おもちゃの剣で異世界を救う東京住みの勇者はダメですか?

PoH

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1章 日帰り勇者誕生

5話 異世界でマッチングシステム

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色々あって普通のJKの私が異世界に転生しちゃいました。


「確か…スマホで色々確認できるんだよね。まずは杖から確認しよっかな。」
【賢者の杖】とその杖には記されていた。
「効果はどんな感じだろ。」 


【攻撃系初級魔法全習得】攻撃系初級魔法を全て習得済み。
【攻撃系中級魔法全習得】攻撃系中級魔法を全て習得済み。
【攻撃系上級魔法全習得】攻撃系上級魔法を全て習得済み。



「ごりごりの攻撃魔法ばっかだなぁ。えーと…使用者のレベルアップ次第では全魔法習得可能か~。めっちゃすごいじゃん。ちなみに服の方にはどんな能力が備わってるんだろう。」


【賢者のコート】魔力を流した状態であれば高速治癒が発動する。
また魔法障壁も発動可能。



うっわ強すぎ。
私の他にも転生した人がいるって言ってたけどその人もこれぐらいチート級なのかな?
「なんか、恭介とゲームしてた時を思い出すなぁ…」
ん?…そういえば恭介はほぼ死んでるような状態から急に生命活動を再開したって…。


もしかして私よりも前に手違いで転生することになった人って…
「まさかね、そんなことはさすがにないか…いくらなんでも都合が良すぎるよね。」

俺が異世界に来て初めての夜だ。
道中で助けた親子が村まで案内してくれたおかげで寝床には困らなそうで助かった。


そんなことを考えていると、スマホから通知音がなった。
「あれ?メール?神様からか。なんだろう。」
『少年!異世界ライフ満喫しとるかの?唐突で申し訳ないんだが実はもう1人ワシの手違いで死んでしまってな。そっちに転生させた。一応目印にそこそこレアそうな賢者っぽいコートと杖を装備させといた。見つけたらスマホを見せればわかると思うのでよろしく頼む!これからは2人で頑張ってくれ!』
「それマ?」
思わず声に出してしまった。
まぁでも仲間が増えるってことは心強いな。


「今頃母さんや父さん、どうしてるかな…。」
道中で神様からメールで聞いたのだが、俺の体は元いた世界では意識不明の状態で生命活動をちゃんとしているらしい。
だからいつ元の世界に戻ってもいいとの事だ。
話を戻すが俺の体は今意識不明の状態だ。
つまり病院とかの施設で入院というような形になっているのだろう。


「見舞いに来てくれるやつとかいんのかな…。」
幼馴染みの切歌なら来てくれるだろうか。
母さんが付きっきりで看病してくれてたら申し訳ないな…。
「早く元の世界に戻らないとな。」
そう言って俺は部屋の灯りを消し、眠りについた。

私はとりあえず歩きまくって何とか日が落ちる前に近くの村に到着し、宿屋も見つけることが出来た。神様が私に最低限の宿泊代のお金を持たせてくれてたのでとりあえず寝床は確保出来た。


「そういえば神様から先に転生した人のこと何も聞いてなかったな…。でも多分私と同じでスマホを持ち歩いてるよね?ならスマホ持ってる人を探せばいいか!」
もう今日は色々あって疲れたので寝よう。
「恭介が目覚める前に元の世界に戻って、アイツをちゃんと迎えてあげなきゃね…」
と心中で呟き眠りについた。

とりあえず今日はこの近辺を歩き回って、他の転生者を探そうと思う。
「スマホを持ってる賢者の人かぁ…。」
とりあえず階段を降りるか。

異世界で迎える初めての朝だ。
私は今まで早起きは誰にも負けないつもりだったが、昨日色々ありすぎたせいかあまり早く起きれなかった。


まずは宿屋の洗面台で顔を洗おう。
と扉を開けると隣の部屋に泊まっている人が階段を降りていった。
ん?隣の部屋の人顔は見えなかったけどめっちゃ変なカッコしてるなぁ。おもちゃの剣に学生服っぽい上下。この世界にもいるんだなぁ学生さん。

とりあえず身支度を整えることが出来たので村にいる賢者っぽい人に片っ端から声をかけようと思う。
え?新手のナンパみたいだって?知らん。
かれこれ30分ほど続けてみたが、全く違う人達ばっかだ。
こんなことなら神様にどんな人なのか顔写真ぐらい送って貰うんだった。


「あ!今から電話すりゃいいじゃん!」
とりあえず神様に電話をかける。
…………………………………………………………………。
「出ねぇじゃねぇかあのジジイ!」
しまったつい大声を出してしまった。
「兄ちゃん朝っぱらから元気なのはいいが少しうるさいぜ!」
見知らぬホームレスっぽいおっさんに怒られる俺。
「す、すみません。」
「お、おい兄ちゃんそれ!」
おっさんは俺の左手にあるスマホを見て急に驚いた。


もしかしてこのおっさんが転生してきた賢者?
賢者というより浮浪者なんだが。
「兄ちゃんその板、兄ちゃんのものか?」
おっさんは俺のスマホを指さしてそう言った。
「えぇ…そうですけどもしかしておじさんが転生してきた賢者ですか?」
「転生?賢者?何言ってんだ?俺実はよ、それと似たような板を持ってる姉ちゃんがこの宿屋に入っていくのを見たんだよ!もしかして仲間か何かか?もし2枚その板があるんだったらよ、1枚売ってくれねぇか?」
このおっさん今なんて言った?俺と似たような板…つまりスマホを持ってる女がいただって?
めっちゃ近くに探し人がいて驚いた。


「すみません、俺その人とは面識ないです。なのでこれも1つしかないんです。だから売ることは出来ないです。」
おっさんはしょんぼりした顔で口を開いた。
「そうか…急に迫ったりして悪かったな。すまねぇ。お詫びと言っちゃ変だがなんか俺に出来ることはねぇか?」
このおっさんめっちゃ優しいな。
「え?いいんですか?だったら、その俺と同じこの板を持ってる女の人をここに連れてきてもらって良いですか?」
「あぁ!いいぜ!そういえば兄ちゃん名前なんて言うんだ?」
「恭介って言います。おじさんの名前は?」
「俺はザックだ!この村で商人をやってるもんだ!よろしなキョースケ!」
というわけなのでザックさんが賢者さんを連れてきてくれるそうです。
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