49 / 76
第二章 野望のはじまり
初収穫
しおりを挟む
畑のキャベツとレタスが、ケモッセオで買ったそれらと同じくらいかそれより少し大きいくらいにまで育った。
見た感じ瑞々しいし、見た目だけではケモッセオのものよりも美味しそうに見える。
収穫が遅れると味が落ちるって書いてあったし、そろそろ収穫したほうがいいかな。
ちょっとみんなに聞いてこよう。
ダイニングに行くと、みんなが行儀よく椅子に座って朝食を待っていた。
「ねえねえ、みんな。
今畑見てきたんだけど、キャベツとレタスはぼちぼち収穫したほうがいいかなって思ったんだけど、どうかな?
あんまり自信ないからみんなにも確認してほしいんだけど」
「農業といえば妾であろう。
ちょっと見てくるのじゃ」
アレッサンドラが畑に向かった。
澪と雫とロナはみんなの朝食を用意してるので行けないが、他のみんなはアレッサンドラの後を追った。
あ、もちろんフランはまだ起きてない。
「いい感じに育ったのぉ。
ちょうどいい頃じゃな」
アレッサンドラがキャベツやレタスの硬さを確認してからそう言った。
「収穫は朝するのが良いのじゃ。
今からするかえ?」
「ちょ、ちょっと待つのだ!
澪と雫とロナを呼んでくるのだ!
澪ー!雫ー!ロナー!」
バハムルは大声で呼びながら走っていった。
「バハムルくんはドラゴンなのに可愛いわねぇ」
「まさかパレオって……、小さな男の子が……?」
「んなわけないわよ失礼ね!」
「そう?ならいいんだけど。
可愛くてもバハムートさんの息子なんだから、手を出さないでね?
相手が相手なだけに応援できないよ」
「そうなのよね。
可愛くても竜王の息子なのよね。
ほんとここってとんでもないのばっかりね」
「そうじゃのぉ。
エルフの国エルエールの第一王女という肩書きは、ガイアのほとんどの場所でかなりの力を発揮するんじゃがのぉ。
ここではなんの意味もないわい。
恐ろしい場所じゃ」
「ドラゴンに天使に過去の人間の英雄。
これだけでもなんなのって感じなのに、さらには女神様にその眷属なんてねぇ」
「じゃが、近頃獣人の国のケモッセオにドラゴンと天使がいる商会が出入りしておると聞いたぞよ。
竜族も天使族も、多種族と交流を持つことはないと思っておったが、方針の転換でもあったのかのぉ」
「あ、わたくしも聞いたことあるわ。
その商会がエンシェントクロコダイルを卸したおかげで、デモーンにエンシェントクロコダイルの革のバッグが売りに出てたよ。
こんなチャンスもうないと思って、やばいくらい高かったけど買っちゃったわ。
ほらこれ、ステキでしょう?」
「魔族の国にも売りに出てたのかえ。
エルフの国にもエンシェントクロコダイルの革製品が売りに出てたわい。
妾はこのバッグを買ったのじゃ。
エンシェントクロコダイルなぞ、生きてるうちにもう手に入らないかもしれないからのぉ。
妾の私財の半分以上したわい」
「へぇー、あれがそんな風になったんだー」
薫子さんが興味深そうにバッグを見てる。
「めっちゃ高かったんだねぇ。
どうもお買い上げありがとうございます」
「ん?どういうこと?」
「どうもこうも、その商会って俺たちなんだけど」
「はあ!?」
「まことか!?」
「え、うん。
サッカー関連でお金がたくさん必要になりそうだったから、高く売れそうな鰐を持っていったんだよ」
「そんな簡単に言うけど、エンシェントクロコダイルなんだけど……。
前にジズーくんならちょっとがんばれば金貨十万枚くらいなら稼げるとか言ってたけど、今納得したわ」
「とんでもないのぉ、お主……。
ここに来てから、今までの価値観がぶち壊れてしもうたわい」
「ほんとね……」
二人ともゲンナリした顔でボヤいた。
「連れてきたのだー!」
「遅くなってごめんねー。
収穫するなら包丁いるでしょ?
みんなの分持ってきたよ―」
「お、ありがとー」
「ほんと、いい感じに育ってるね~。
普通に美味しそう!」
「じゃあ、収穫するのだ!」
「収穫するよー!」
畑の番人の二人のテンションが一気にMAXへ。
「ここをこう持ってじゃな、こうやるんじゃよ」
「「「「ふむふむ」」」」
アレッサンドラ先生に教えられた通りに収穫していく。
俺は、申し訳ないけど見学。
俺の肉球は収穫には向かないんだよね。
「ジズー!
最初の一個、収穫したのだー!」
バハムルがレタスを掲げながら楽しそうに報告してくる。
「おー!
上手に収穫できたねー!
その調子でがんばって!」
「うん!」
あぁ……、パレオの言う通り、バハムルはかわええなぁ。
バハムルが一家に一人いれば、世界平和も実現できるな。
薫子さんも顔に土をつけながらめっちゃ楽しそうに収穫してる。
あ、パレオはしんどそうだ。
研究者だもんなぁ、ちょっと中腰で作業するだけで腰が悲鳴をあげるのもしょうがない。
アレッサンドラは王女なのに熟練農家かってぐらい手際がいい。
エルフは王族だろうと農業をやってるんだろうか?
てか、パレオとアレッサンドラ。
サッカー脳の俺にはその名前はやばい。
パレオはパオロ・マルディーニ、アレッサンドラはアレッサンドロ・ネスタに変換されてしまう。
俺の妄想イレブンに二人追加されてしまった。
スリートップは左からクリス(クリスティアーノ・ロナウド)、ロナ(ロナウド)、レオ(リオネル・メッシ)。
左サイドバックにパレオ(パオロ・マルディーニ)、センターバックにアレッサンドラ(アレッサンドロ・ネスタ)。
そしてリベロにフラン(フランツ・ベッケンバウアー)。
現在六人だけど、なんだか「ぼくの考える最強イレブン」みたいな感じのメンバーになってきた。
アツイな!
中盤に、俺がジダンとして入りたいなーとは思う。
でも、俺にかかってる身体強化の魔法が無効化されたら、俺の身体能力はどんな感じなんだろう。
まぁ、ドラゴンや天使と同じチームでやれるほどの身体能力がなければ、監督ジダンとしてチームに加わるっていう手もあるか。
いや、むしろアリだな!
となると、中盤に三人と右サイドバック、それからゴールキーパーってことで、あと五人か。
その前に、パレオとアレッサンドラがサッカーをやるようになるかまだわかんないわけだけど。
うまい具合にサッカーを勧めてみて、好きになってもらわないとだなぁ。
そんな感じでサッカー妄想を楽しんでいたら、薫子さんに声をかけられた。
「ジズー、収穫おわったよー?
家に戻るよー」
「あ、うん。
ごめんごめん、ちょっとぼーっとしてた」
いつの間にか収穫が終わっていた。
まぁ、俺はやれることがなくて暇だったから、ちょっとした妄想をしてしまうのはしょうがないってことで。
その後、朝ご飯で食べたレタスは超美味しかった。
野菜の味にうるさいエルフの王女様に、「ガイアで一番うまいレタスじゃ!」とまで言わしめた。
そして、晩ご飯で食べた肉野菜炒めも超美味しかった。
野菜の味にうるさいエルフの王女様に、「ガイアで一番うまいキャベツじゃ!」とまで言わしめた。
そして、新たな肉料理(ドラゴンは肉料理と判断した)に、ドラゴンたちは歓喜。
実はヘルシーな食事を好むフランも、「肉野菜炒めなら、罪悪感なく肉も食べれるし」と言って喜んでいた。
なんだろう、フランって言うことがいちいち現代人っぽいんだよなぁ。
それとも女性っていうのは今も昔も同じってことなんだろうか。
とにかく、大成功に終わった初めての農業。
俺たちのやり方がよかったんだろうなんて自惚れるわけもなく、良かったのはここの土なんだろうと澪は言った。
その通りなんだと思う。
世界樹は、豊かな土壌と清らかな水がなければ育たないとアレッサンドラが教えてくれた。
世界樹は、俺たちが初めてここに来た時には実も何もついてなかったが、今は実がたくさんなっている。
つまり、ここの土と水は相当質がいいんだろう。
せっかく農業に詳しいアレッサンドラがいるし、今度は畑を広げてもっとたくさん作ろうということになった。
目指せ完全自給自足!と雫はみんなを煽っている。
でも自給自足って……、うーん。
かなり広い農地を作って、いろいろな物を作らないといけないからかなり忙しくなると思うんだけどなぁ。
農作業の機械なんてないわけだし、人手が足りないんじゃないかなって思うけど。
まぁ、やってみないとわかんないか。
農業なんて知識も経験もない俺の予想なんて、的外れな可能性もむしろ高いし。
初めてのことは何事もトライアンドエラーだ。
まずは、今まではゴロゴロしてるだけで畑仕事をほとんど手伝ってなかったフランに、これからは畑仕事をちゃんとやらせることから始めよう。
見た感じ瑞々しいし、見た目だけではケモッセオのものよりも美味しそうに見える。
収穫が遅れると味が落ちるって書いてあったし、そろそろ収穫したほうがいいかな。
ちょっとみんなに聞いてこよう。
ダイニングに行くと、みんなが行儀よく椅子に座って朝食を待っていた。
「ねえねえ、みんな。
今畑見てきたんだけど、キャベツとレタスはぼちぼち収穫したほうがいいかなって思ったんだけど、どうかな?
あんまり自信ないからみんなにも確認してほしいんだけど」
「農業といえば妾であろう。
ちょっと見てくるのじゃ」
アレッサンドラが畑に向かった。
澪と雫とロナはみんなの朝食を用意してるので行けないが、他のみんなはアレッサンドラの後を追った。
あ、もちろんフランはまだ起きてない。
「いい感じに育ったのぉ。
ちょうどいい頃じゃな」
アレッサンドラがキャベツやレタスの硬さを確認してからそう言った。
「収穫は朝するのが良いのじゃ。
今からするかえ?」
「ちょ、ちょっと待つのだ!
澪と雫とロナを呼んでくるのだ!
澪ー!雫ー!ロナー!」
バハムルは大声で呼びながら走っていった。
「バハムルくんはドラゴンなのに可愛いわねぇ」
「まさかパレオって……、小さな男の子が……?」
「んなわけないわよ失礼ね!」
「そう?ならいいんだけど。
可愛くてもバハムートさんの息子なんだから、手を出さないでね?
相手が相手なだけに応援できないよ」
「そうなのよね。
可愛くても竜王の息子なのよね。
ほんとここってとんでもないのばっかりね」
「そうじゃのぉ。
エルフの国エルエールの第一王女という肩書きは、ガイアのほとんどの場所でかなりの力を発揮するんじゃがのぉ。
ここではなんの意味もないわい。
恐ろしい場所じゃ」
「ドラゴンに天使に過去の人間の英雄。
これだけでもなんなのって感じなのに、さらには女神様にその眷属なんてねぇ」
「じゃが、近頃獣人の国のケモッセオにドラゴンと天使がいる商会が出入りしておると聞いたぞよ。
竜族も天使族も、多種族と交流を持つことはないと思っておったが、方針の転換でもあったのかのぉ」
「あ、わたくしも聞いたことあるわ。
その商会がエンシェントクロコダイルを卸したおかげで、デモーンにエンシェントクロコダイルの革のバッグが売りに出てたよ。
こんなチャンスもうないと思って、やばいくらい高かったけど買っちゃったわ。
ほらこれ、ステキでしょう?」
「魔族の国にも売りに出てたのかえ。
エルフの国にもエンシェントクロコダイルの革製品が売りに出てたわい。
妾はこのバッグを買ったのじゃ。
エンシェントクロコダイルなぞ、生きてるうちにもう手に入らないかもしれないからのぉ。
妾の私財の半分以上したわい」
「へぇー、あれがそんな風になったんだー」
薫子さんが興味深そうにバッグを見てる。
「めっちゃ高かったんだねぇ。
どうもお買い上げありがとうございます」
「ん?どういうこと?」
「どうもこうも、その商会って俺たちなんだけど」
「はあ!?」
「まことか!?」
「え、うん。
サッカー関連でお金がたくさん必要になりそうだったから、高く売れそうな鰐を持っていったんだよ」
「そんな簡単に言うけど、エンシェントクロコダイルなんだけど……。
前にジズーくんならちょっとがんばれば金貨十万枚くらいなら稼げるとか言ってたけど、今納得したわ」
「とんでもないのぉ、お主……。
ここに来てから、今までの価値観がぶち壊れてしもうたわい」
「ほんとね……」
二人ともゲンナリした顔でボヤいた。
「連れてきたのだー!」
「遅くなってごめんねー。
収穫するなら包丁いるでしょ?
みんなの分持ってきたよ―」
「お、ありがとー」
「ほんと、いい感じに育ってるね~。
普通に美味しそう!」
「じゃあ、収穫するのだ!」
「収穫するよー!」
畑の番人の二人のテンションが一気にMAXへ。
「ここをこう持ってじゃな、こうやるんじゃよ」
「「「「ふむふむ」」」」
アレッサンドラ先生に教えられた通りに収穫していく。
俺は、申し訳ないけど見学。
俺の肉球は収穫には向かないんだよね。
「ジズー!
最初の一個、収穫したのだー!」
バハムルがレタスを掲げながら楽しそうに報告してくる。
「おー!
上手に収穫できたねー!
その調子でがんばって!」
「うん!」
あぁ……、パレオの言う通り、バハムルはかわええなぁ。
バハムルが一家に一人いれば、世界平和も実現できるな。
薫子さんも顔に土をつけながらめっちゃ楽しそうに収穫してる。
あ、パレオはしんどそうだ。
研究者だもんなぁ、ちょっと中腰で作業するだけで腰が悲鳴をあげるのもしょうがない。
アレッサンドラは王女なのに熟練農家かってぐらい手際がいい。
エルフは王族だろうと農業をやってるんだろうか?
てか、パレオとアレッサンドラ。
サッカー脳の俺にはその名前はやばい。
パレオはパオロ・マルディーニ、アレッサンドラはアレッサンドロ・ネスタに変換されてしまう。
俺の妄想イレブンに二人追加されてしまった。
スリートップは左からクリス(クリスティアーノ・ロナウド)、ロナ(ロナウド)、レオ(リオネル・メッシ)。
左サイドバックにパレオ(パオロ・マルディーニ)、センターバックにアレッサンドラ(アレッサンドロ・ネスタ)。
そしてリベロにフラン(フランツ・ベッケンバウアー)。
現在六人だけど、なんだか「ぼくの考える最強イレブン」みたいな感じのメンバーになってきた。
アツイな!
中盤に、俺がジダンとして入りたいなーとは思う。
でも、俺にかかってる身体強化の魔法が無効化されたら、俺の身体能力はどんな感じなんだろう。
まぁ、ドラゴンや天使と同じチームでやれるほどの身体能力がなければ、監督ジダンとしてチームに加わるっていう手もあるか。
いや、むしろアリだな!
となると、中盤に三人と右サイドバック、それからゴールキーパーってことで、あと五人か。
その前に、パレオとアレッサンドラがサッカーをやるようになるかまだわかんないわけだけど。
うまい具合にサッカーを勧めてみて、好きになってもらわないとだなぁ。
そんな感じでサッカー妄想を楽しんでいたら、薫子さんに声をかけられた。
「ジズー、収穫おわったよー?
家に戻るよー」
「あ、うん。
ごめんごめん、ちょっとぼーっとしてた」
いつの間にか収穫が終わっていた。
まぁ、俺はやれることがなくて暇だったから、ちょっとした妄想をしてしまうのはしょうがないってことで。
その後、朝ご飯で食べたレタスは超美味しかった。
野菜の味にうるさいエルフの王女様に、「ガイアで一番うまいレタスじゃ!」とまで言わしめた。
そして、晩ご飯で食べた肉野菜炒めも超美味しかった。
野菜の味にうるさいエルフの王女様に、「ガイアで一番うまいキャベツじゃ!」とまで言わしめた。
そして、新たな肉料理(ドラゴンは肉料理と判断した)に、ドラゴンたちは歓喜。
実はヘルシーな食事を好むフランも、「肉野菜炒めなら、罪悪感なく肉も食べれるし」と言って喜んでいた。
なんだろう、フランって言うことがいちいち現代人っぽいんだよなぁ。
それとも女性っていうのは今も昔も同じってことなんだろうか。
とにかく、大成功に終わった初めての農業。
俺たちのやり方がよかったんだろうなんて自惚れるわけもなく、良かったのはここの土なんだろうと澪は言った。
その通りなんだと思う。
世界樹は、豊かな土壌と清らかな水がなければ育たないとアレッサンドラが教えてくれた。
世界樹は、俺たちが初めてここに来た時には実も何もついてなかったが、今は実がたくさんなっている。
つまり、ここの土と水は相当質がいいんだろう。
せっかく農業に詳しいアレッサンドラがいるし、今度は畑を広げてもっとたくさん作ろうということになった。
目指せ完全自給自足!と雫はみんなを煽っている。
でも自給自足って……、うーん。
かなり広い農地を作って、いろいろな物を作らないといけないからかなり忙しくなると思うんだけどなぁ。
農作業の機械なんてないわけだし、人手が足りないんじゃないかなって思うけど。
まぁ、やってみないとわかんないか。
農業なんて知識も経験もない俺の予想なんて、的外れな可能性もむしろ高いし。
初めてのことは何事もトライアンドエラーだ。
まずは、今まではゴロゴロしてるだけで畑仕事をほとんど手伝ってなかったフランに、これからは畑仕事をちゃんとやらせることから始めよう。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
身寄りのない少女を引き取ったら有能すぎて困る(困らない)
長根 志遥
ファンタジー
命令を受けて自らを暗殺に来た、身寄りのない不思議な少女エミリスを引き取ることにした伯爵家四男のアティアス。
彼女は彼と旅に出るため魔法の練習を始めると、才能を一気に開花させる。
他人と違う容姿と、底なしの胃袋、そして絶大な魔力。メイドだった彼女は家事も万能。
超有能物件に見えて、実は時々へっぽこな彼女は、様々な事件に巻き込まれつつも彼の役に立とうと奮闘する。
そして、伯爵家領地を巡る争いの果てに、彼女は自分が何者なのかを知る――。
◆
「……って、そんなに堅苦しく書いても誰も読んでくれませんよ? アティアス様ー」
「あらすじってそういうもんだろ?」
「ダメです! ここはもっとシンプルに書かないと本編を読んでくれません!」
「じゃあ、エミーならどんな感じで書くんだ?」
「……そうですねぇ。これはアティアス様が私とイチャイチャしながら、事件を強引に力で解決していくってお話ですよ、みなさん」
「ストレートすぎだろ、それ……」
「分かりやすくていいじゃないですかー。不幸な生い立ちの私が幸せになるところを、是非是非読んでみてくださいね(はーと)」
◆HOTランキング最高2位、お気に入り1400↑ ありがとうございます!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
冒険者パーティから追放された俺、万物創生スキルをもらい、楽園でスローライフを送る
六志麻あさ
ファンタジー
とある出来事をきっかけに仲間から戦力外通告を突きつけられ、パーティを追放された冒険者カイル。
だが、以前に善行を施した神様から『万物創生』のスキルをもらい、人生が一変する。
それは、便利な家具から大規模な土木工事、果てはモンスター退治用のチート武器までなんでも作ることができるスキルだった。
世界から見捨てられた『呪われた村』にたどり着いたカイルは、スキルを使って、美味しい料理や便利な道具、インフラ整備からモンスター撃退などを次々とこなす。
快適な楽園となっていく村で、カイルのスローライフが幕を開ける──。
●表紙画像は、ツギクル様のイラストプレゼント企画で阿倍野ちゃこ先生が描いてくださったヒロインのノエルです。大きな画像は1章4「呪われた村1」の末尾に載せてあります。(c)Tugikuru Corp. ※転載等はご遠慮ください。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる