼には重かった。
「ルシファー、俺達でしょ?俺達、貴方だけが背負う必要は無いんだから」
「ああ・・・悪い、ありがとう・・・」
勢いで言ってしまった事を反省するルシファー、彼に余裕がない証拠でもあった。
「分かったわ、了解。ただもう一つ良いかしら」
「え?あ、ああどうした」
「あの、ハウレス?パイモンとハウラスも・・・どうかしたの?」
困惑するルシファーとリリス、明らかに場の空気が変わったのが感じられた。
「悪いな、今後に備えて一つだけ言いたいことがある」
「うん、すごく大事な話だからね、ちょっとだけ時間ちょうだい」
「えっと・・・分かった」
ハウレスが覚悟を決めたかのように話し始めた。
「さっきの戦いのことよ」
「ああ、それが何か」
「・・・私達が失敗したらどうするつもりだったの?」
ハウレスの言葉が遮るように出てきた。
「失敗って・・・私もルシファーも貴方達を信頼してるから任せたのよ、だから」
「気持ちは嬉しいけどよ、失敗したら俺達がお前達を撃ち殺してたんだぜ?そうじゃなくてもタイミングがずれたり間に合わなかったらお前達は真っ二つにされてた・・・」
「えっとね・・・とっさの作戦だったからああするしか無かったんだろうなってのは何となく分かってるんだよね。結果的に助かったし。でも、あのね、凄く怖かった・・・上手く言えないんだけどこれだけは知ってて欲しかったの・・・」
「えっとね・・・うん、もう少し自分達を大事にして欲しいかなってね、これだけは言いたかったの。今回は仕方ないとして、貴方達が私達より強いのは知ってるけど、でも見てるこちらは凄く怖かったの。だから可能な限りで良いの・・・お願い」
若干しどろもどろだが彼女は言った。
「もう二人だけじゃ無いんだ、俺達のことも頼ってくれ、人数が増えれば出来る事も増える。そうすればあんな命の張り方する回数も減らせるかもしれない、頼むよ」
「うん、お願い・・・」
パイモンとハウラスも言った。
「分かった・・・ごめんな、お前達の気持ちを考えてなかった。これからは気をつける」
「そうね、ごめんなさい。無意識のうちに私達だけで何とかしなきゃって感じになっちゃってたかもね」
「そうだな・・・戦い方を・・・いや、考え方を変えていかないと」
三人の言うことは二人にとても染みていた。
先程も下手をすれば死んでいたのは事実、よくても重傷は免れなかった。
もう少し頼ることを覚えれば安全に戦えていたかもしれない。
今は二人だけではないのだから。
「て言ったのは良いけど・・・正直さっきのとか私達三人が出来る事他にあったかな・・・」
「正直分からないな・・・それだけカラビアは強かった」
暴風で足止めをし、それに紛れて常人が反応しきれない速度で斬り掛かる、斬り結んだ時間は長くないがルシファー達としては今思い返しても冷や汗をかいた戦いだった。
「考えたくないね、もしも相手があの能力を生かした作戦を建ててたらとか・・・」
「縁起でもないが五人揃ってこうやって話すって当たり前だった事がもう出来なくなってたかもしれないな」
「運が良かったわね、私達。他の相手も私達が襲われたときは凄く強かったのに」
「うん、なんかぎこちなかったよね」
「・・・間違っても自惚れちゃいけないな。もしも相手のリーダーが正気で他を威嚇させるようなやつじゃなかったら、リーダー同様おかしい連中の集まりだったら・・・考え出したらキリが無いけど多分それだけで結果は変わってただろう・・・」
「だからまあ・・・あれだ、頑張っていこうな。絶対全員で生き残ろう」
「頼りにしてるわね、リーダーさん?」
「リリス・・・なんかその言い方嫌だ・・・」
「駄目?」
「うん、駄目」
「はいはい、もう良いから。行きましょうか」
「だな、イチャイチャするのはまた今度にしてくれ」
「そうそう、言ってくれれば夜に二人きりにしてあげるからね」
「あ・・・何笑ってんだよお前ら!」
二人のやり取りに懐かしさから笑って先に歩き出してしまった三人の後に二人も続いた。
ルシファーとリリスの二人も笑っていた。
異常な環境が続いてしまったせいでこういうやり取りが凄く久しぶりに思えた二人、やはり三人が生きていてくれた幸運に彼らは深く感謝していた。
そして絶対全員で生き残ろうと言葉には出さなかったが、改めて全員は固く誓っていた。
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