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突然の“指名”。
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三度目のスタジオから帰った翌日。
朝起きてスマホを見ると、
通知がとんでもないことになっていた。
【那加森 廣樹】
×7件。
嫌な予感しかしない。
震えながら開く。
“今日、仕事ある?”
“ねぇみれいさん”
“みれいで出勤する日、教えて”
“指名したい”
“今日でもいい?”
ひぃ。
私の背筋は朝から氷のように冷えた。
ちょっと待って。
ちょっと待って、推し!?
有名人よ!?
あなた!?
「な、なんで……!」
動悸が一気に跳ね上がる。
みれいとしての私は、
人妻店で働いている。
顔出し、完全接客モード。
“仕事の私”だ。
それを——
推しが見つけて、
そして “指名” を希望している。
無理。
無理無理無理。
私は深呼吸してDMを返した。
『今日は……夕方からになります……』
数秒後、返ってきた。
“じゃあ、夕方に行くね”
“りのちゃんじゃなくて
みれいさんに会いたい日もあるんだよ”
終わった。
推しが来る。
私の裏の職場に来る。
そして——
私は“仕事の顔”を推しに見せなければならない。
夕方。
出勤前の控室。
私は制服に着替え、
髪を整え、
化粧を“みれい仕様”にし、
完全な接客顔になる。
りのとは違う。
龍真とも違う。
堂々として、距離を詰めて、甘く微笑む。
誰にも媚びないけど、優しい声で話す。
それがみれい。
「……これ、推しに見せるの……?」
過去最大級に心臓が痛い。
スタッフが声をかけてくる。
「みれいちゃん、指名のお客様来たよー」
「あっ……はい……」
心臓が喉から出そうだった。
足を震わせながら個室へ向かう。
ドアをノック。
「みれいです。失礼しま——」
ドアを開けた瞬間。
そこに座っていたのは、
黒パーカーにキャップ姿の——
那加森廣樹。
本物。
推し。
なんでこんな狭い個室にいるの。
「……やぁ」
顔を上げる。
アヒル口のまま優しく笑っている。
「本当に来たの……?」
思わず声が震えた。
廣樹は軽く笑い、
「来るに決まってるじゃん。
会いたかったんだよ、“みれいさん”」
鳥肌が立った。
甘い声。
でもその奥に違う温度がある。
ドアを閉めると、空気が密になる。
私は、仕事用の微笑みを浮かべた。
「……本日はご指名ありがとうございます。
ゆっくりしていってくださいね?」
声まで仕事の声になった。
落ち着いた、甘いトーン。
りのより大人っぽい。
距離の詰め方もプロ仕様だ。
廣樹は固まった。
驚いている。
「……声、違う」
「お仕事なので♪」
「なんか……色っぽいんだけど」
「接客なので♪」
「りのちゃんと全然違う……」
そりゃそう。
違う人として生きてるんだもん。
私はおしぼりを差し出し、
にっこりと微笑む。
「お疲れだと思うので、
まずはリラックスしてくださいね」
その瞬間。
廣樹が、
変わった。
私の顔をじっと見つめたまま、
廣樹は小さく呟く。
「……みれいさんさ」
「はい?」
「今のが……“仕事の顔”ってこと?」
「そうですね。りのとは違いますよ?」
「そっか……」
一瞬、静かな間が落ちた。
そのあと——
低くて甘い声になった。
「……俺ね。
仕事の顔も、全部知りたい」
背筋がゾクっとした。
廣樹がゆっくり近づく。
「りのちゃんの……
全部の顔、俺以外に見せないでほしい」
空気が変わる。
重い……
けど甘い……
怖くはない……
ただ、熱い。
「……だめ?」
「っ……!」
私は接客の顔のまま笑う。
「だめじゃないですけど……
そういうのは独占欲ですよ?」
廣樹は素で、
「うん。独占したいよ」
倒れるかと思った。
「みれいさんが……誰かと笑うの嫌だよ」
「手とか……絶対触られたくない」
「俺だけでいいじゃん?」
甘い声で全部言ってくる。
これが裏の顔なんだ。
重いけど、怖さより“恋”の匂いがする。
胸が痛くなる。
私はプロの接客笑顔で返す。
「お客様。
私はお仕事で皆さんに優しくするんです。
特別扱いは——」
と、その時。
廣樹が私の手首をやさしく掴んだ。
力なんて入ってない。
ただ触れているだけ。
でも、その手は熱くて、
私の心臓を一瞬でバクつかせた。
「特別扱い、してよ」
「……ひ、広樹さん……」
「俺が……特別じゃないと
嫌なんだけど」
甘い声を低く落として言う。
それは、
甘えていて、
わんこみたいで、
でも確かに“男の顔”だった。
私は、仕事の顔のまま笑った。
「困らせないでくださいね?
私はプロなので」
廣樹は、少し拗ねた。
「プロのみれいさんも好きだけど……
りのちゃんの方が好き」
「っ……!」
「同じ人でしょ?
どっちも俺だけのりのちゃんだよ」
完全に裏の顔。
でも怖くない。
甘い嫉妬の塊。
私は耐えきれず、
仕事では絶対にしない“本音の笑顔”が出てしまった。
廣樹が一気に顔を赤くする。
「……それ。
やっぱりりのちゃんじゃん……」
胸の奥がドクンと鳴った。
時間が近づいた。
私は「みれい」の声で言う。
「……本日はありがとうございました。
またお待ちしてますね?」
廣樹はゆっくり立ち上がり、
真剣な顔で言った。
「また来る」
「……はい」
「ていうか……
来させて?」
「え……」
「理由欲しい?
……好きだから、来たい」
やめて……
そんなこと言わないで……
泣くから……。
胸が熱くなって声が出ない。
廣樹は帰り際、
私の手をそっと握って言った。
「みれいでも、りのでも……
どっちでもいいから。
俺の前から消えないでね」
息が止まった。
そして、
扉が閉まる直前に。
「また明日……会える?」
その笑顔は、
破壊的なほど甘かった。
控室に戻った瞬間、
私は椅子に座り込んだ。
「……は……?
しんど……」
甘すぎて、
重すぎて、
優しすぎて、
全部が押し寄せてきて息ができない。
仕事の顔も、
りのの顔も、
全部見られて。
その上で——
「好き」って言われて。
私は悟った。
もう、この人には勝てない。
そしてスマホが震えた。
【那加森 廣樹】
“みれいさんへ
……またすぐ会いたい”
終わりだ。
推しに捕まった。
でも、
嬉しい。
苦しいほどに嬉しい。
朝起きてスマホを見ると、
通知がとんでもないことになっていた。
【那加森 廣樹】
×7件。
嫌な予感しかしない。
震えながら開く。
“今日、仕事ある?”
“ねぇみれいさん”
“みれいで出勤する日、教えて”
“指名したい”
“今日でもいい?”
ひぃ。
私の背筋は朝から氷のように冷えた。
ちょっと待って。
ちょっと待って、推し!?
有名人よ!?
あなた!?
「な、なんで……!」
動悸が一気に跳ね上がる。
みれいとしての私は、
人妻店で働いている。
顔出し、完全接客モード。
“仕事の私”だ。
それを——
推しが見つけて、
そして “指名” を希望している。
無理。
無理無理無理。
私は深呼吸してDMを返した。
『今日は……夕方からになります……』
数秒後、返ってきた。
“じゃあ、夕方に行くね”
“りのちゃんじゃなくて
みれいさんに会いたい日もあるんだよ”
終わった。
推しが来る。
私の裏の職場に来る。
そして——
私は“仕事の顔”を推しに見せなければならない。
夕方。
出勤前の控室。
私は制服に着替え、
髪を整え、
化粧を“みれい仕様”にし、
完全な接客顔になる。
りのとは違う。
龍真とも違う。
堂々として、距離を詰めて、甘く微笑む。
誰にも媚びないけど、優しい声で話す。
それがみれい。
「……これ、推しに見せるの……?」
過去最大級に心臓が痛い。
スタッフが声をかけてくる。
「みれいちゃん、指名のお客様来たよー」
「あっ……はい……」
心臓が喉から出そうだった。
足を震わせながら個室へ向かう。
ドアをノック。
「みれいです。失礼しま——」
ドアを開けた瞬間。
そこに座っていたのは、
黒パーカーにキャップ姿の——
那加森廣樹。
本物。
推し。
なんでこんな狭い個室にいるの。
「……やぁ」
顔を上げる。
アヒル口のまま優しく笑っている。
「本当に来たの……?」
思わず声が震えた。
廣樹は軽く笑い、
「来るに決まってるじゃん。
会いたかったんだよ、“みれいさん”」
鳥肌が立った。
甘い声。
でもその奥に違う温度がある。
ドアを閉めると、空気が密になる。
私は、仕事用の微笑みを浮かべた。
「……本日はご指名ありがとうございます。
ゆっくりしていってくださいね?」
声まで仕事の声になった。
落ち着いた、甘いトーン。
りのより大人っぽい。
距離の詰め方もプロ仕様だ。
廣樹は固まった。
驚いている。
「……声、違う」
「お仕事なので♪」
「なんか……色っぽいんだけど」
「接客なので♪」
「りのちゃんと全然違う……」
そりゃそう。
違う人として生きてるんだもん。
私はおしぼりを差し出し、
にっこりと微笑む。
「お疲れだと思うので、
まずはリラックスしてくださいね」
その瞬間。
廣樹が、
変わった。
私の顔をじっと見つめたまま、
廣樹は小さく呟く。
「……みれいさんさ」
「はい?」
「今のが……“仕事の顔”ってこと?」
「そうですね。りのとは違いますよ?」
「そっか……」
一瞬、静かな間が落ちた。
そのあと——
低くて甘い声になった。
「……俺ね。
仕事の顔も、全部知りたい」
背筋がゾクっとした。
廣樹がゆっくり近づく。
「りのちゃんの……
全部の顔、俺以外に見せないでほしい」
空気が変わる。
重い……
けど甘い……
怖くはない……
ただ、熱い。
「……だめ?」
「っ……!」
私は接客の顔のまま笑う。
「だめじゃないですけど……
そういうのは独占欲ですよ?」
廣樹は素で、
「うん。独占したいよ」
倒れるかと思った。
「みれいさんが……誰かと笑うの嫌だよ」
「手とか……絶対触られたくない」
「俺だけでいいじゃん?」
甘い声で全部言ってくる。
これが裏の顔なんだ。
重いけど、怖さより“恋”の匂いがする。
胸が痛くなる。
私はプロの接客笑顔で返す。
「お客様。
私はお仕事で皆さんに優しくするんです。
特別扱いは——」
と、その時。
廣樹が私の手首をやさしく掴んだ。
力なんて入ってない。
ただ触れているだけ。
でも、その手は熱くて、
私の心臓を一瞬でバクつかせた。
「特別扱い、してよ」
「……ひ、広樹さん……」
「俺が……特別じゃないと
嫌なんだけど」
甘い声を低く落として言う。
それは、
甘えていて、
わんこみたいで、
でも確かに“男の顔”だった。
私は、仕事の顔のまま笑った。
「困らせないでくださいね?
私はプロなので」
廣樹は、少し拗ねた。
「プロのみれいさんも好きだけど……
りのちゃんの方が好き」
「っ……!」
「同じ人でしょ?
どっちも俺だけのりのちゃんだよ」
完全に裏の顔。
でも怖くない。
甘い嫉妬の塊。
私は耐えきれず、
仕事では絶対にしない“本音の笑顔”が出てしまった。
廣樹が一気に顔を赤くする。
「……それ。
やっぱりりのちゃんじゃん……」
胸の奥がドクンと鳴った。
時間が近づいた。
私は「みれい」の声で言う。
「……本日はありがとうございました。
またお待ちしてますね?」
廣樹はゆっくり立ち上がり、
真剣な顔で言った。
「また来る」
「……はい」
「ていうか……
来させて?」
「え……」
「理由欲しい?
……好きだから、来たい」
やめて……
そんなこと言わないで……
泣くから……。
胸が熱くなって声が出ない。
廣樹は帰り際、
私の手をそっと握って言った。
「みれいでも、りのでも……
どっちでもいいから。
俺の前から消えないでね」
息が止まった。
そして、
扉が閉まる直前に。
「また明日……会える?」
その笑顔は、
破壊的なほど甘かった。
控室に戻った瞬間、
私は椅子に座り込んだ。
「……は……?
しんど……」
甘すぎて、
重すぎて、
優しすぎて、
全部が押し寄せてきて息ができない。
仕事の顔も、
りのの顔も、
全部見られて。
その上で——
「好き」って言われて。
私は悟った。
もう、この人には勝てない。
そしてスマホが震えた。
【那加森 廣樹】
“みれいさんへ
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終わりだ。
推しに捕まった。
でも、
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