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第一章 死ぬにしたって、これは無いだろ!
第十五話
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朝食として持ってきてもらったサンドイッチを頬張るときも、俺はスケッチブックから目を離せずにいた。
幼さの中に、既に成熟すら感じるほどの端正さを内包していて、そのアンバランスさがいたく目を惹く。綺麗な少年だ。
しかし、足りない。夢の中のこの子は、どんな芸術理論でも説明がつかない、生命の根源的なところから呼び起こされるような、そんな圧倒があった。
輪郭も色彩も何もかもぼやけてしまった記憶と、このスケッチしか手元に無い今、二度と同じものは得られない。
しかし、うつくしいものを見たという感動が、その喪失感を、妙に心地の良いものに変えてしまって、砂糖瓶の底をスプーンで擦るときのように、未練たらしくスケッチを見つめてしまうのだ。
知らない少年のはずなのに、なんだか、懐かしい。
しかし、今の俺にとっては、その不可解が何よりの救いだ。
きっと俺の知らないあの少年は、あの美しい情景は、ベルラッドの記憶なんだろう。
そう考えると、俺が乗っ取ってしまったこの身体に、ベルラッドが存在する可能性を見出せる。
「なあ、ベルラッドさんや。良く知らないけど、きっと辛いことが沢山あったんだよな。でもさ、お前の弟、お前のことを待ってんだぞ。一度は死んじまった俺に代理なんかさせないでくれよな、早く起きて、おはようって言ってやってよ」
返事が無いと分かっていて、話しかけてみる。それでも、返事が無いことで、こんなにも辛いと思ったことは無かった。
「しゃーねえや、起きる気配すら無いんだもんな。ベルラッドには悪いが、たたき起こしてやるしかねえよな」
少なくとも、俺にあの夢を見せたってことは、多少なりとも心惜しく思っていることがあるってことかもしれない。
ひとまず、オリヴィアさんの助言通り、ベルラッドがかつて描いたという絵を見せてもらおうか。
「よし、そうと決まればジルラッド氏を召喚……あ、そういえば、どうやって連絡とればいいか知らねえじゃん……どうしよ、呼べば来てくれるかな。おーい、ジルラッドくーん! なんてn」
「お呼びですか、兄上」
「うわあああああああああああああ!!!!!!」
なんてな、とちょける暇も与えない登場、呼ばれて飛び出て主人公さまだ。
まさか本当に呼べば来るなんて思ってもみない俺、本気の大絶叫である。
「ど、どどどどっ、どっから……?」
「どこから、とは?」
「いやいや、どこからともなく現れるっておかしいべや!! コエーよ!!」
「……? 普通に、転移魔法を使っただけですが……」
「まあそれも驚いたけどもさ!! 何、この部屋の音は君に筒抜けなの!? ずっと監視してるって、コト!? 意味が分かると怖い話ですか!?!?」
「流石に、兄上が目を覚まされてからは、遠隔視の術は解除していますよ。ただ、僕の名前を呼びかける声を認識した時に僕に知らせる結界術だけはかけさせていただいています」
魔法便利だな!! そんで君めっちゃ器用ね!!
小説で読んでた限りだと、どっちかと言えば攻撃力特化なタイプだと思ってたよ……。
まあ、そんなことはどうでも良くてさ。
異世界ファンタジーの世界でもプライバシー保護の観念は導入すべきだと思うんですよボカァ。
出来るもんは仕方ないけどもね?? まあ君の言う事だから信じるけどもね??
「うぇえ、色々言いたいことはあるけどまあいいや……ごめんな、忙しいだろうに、急に呼び出し? なんかして。ガチで来るとは思ってなかったんだけど」
「いえ、兄上以上に優先すべきことなんて僕にはありませんから。御用があれば……いえ、特に何は無くとも、いつでも先程のように呼んでくださいね。遅くとも3秒後には馳せ参じる所存です」
キラキラまばゆい超絶イケメンフェイスでちょっと様子のおかしいことを言うジルラッド氏……うん、まごうこと無き通常運転だな。
「引きこもり相手の優先順位はもっと下げていいと思う……3時のおやつの次くらいの優先度にして、頼むから。まあいいや。そんなことより、ジルラッドくん。折り入ってお願いがあるんだ」
「はい、なんでしょう」
「昏睡する前のベルラッド、絵を描くのが好きだったって聞いたんだけど、その絵を見てみたいんだ。記憶を取り戻す手がかりというか、刺激になるんじゃないかなって」
「兄上の昔の絵を、ですか……」
「うん。……ダメ、ですかね?」
「いえ、全く、そのようなことはありません。今は僕が勝手にお預かりしているだけで、元は兄上の作品ですからね。早速、今からご覧になりますか?」
「ご多忙中とかでなければ」
「心配には及びません。ご案内します」
ジルラッド氏は、やわらかくはにかんで、こちらに手を差し伸べた。
うわあ、うわあ、これってあれじゃん、ヒロインに手を差し伸べる王子様やん、乙女ゲームのスチルやん。
この手を俺に取れと?? 無茶言いますねぇ!!
「兄上?」
「ハッ、ごめん、意識が成層圏くらいまで飛んでってた」
「セイソウケン……」
「なんでもないですすみません気にしないでください」
やっべ、ここに逆ハー狙い夢女ry……(n回目)
クソッ、この歩くスチル製造機め、息をするだけで絵になりやがって、チクショウ。
おかげで俺が何度転生者の化けの皮が剥がれそうになったことか。
単に俺の脇が甘いだけです本当にありがとうございました。
おっかなびっくり挙動不審気味に、本当に恐る恐る、乙女ゲームのスチルに介入とかいう禁忌を犯し、ジルラッド氏の手を取る。
うん、俺はヒロインじゃないので、まるっきり犬です。これお手ですね。ハハッ、いっそ殺せ。
「転移酔いしないように、しっかり僕の手を握っていてくださいね」
「アッ、転移するんだ。え、転移!?」
バチン! 相撲の猫騙しのような激しいスパーク音とは裏腹に、エレベーターに乗ったときの感覚に似た、柔らかい浮遊感が胃の底を押し上げる。
瞬きすら追いつかないほどで、さっきまで目の前にあったいつもの部屋から、壁いっぱいに額縁がかけられた部屋が眼前に現れた。
「気分に差しさわりありませんか?」
「ないです……でも心臓さんが大暴れしてるからちょっとだけタンマ……」
「僕の技前もまだまだですね……すみません、もっと精進します」
「君の技前云々より、俺の心積もりの問題だよ、これは……」
納得いかないというように、眉根を寄せてぶつぶつと何かを呟くジルラッド氏。
何やら、達人の域まで行けば、随伴者に夢を見せるような心地の転移が出来るのだという。
逆に、ヘタクソだと随伴者はマーライオンらしい。エレベーター心地で充分じゃね? なんて俺は思うわけだけど。マーライオンと比べたら天国じゃんね。
閑話休題。
バクバクと慌ただしい心臓を深呼吸で宥め、落ち着いたところで、俺は室内を埋め尽くすように飾られた額縁をぐるりと見まわし、呆気にとられることになった。
モチーフが殆ど同じなのだ。
勿論、構図だとか、場所だとか、ポージングだとか、バリエーションには富んでいる。しかし、やはり、絵の主軸に据えられているのは、全て同じ少年。
溌剌とした、輝かんばかりの笑顔をこちらに向ける、見目麗しい少年。
そして、俺が夢で見た、ただで忘れてなるものかと必死にスケッチにおさめた、あの少年だったのだ。
咄嗟に言葉が出なかった。
同じ絵描きだからこそ、分かる。どんなにか、描き手に、この少年への思い入れがあったのか。
言葉にできない、してはいけない、そんな相手への情を渾身にぶつけたような、そんな気迫すら感じる絵だった。
そして、夢で見たあの子の正体も、考えるまでもなく、理解した。
かつてのベルラッドは、数えきれないほどの枚数、自身の弟を、水彩におさめたのだ。
俺が夢で見た、あの光輝の少年は、幼少のジルラッド氏だったのである。
幼さの中に、既に成熟すら感じるほどの端正さを内包していて、そのアンバランスさがいたく目を惹く。綺麗な少年だ。
しかし、足りない。夢の中のこの子は、どんな芸術理論でも説明がつかない、生命の根源的なところから呼び起こされるような、そんな圧倒があった。
輪郭も色彩も何もかもぼやけてしまった記憶と、このスケッチしか手元に無い今、二度と同じものは得られない。
しかし、うつくしいものを見たという感動が、その喪失感を、妙に心地の良いものに変えてしまって、砂糖瓶の底をスプーンで擦るときのように、未練たらしくスケッチを見つめてしまうのだ。
知らない少年のはずなのに、なんだか、懐かしい。
しかし、今の俺にとっては、その不可解が何よりの救いだ。
きっと俺の知らないあの少年は、あの美しい情景は、ベルラッドの記憶なんだろう。
そう考えると、俺が乗っ取ってしまったこの身体に、ベルラッドが存在する可能性を見出せる。
「なあ、ベルラッドさんや。良く知らないけど、きっと辛いことが沢山あったんだよな。でもさ、お前の弟、お前のことを待ってんだぞ。一度は死んじまった俺に代理なんかさせないでくれよな、早く起きて、おはようって言ってやってよ」
返事が無いと分かっていて、話しかけてみる。それでも、返事が無いことで、こんなにも辛いと思ったことは無かった。
「しゃーねえや、起きる気配すら無いんだもんな。ベルラッドには悪いが、たたき起こしてやるしかねえよな」
少なくとも、俺にあの夢を見せたってことは、多少なりとも心惜しく思っていることがあるってことかもしれない。
ひとまず、オリヴィアさんの助言通り、ベルラッドがかつて描いたという絵を見せてもらおうか。
「よし、そうと決まればジルラッド氏を召喚……あ、そういえば、どうやって連絡とればいいか知らねえじゃん……どうしよ、呼べば来てくれるかな。おーい、ジルラッドくーん! なんてn」
「お呼びですか、兄上」
「うわあああああああああああああ!!!!!!」
なんてな、とちょける暇も与えない登場、呼ばれて飛び出て主人公さまだ。
まさか本当に呼べば来るなんて思ってもみない俺、本気の大絶叫である。
「ど、どどどどっ、どっから……?」
「どこから、とは?」
「いやいや、どこからともなく現れるっておかしいべや!! コエーよ!!」
「……? 普通に、転移魔法を使っただけですが……」
「まあそれも驚いたけどもさ!! 何、この部屋の音は君に筒抜けなの!? ずっと監視してるって、コト!? 意味が分かると怖い話ですか!?!?」
「流石に、兄上が目を覚まされてからは、遠隔視の術は解除していますよ。ただ、僕の名前を呼びかける声を認識した時に僕に知らせる結界術だけはかけさせていただいています」
魔法便利だな!! そんで君めっちゃ器用ね!!
小説で読んでた限りだと、どっちかと言えば攻撃力特化なタイプだと思ってたよ……。
まあ、そんなことはどうでも良くてさ。
異世界ファンタジーの世界でもプライバシー保護の観念は導入すべきだと思うんですよボカァ。
出来るもんは仕方ないけどもね?? まあ君の言う事だから信じるけどもね??
「うぇえ、色々言いたいことはあるけどまあいいや……ごめんな、忙しいだろうに、急に呼び出し? なんかして。ガチで来るとは思ってなかったんだけど」
「いえ、兄上以上に優先すべきことなんて僕にはありませんから。御用があれば……いえ、特に何は無くとも、いつでも先程のように呼んでくださいね。遅くとも3秒後には馳せ参じる所存です」
キラキラまばゆい超絶イケメンフェイスでちょっと様子のおかしいことを言うジルラッド氏……うん、まごうこと無き通常運転だな。
「引きこもり相手の優先順位はもっと下げていいと思う……3時のおやつの次くらいの優先度にして、頼むから。まあいいや。そんなことより、ジルラッドくん。折り入ってお願いがあるんだ」
「はい、なんでしょう」
「昏睡する前のベルラッド、絵を描くのが好きだったって聞いたんだけど、その絵を見てみたいんだ。記憶を取り戻す手がかりというか、刺激になるんじゃないかなって」
「兄上の昔の絵を、ですか……」
「うん。……ダメ、ですかね?」
「いえ、全く、そのようなことはありません。今は僕が勝手にお預かりしているだけで、元は兄上の作品ですからね。早速、今からご覧になりますか?」
「ご多忙中とかでなければ」
「心配には及びません。ご案内します」
ジルラッド氏は、やわらかくはにかんで、こちらに手を差し伸べた。
うわあ、うわあ、これってあれじゃん、ヒロインに手を差し伸べる王子様やん、乙女ゲームのスチルやん。
この手を俺に取れと?? 無茶言いますねぇ!!
「兄上?」
「ハッ、ごめん、意識が成層圏くらいまで飛んでってた」
「セイソウケン……」
「なんでもないですすみません気にしないでください」
やっべ、ここに逆ハー狙い夢女ry……(n回目)
クソッ、この歩くスチル製造機め、息をするだけで絵になりやがって、チクショウ。
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おっかなびっくり挙動不審気味に、本当に恐る恐る、乙女ゲームのスチルに介入とかいう禁忌を犯し、ジルラッド氏の手を取る。
うん、俺はヒロインじゃないので、まるっきり犬です。これお手ですね。ハハッ、いっそ殺せ。
「転移酔いしないように、しっかり僕の手を握っていてくださいね」
「アッ、転移するんだ。え、転移!?」
バチン! 相撲の猫騙しのような激しいスパーク音とは裏腹に、エレベーターに乗ったときの感覚に似た、柔らかい浮遊感が胃の底を押し上げる。
瞬きすら追いつかないほどで、さっきまで目の前にあったいつもの部屋から、壁いっぱいに額縁がかけられた部屋が眼前に現れた。
「気分に差しさわりありませんか?」
「ないです……でも心臓さんが大暴れしてるからちょっとだけタンマ……」
「僕の技前もまだまだですね……すみません、もっと精進します」
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納得いかないというように、眉根を寄せてぶつぶつと何かを呟くジルラッド氏。
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逆に、ヘタクソだと随伴者はマーライオンらしい。エレベーター心地で充分じゃね? なんて俺は思うわけだけど。マーライオンと比べたら天国じゃんね。
閑話休題。
バクバクと慌ただしい心臓を深呼吸で宥め、落ち着いたところで、俺は室内を埋め尽くすように飾られた額縁をぐるりと見まわし、呆気にとられることになった。
モチーフが殆ど同じなのだ。
勿論、構図だとか、場所だとか、ポージングだとか、バリエーションには富んでいる。しかし、やはり、絵の主軸に据えられているのは、全て同じ少年。
溌剌とした、輝かんばかりの笑顔をこちらに向ける、見目麗しい少年。
そして、俺が夢で見た、ただで忘れてなるものかと必死にスケッチにおさめた、あの少年だったのだ。
咄嗟に言葉が出なかった。
同じ絵描きだからこそ、分かる。どんなにか、描き手に、この少年への思い入れがあったのか。
言葉にできない、してはいけない、そんな相手への情を渾身にぶつけたような、そんな気迫すら感じる絵だった。
そして、夢で見たあの子の正体も、考えるまでもなく、理解した。
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