31 / 76
第一章 世界樹で野良猫生活
黒猫商会
しおりを挟む
「えー、というわけでですね。
今回はこのメンバーで行くことになりました。
皆さんよろしくお願いします!」
メンバーは、俺、バハムル、フラン、クリスさん、レオさん、百段、桜、椿。
すごいメンバーだ。
ドラゴン三人に天使一人にペガサス三頭。
どこに攻め込む気だって感じだ。
大丈夫かな、怖がられないかな……。
ちょっと心配になってきた。
「クリスさんとレオさんには、街から少し離れた場所まで馬車を運んでもらいたいんですけど、いいですか?」
「任せて下さい。
それから俺たちに敬語は必要ないです。
クリスとレオと呼んで下さい」
「わかり――うん、わかったよ。
で、街から少し離れたところから、百段たちに馬車をひいてもらいたいんだけど、いいかな?」
「ヒヒーン。(かまわんぞ)」
「「ヒヒーン。(わかりましたわ)」」
「ありがとう。
んで、今回俺たちは「黒猫商会」という商会として取引をしようと思います!
ぶっちゃけ、そのほうが相手にしてもらいやすいかなーって思っただけなんだけど、どうかな?」
「いいんじゃね?
商会に天使がいれば無下にはされないと思うし」
「おー、さすが天使。
俺一人だとただの小さなモンスターだもんな。
取引なんてしてくれそうもないし。
よし!じゃあ俺たちは黒猫商会ってことで!
では出発!」
パカラッパカラッ。
「いやー、馬車で移動するこの感じ、めっちゃ懐かしいなー」
「前にもこんなことしてたん?」
「人間の国の王都から龍の巣まで旅したんだけど、その時こんな感じで百段たちに馬車をひいてもらって移動してたんだよ」
「人間の国をジズーとペガサス三頭で旅したん?
超チャレンジャーだし」
「いや、俺たちだけじゃなかったけどね。
人間の子が二人一緒だったんだ」
二人と旅した時のことを思い出すとまだちょっと寂しいな。
「なあなあジズー!
あれが街なのか?」
バハムルが指差す方に街が見えた。
「うん、あそこが街だね。
にしても、獣人の国は龍の巣から近い場所に街があると聞いてはいたけど、こんなに近いとは思ってなかったなぁ。
人間の国は最南端の村でも相当離れてたし、しかもかなろ小さな村だったし」
「龍の巣に近い森ほど資源とモンスターのランクが高いし。
一攫千金を目指すやつと、そいつら相手に商売するやつらが集まって大きくなった街っしょ」
「なるほどなー」
街に近くなると、街の外で作業してる人の姿が視界に入ってくる。
おおー、すげぇ獣人だ!
超ファンタジーだ!
耳と尻尾がついてるだけのようなほぼ人間と変わらないタイプから、顔がほぼ犬だったり兎だったり豚だったりの二足歩行な動物みたいなタイプまで様々いるようだ。
そして残念なことに猫タイプは見当たらない。
マジか……いや、まだ街の外。
街の中でワンチャンある!
バハムルも獣人を見るのは初めてなのか、さっきからずっと興奮気味にキョロキョロしてる。
そうこうしてるうちに街の入口についた。
通行税を払って街の中に入る。
門番の人や周りにいた人たちは、ドラゴンと天使の来訪に騒然としていたが、適当にそれっぽいことを言ってその場をごまかした。
街の中心部へ向かう道を少し進むと冒険者ギルドと商人ギルドがあった。
お向かいさんなんだな。
冒険者ギルドの中に入ると、いきなり現れたドラゴンの子供と天使にギルド内は騒然とした。
門番の時と同じようなやり取りを受付の人とした後、ギルドマスターの部屋に通された。
「このケモッセオの街の冒険者ギルドマスターのコロだ。
ドラゴンと天使を率いる商会とはな、驚いたぜ。
で、何の用で来たんだ?」
「羽の生えた赤い牛を持ってきたんですが、解体をお願いしたいんです。
それだけだったんですけど、なんかここに案内されちゃったもので……」
「あぁ、そうなのか。
にしても羽の生えた赤い牛っつーとレッドブルの希少種じゃねーか。
なかなかすごいのを持ってきたなー」
レッドブルっていうのかあの牛。
そのまんまだなぁ。
翼を授けられたんだろうか。
「そうなんですか?
私は世情に疎いもので……。
商会を立ち上げはしましたが、まずは資金を作ろうと思って龍の巣で数匹だけ狩ってきました。
儲けたいと思っているわけではないので、相場で買い取って頂けるならこちらで半分買い取ってほしいと思ってます」
「そりゃこっちとしては大歓迎だが、半分はどうするんだ?」
「商人ギルドのほうで売ろうかと考えてます。
今後この街で取引することがあるかもしれないので、どういう対応をするのか見ておきたいのです」
「なるほどな、言い方は悪いが試そうってわけだな」
「まぁ、そうですね」
「じゃあ自分の目で確かめてくれ。
この街の商人ギルドマスターは良いヤツだからな」
「そうですか、それは楽しみです」
そのあとレッドブル三匹を解体してもらい、肉と羽と角と蹄を半分買い取ってもらった。
白金貨七枚になった。
正直驚いた、まさかこんなに高い牛だったなんて。
ギルドマスター曰く、レッドブルはランクAのモンスターで、希少種はランクSだという。
赤い牛は龍の巣ではわりとよく見かけるんだけどなぁ。
さすがは龍の巣。
残り半分の肉や素材を受け取って、そのまま向かいの商人ギルドに入った。
ここでもギルドマスターの部屋に通された。
「商人ギルドマスターのアキナ・イスールと申します。
どうぞよろしくお願い致します」
そう言って頭を下げたのは、うさみみが可愛らしいお姉さんだった。
めっちゃ若く見える。
「びっくりしました、すごくお若いですね」
「はい、正直私自身不思議に思ってはいますが、去年ギルドマスターに空きができた際に任命されました。
若輩ではありますが、精一杯務めさせて頂いております」
「なるほど。
本日は龍の巣からレッドブルの希少種を三頭持ってきました。
半分は冒険者ギルドに買い取ってもらいましたが、もう半分をこちらでお売りしようと思ってます。
取引お願いできますか?」
「半分ですか……?
なるほど、かしこまりました。
龍の巣産の物をお持ち頂けるのは大変ありがたいのでぜひ取引させて頂きたいと思います」
「ありがとうございます。
では物を持ってきますね」
牛の肉と角と蹄と羽を別室に運び込み、アキナさんが査定する。
「すごいですね、肉も素材もどれも状態がとても良いです。
龍の巣のモンスターがこんなに良い鮮度でこの街に入ってきたのは初めてかもしれません!」
アキナさんは興奮しているのか、少し早口だ。
「ではこちら全てを白金貨十枚で買い取らせて頂きたいと思いますが、よろしいでしょうか?」
「え、白金貨十枚ですか?
そんなに?無理してないですか?
私は大儲けしたいというわけではないので、相場くらいで十分なんですが」
「いえ、これでも十分な利益が見込めるんですよ」
「そうでしたか。
すみません、無知で申し訳ないんですが疑問があるのですが。
向かいにこんなに高く買い取ってくれる所があるのに、冒険者ギルドで売る人が多かったのはどうしてなんですか?」
「冒険者ギルドさんは基本的に相場買取なんですが、余計な手続きだったり交渉だったりが必要ありませんので。
手軽に手早く売りたい冒険者さん等にはやはりあちらのほうがいいんでしょうね。
こちらはやはり商人ですので。
利益が見込めないものは買い取らないこともありますし、値段交渉でバチバチとやり合うこともあります。
当然需要の高い良い物は高くても買い取りますので、冒険者ギルドと商人ギルドをうまく使い分けるのが一番だとは思います」
「なるほど、納得しました」
「他に問題がなければこのまま買取させていただきますが、よろしいでしょうか?」
「はい、お願いします」
「ではこちら白金貨十枚になります。
お確かめ下さい」
「はい、確かに。
本日はどうもありがとうございました」
「こちらこそありがとうございました。
またのご利用をお待ちしております」
「とりあえずこの街での取引はこれで終わり!
今日はこの街で宿をとって明日ゆっくり森に帰ろうと思うんだけど、いいかな?」
「このまま帰らないのか?」
「別に急ぐ必要はないからね。
適当に屋台を食べ歩きでもしながらこの街をいろいろ見て回ろうか。
せっかく森から出てきたんだし、楽しまなきゃね!」
「賛成なのだ!
いろいろ見たいのだ!」
「「食べ歩きだなんて最高です!」」
クリスとレオはすっかり食いしん坊キャラになっちゃったな。
「あっしもせっかくだから買い物したかったからオケツ~」
「よし、それじゃ適当に見て回ろう!」
その日は日が落ちるまで観光を楽しんだ。
宿の部屋に入ると、みんなあっという間に眠りについた。
みんなはしゃぎ疲れたみたいだ。
俺もはしゃぎ疲れた。
お金も思ったより稼げたし、一安心だ。
よし、俺ももう寝よう。
おやすみ!
今回はこのメンバーで行くことになりました。
皆さんよろしくお願いします!」
メンバーは、俺、バハムル、フラン、クリスさん、レオさん、百段、桜、椿。
すごいメンバーだ。
ドラゴン三人に天使一人にペガサス三頭。
どこに攻め込む気だって感じだ。
大丈夫かな、怖がられないかな……。
ちょっと心配になってきた。
「クリスさんとレオさんには、街から少し離れた場所まで馬車を運んでもらいたいんですけど、いいですか?」
「任せて下さい。
それから俺たちに敬語は必要ないです。
クリスとレオと呼んで下さい」
「わかり――うん、わかったよ。
で、街から少し離れたところから、百段たちに馬車をひいてもらいたいんだけど、いいかな?」
「ヒヒーン。(かまわんぞ)」
「「ヒヒーン。(わかりましたわ)」」
「ありがとう。
んで、今回俺たちは「黒猫商会」という商会として取引をしようと思います!
ぶっちゃけ、そのほうが相手にしてもらいやすいかなーって思っただけなんだけど、どうかな?」
「いいんじゃね?
商会に天使がいれば無下にはされないと思うし」
「おー、さすが天使。
俺一人だとただの小さなモンスターだもんな。
取引なんてしてくれそうもないし。
よし!じゃあ俺たちは黒猫商会ってことで!
では出発!」
パカラッパカラッ。
「いやー、馬車で移動するこの感じ、めっちゃ懐かしいなー」
「前にもこんなことしてたん?」
「人間の国の王都から龍の巣まで旅したんだけど、その時こんな感じで百段たちに馬車をひいてもらって移動してたんだよ」
「人間の国をジズーとペガサス三頭で旅したん?
超チャレンジャーだし」
「いや、俺たちだけじゃなかったけどね。
人間の子が二人一緒だったんだ」
二人と旅した時のことを思い出すとまだちょっと寂しいな。
「なあなあジズー!
あれが街なのか?」
バハムルが指差す方に街が見えた。
「うん、あそこが街だね。
にしても、獣人の国は龍の巣から近い場所に街があると聞いてはいたけど、こんなに近いとは思ってなかったなぁ。
人間の国は最南端の村でも相当離れてたし、しかもかなろ小さな村だったし」
「龍の巣に近い森ほど資源とモンスターのランクが高いし。
一攫千金を目指すやつと、そいつら相手に商売するやつらが集まって大きくなった街っしょ」
「なるほどなー」
街に近くなると、街の外で作業してる人の姿が視界に入ってくる。
おおー、すげぇ獣人だ!
超ファンタジーだ!
耳と尻尾がついてるだけのようなほぼ人間と変わらないタイプから、顔がほぼ犬だったり兎だったり豚だったりの二足歩行な動物みたいなタイプまで様々いるようだ。
そして残念なことに猫タイプは見当たらない。
マジか……いや、まだ街の外。
街の中でワンチャンある!
バハムルも獣人を見るのは初めてなのか、さっきからずっと興奮気味にキョロキョロしてる。
そうこうしてるうちに街の入口についた。
通行税を払って街の中に入る。
門番の人や周りにいた人たちは、ドラゴンと天使の来訪に騒然としていたが、適当にそれっぽいことを言ってその場をごまかした。
街の中心部へ向かう道を少し進むと冒険者ギルドと商人ギルドがあった。
お向かいさんなんだな。
冒険者ギルドの中に入ると、いきなり現れたドラゴンの子供と天使にギルド内は騒然とした。
門番の時と同じようなやり取りを受付の人とした後、ギルドマスターの部屋に通された。
「このケモッセオの街の冒険者ギルドマスターのコロだ。
ドラゴンと天使を率いる商会とはな、驚いたぜ。
で、何の用で来たんだ?」
「羽の生えた赤い牛を持ってきたんですが、解体をお願いしたいんです。
それだけだったんですけど、なんかここに案内されちゃったもので……」
「あぁ、そうなのか。
にしても羽の生えた赤い牛っつーとレッドブルの希少種じゃねーか。
なかなかすごいのを持ってきたなー」
レッドブルっていうのかあの牛。
そのまんまだなぁ。
翼を授けられたんだろうか。
「そうなんですか?
私は世情に疎いもので……。
商会を立ち上げはしましたが、まずは資金を作ろうと思って龍の巣で数匹だけ狩ってきました。
儲けたいと思っているわけではないので、相場で買い取って頂けるならこちらで半分買い取ってほしいと思ってます」
「そりゃこっちとしては大歓迎だが、半分はどうするんだ?」
「商人ギルドのほうで売ろうかと考えてます。
今後この街で取引することがあるかもしれないので、どういう対応をするのか見ておきたいのです」
「なるほどな、言い方は悪いが試そうってわけだな」
「まぁ、そうですね」
「じゃあ自分の目で確かめてくれ。
この街の商人ギルドマスターは良いヤツだからな」
「そうですか、それは楽しみです」
そのあとレッドブル三匹を解体してもらい、肉と羽と角と蹄を半分買い取ってもらった。
白金貨七枚になった。
正直驚いた、まさかこんなに高い牛だったなんて。
ギルドマスター曰く、レッドブルはランクAのモンスターで、希少種はランクSだという。
赤い牛は龍の巣ではわりとよく見かけるんだけどなぁ。
さすがは龍の巣。
残り半分の肉や素材を受け取って、そのまま向かいの商人ギルドに入った。
ここでもギルドマスターの部屋に通された。
「商人ギルドマスターのアキナ・イスールと申します。
どうぞよろしくお願い致します」
そう言って頭を下げたのは、うさみみが可愛らしいお姉さんだった。
めっちゃ若く見える。
「びっくりしました、すごくお若いですね」
「はい、正直私自身不思議に思ってはいますが、去年ギルドマスターに空きができた際に任命されました。
若輩ではありますが、精一杯務めさせて頂いております」
「なるほど。
本日は龍の巣からレッドブルの希少種を三頭持ってきました。
半分は冒険者ギルドに買い取ってもらいましたが、もう半分をこちらでお売りしようと思ってます。
取引お願いできますか?」
「半分ですか……?
なるほど、かしこまりました。
龍の巣産の物をお持ち頂けるのは大変ありがたいのでぜひ取引させて頂きたいと思います」
「ありがとうございます。
では物を持ってきますね」
牛の肉と角と蹄と羽を別室に運び込み、アキナさんが査定する。
「すごいですね、肉も素材もどれも状態がとても良いです。
龍の巣のモンスターがこんなに良い鮮度でこの街に入ってきたのは初めてかもしれません!」
アキナさんは興奮しているのか、少し早口だ。
「ではこちら全てを白金貨十枚で買い取らせて頂きたいと思いますが、よろしいでしょうか?」
「え、白金貨十枚ですか?
そんなに?無理してないですか?
私は大儲けしたいというわけではないので、相場くらいで十分なんですが」
「いえ、これでも十分な利益が見込めるんですよ」
「そうでしたか。
すみません、無知で申し訳ないんですが疑問があるのですが。
向かいにこんなに高く買い取ってくれる所があるのに、冒険者ギルドで売る人が多かったのはどうしてなんですか?」
「冒険者ギルドさんは基本的に相場買取なんですが、余計な手続きだったり交渉だったりが必要ありませんので。
手軽に手早く売りたい冒険者さん等にはやはりあちらのほうがいいんでしょうね。
こちらはやはり商人ですので。
利益が見込めないものは買い取らないこともありますし、値段交渉でバチバチとやり合うこともあります。
当然需要の高い良い物は高くても買い取りますので、冒険者ギルドと商人ギルドをうまく使い分けるのが一番だとは思います」
「なるほど、納得しました」
「他に問題がなければこのまま買取させていただきますが、よろしいでしょうか?」
「はい、お願いします」
「ではこちら白金貨十枚になります。
お確かめ下さい」
「はい、確かに。
本日はどうもありがとうございました」
「こちらこそありがとうございました。
またのご利用をお待ちしております」
「とりあえずこの街での取引はこれで終わり!
今日はこの街で宿をとって明日ゆっくり森に帰ろうと思うんだけど、いいかな?」
「このまま帰らないのか?」
「別に急ぐ必要はないからね。
適当に屋台を食べ歩きでもしながらこの街をいろいろ見て回ろうか。
せっかく森から出てきたんだし、楽しまなきゃね!」
「賛成なのだ!
いろいろ見たいのだ!」
「「食べ歩きだなんて最高です!」」
クリスとレオはすっかり食いしん坊キャラになっちゃったな。
「あっしもせっかくだから買い物したかったからオケツ~」
「よし、それじゃ適当に見て回ろう!」
その日は日が落ちるまで観光を楽しんだ。
宿の部屋に入ると、みんなあっという間に眠りについた。
みんなはしゃぎ疲れたみたいだ。
俺もはしゃぎ疲れた。
お金も思ったより稼げたし、一安心だ。
よし、俺ももう寝よう。
おやすみ!
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
身寄りのない少女を引き取ったら有能すぎて困る(困らない)
長根 志遥
ファンタジー
命令を受けて自らを暗殺に来た、身寄りのない不思議な少女エミリスを引き取ることにした伯爵家四男のアティアス。
彼女は彼と旅に出るため魔法の練習を始めると、才能を一気に開花させる。
他人と違う容姿と、底なしの胃袋、そして絶大な魔力。メイドだった彼女は家事も万能。
超有能物件に見えて、実は時々へっぽこな彼女は、様々な事件に巻き込まれつつも彼の役に立とうと奮闘する。
そして、伯爵家領地を巡る争いの果てに、彼女は自分が何者なのかを知る――。
◆
「……って、そんなに堅苦しく書いても誰も読んでくれませんよ? アティアス様ー」
「あらすじってそういうもんだろ?」
「ダメです! ここはもっとシンプルに書かないと本編を読んでくれません!」
「じゃあ、エミーならどんな感じで書くんだ?」
「……そうですねぇ。これはアティアス様が私とイチャイチャしながら、事件を強引に力で解決していくってお話ですよ、みなさん」
「ストレートすぎだろ、それ……」
「分かりやすくていいじゃないですかー。不幸な生い立ちの私が幸せになるところを、是非是非読んでみてくださいね(はーと)」
◆HOTランキング最高2位、お気に入り1400↑ ありがとうございます!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
冒険者パーティから追放された俺、万物創生スキルをもらい、楽園でスローライフを送る
六志麻あさ
ファンタジー
とある出来事をきっかけに仲間から戦力外通告を突きつけられ、パーティを追放された冒険者カイル。
だが、以前に善行を施した神様から『万物創生』のスキルをもらい、人生が一変する。
それは、便利な家具から大規模な土木工事、果てはモンスター退治用のチート武器までなんでも作ることができるスキルだった。
世界から見捨てられた『呪われた村』にたどり着いたカイルは、スキルを使って、美味しい料理や便利な道具、インフラ整備からモンスター撃退などを次々とこなす。
快適な楽園となっていく村で、カイルのスローライフが幕を開ける──。
●表紙画像は、ツギクル様のイラストプレゼント企画で阿倍野ちゃこ先生が描いてくださったヒロインのノエルです。大きな画像は1章4「呪われた村1」の末尾に載せてあります。(c)Tugikuru Corp. ※転載等はご遠慮ください。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる