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⑥あの時の真実
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生馬が自分たちを見ていた事など全く気付かず、藤堂は逢うなり押し倒してキスをしてきた相手を乱暴に押し退けた。
「全く、調べ事のお礼がそれってどうなんだよ!?」
「いいじゃん。藤堂の唇をゆっくりと味わってみたいと思ってたんだ」
「あゆってガチでゲイだよねっ!」
「違うけど、キスならどっちとしても気持ちいいだろ?」
ははは、と笑った相手を藤堂は忌々しく睨んだ。
生馬にはあゆむを誘ってみるなんて言ったが、本当は誘う気が無かった。そもそもダンスの練習なんて口実で、ただ生馬に逢いたくてそう言っただけなのだから。
(全く、口実が無いと逢う事も出来ねぇ)
そう思って藤堂は生馬を冷たくあしらってきた事を後悔する。
あの日、真っ青になって震える彼をなんとか力付けたくて、もういい怒ってないと言ったらふわりと呪縛が解けた。
生馬に優しくしたいと言いながら、なんだそれが自分の本心じゃないかと思った。
そして憎しみというベールさえ通さなければ、藤堂が自分の気持ちに気付くのは簡単だった。
(あぁ、なんだ。俺は生馬にずっと惹かれて、引っ掛かって、結局のところ恋までしてしまっていたのか)
認めてしまえば溢れる程の憎しみは一気に愛しさに変換された。
生馬が可愛くて構いたくて、一緒にいたくて堪らない。触れたいし触れられたいし、彼の笑顔や落ち着いた声を全部独占したい。
堰を切ったように溢れ出した想いはどうやら過剰過ぎて、生馬を怯えさせたようだ。
それを自覚して、藤堂はゆっくりと近付くようにしたけれど、正直なところとてもしんどい。
つい、今までみたいに言うことを聞かせられないのかなんて思ってしまう。
(許してあげるから代わりに愛して、なんて脅迫にしか聞こえないよなぁ)
藤堂は憂鬱な溜め息を吐き、一体どうしたら生馬が手に入るのかと悩んだ。
それでも、あゆむの話を聞くまではまだ自分が優勢だと思っていた。
「それで急に呼び出したって事は、調べが付いたんだろ? 早く話せよ」
報酬も払わされたし、と藤堂が言ったらあゆむは僅かに傷付いた顔をした。
自分から無理矢理に迫ったという自覚はあるらしい。
「それじゃあ今から話すけど、落ち着いて聞けよ? 言っておくけどこれはもう終わった事だし、お前は悪くないからな?」
あゆむの前置きに不吉な予感がした。
聞いたら後悔しそうだけど、聞かないという選択肢もない。
藤堂はすうぅぅと深く息を吸い込み、大きく吐き出してから良いぞと言った。
「生馬がスポーツ賭博に手を出したのは、妹を救う為だったんだ」
「えっ? 妹を救う為って……」
「うん、何か難しい病気で、保険も利かない高価な治療が必要だったんだって」
あゆむの細かいことをまるっと省いた報告に、藤堂が理解できずに噛み付く。
「もっとちゃんと教えてよ! あゆが任せろって言ったんだろ!」
「俺は任せろとは言ってないけど……」
初ライブのあと、流石に黙っていられなくなって藤堂は三人に事情を話した。
生馬には内緒で、藤堂が知っている限りの事実をなるべく感情を交えずに話した。
そうしたら伯爵とコドモが口々にそれはおかしいと言い出した。それはおかしい、何か余程の訳があった筈だと。
「多分、どんな訳があってもあの頃は許せなかった」
そう言った藤堂にコドモがじゃあ今は? と聞いた。
「今は……そんなの聞くまでもなく許してるし」
「ふぅん、『許してる』、かぁ……」
コドモが腹に一物あるような態度で言った。
「なんだよ、信じないのか?」
「そうじゃなくて――」
「コド、言ってもムダ。こいつは骨身に染みないと理解しないタイプ」
「じゃあワタシが調べる?」
「お前には無理だよ。こういう事には処世術に長けた奴の方が向いてる」
ちろり、と胸の騒ぐような視線を伯爵に流されてあゆむが思い切り眉を潜めた。
「もしかして、俺の事を言ってる?」
「おふこーす」
軽~く肯定されてあゆむの顔が引き攣る。
「あのねぇ! 俺は――」
反論しかけたあゆむの言葉を藤堂が遮った。
「あゆ、頼むよ。今更だけど、俺はあの時の生馬の言い分が聞きたい。でも生馬は釈明をするような奴じゃないから、勝手に事実を調べるしかないと思うんだ。俺じゃ関係者に顔が知られてるから――」
「ああもうっ! 分かったよ! その代わり調査料を貰うからなっ! 断らせないからなっ!」
「ありがとう、感謝する」
藤堂はそう言って晴々と笑ったのだけど――。
「病気の妹の為に治療費が必要? だって親とか親類はどうしてたんだよ?」
まだ高校生の生馬が苦労する必要はなかった筈だと言った藤堂に、あゆむは知り得た情報を淡々と説明する。
「ご両親はなんと言うか、夢見がちな人達だったみたい。生活していくので精一杯なのに、いつか一発当ててやるとか、何処かに美味しい話はないかと怪しい事に首を突っ込んでいっては痛い目にあって……寧ろ借金を増やすような人達で、どうやっても娘の治療費なんて工面出来なかった。だから生馬は喉から手が出る程に金が欲しくて、賭博師の甘言を断れなかったんだな。因みに親類は面倒事を嫌うような人達ばかりで、とても助けようなんて気概のあるのはいなさそうだった」
一体どうやってそこまで調べたのか、調査方法を知りたいところだが藤堂はそれどころでは無かった。
そんな状況だったら自分だって絶対に八百長を行った。しかも悪びれすらしなかっただろう。
自分がやっている事は正義なんだなんて、自己陶酔してもっと深味に嵌っていたに違いない。
「参った……」
藤堂は深い嘆息を吐いて手のひらで顔を覆った。
それだったらもうやむを得ないと、生馬もある意味では被害者だったと言えるんじゃないだろうか?
彼には誰の助けもなく、まだ十代の少年だった。
おまけに将来はプロテニスプレーヤーとして嘱望されていたのに、彼もあの事件が切っ掛けでテニスを辞めてしまったのだから。
(俺はたかが一度コケにされただけで自分からテニスを辞めてしまった。それも今なら安いプライドだと言える。それを乗り越えられなかったのは自分の弱さなのに、その分まで生馬を恨む事で目を逸らした)
藤堂は自分が『許してる』と言った時のコドモと伯爵の反応に納得がいった。
(自分に非があるとは全く思って無くて、上から目線の偉そうな態度だった……。謙虚さが無いと、人間こういう恥ずかしい目に遭うんだな……)
恥ずかしい、と藤堂は自分の態度を改めて猛省した。
「それで藤堂はどうすんの?」
「どうって……出来れば、生馬に謝ってやり直したい。もう酷い事はしない、意地悪もしないって誓うから俺を信用して欲しい」
「……全く、藤堂はいつもストレートだな」
若者は迷いが無くていいね、と少し年上のあゆむに笑いながら言われて藤堂は言い掛けた文句を呑み込んだ。
なんだかあゆむの顔が淋しそうに見えたのだ。
「まぁ、頑張ったらいいよ。今は妹さんも落ち着いて、善い人のところに嫁いだそうだから……生馬は全くの一人だ」
「うん」
独り暮らしと帰る家の無い独りとはまるで意味合いが違う。そのぐらいは藤堂にも分かるから、彼が淋しかった分だけこれからは幸せにしてあげたいと思う。
「生馬を甘やかしたいなぁ」
自分だけが、とポロリと心情を吐露した藤堂にあゆむがデコピンをかました。
「イテッ!」
「もう一回くらいキスしとこうかなぁ」
「嫌だよ!」
別に男とするキスなんてどうも思わないけれど、と考えて藤堂は自分が生馬にキスした事を思い出した。
あのライブの直前に、いつもは切れ長の目を丸くして余りにもマジマジと見つめてくるものだから、つい視線に耐えきれなくなって唇を喋んで誤魔化した。
その後で真っ赤になった生馬も可愛かった。
「あれ? 藤堂君、顔が赤いよ?」
「うるせ」
あの時は冗談を装ったけれど、生馬とのキスに自分は異様に舞い上がってしまった。
あんな触れるだけのキスだったのに。
(あぁ、生馬は俺にとって他の誰とも違う)
短慮だった自分を彼は許してくれるだろうか?
余りにも若くて残酷だった自分を、彼は受け入れてくれるのか……。
藤堂はもう一度、自分こそが被害者だと思い込んで生馬を好き放題に踏み躙り、傲慢にも罰を与えた気になっていた自分を深く恥じた。
そしてキッと眦を決して顔を上げ、これからは違う自分になると決意する。
「あゆも見ててくれよな!」
「やだよ……」
小さく呟かれたあゆむの声は、張り切った藤堂の耳には聞こえないのだった。
「全く、調べ事のお礼がそれってどうなんだよ!?」
「いいじゃん。藤堂の唇をゆっくりと味わってみたいと思ってたんだ」
「あゆってガチでゲイだよねっ!」
「違うけど、キスならどっちとしても気持ちいいだろ?」
ははは、と笑った相手を藤堂は忌々しく睨んだ。
生馬にはあゆむを誘ってみるなんて言ったが、本当は誘う気が無かった。そもそもダンスの練習なんて口実で、ただ生馬に逢いたくてそう言っただけなのだから。
(全く、口実が無いと逢う事も出来ねぇ)
そう思って藤堂は生馬を冷たくあしらってきた事を後悔する。
あの日、真っ青になって震える彼をなんとか力付けたくて、もういい怒ってないと言ったらふわりと呪縛が解けた。
生馬に優しくしたいと言いながら、なんだそれが自分の本心じゃないかと思った。
そして憎しみというベールさえ通さなければ、藤堂が自分の気持ちに気付くのは簡単だった。
(あぁ、なんだ。俺は生馬にずっと惹かれて、引っ掛かって、結局のところ恋までしてしまっていたのか)
認めてしまえば溢れる程の憎しみは一気に愛しさに変換された。
生馬が可愛くて構いたくて、一緒にいたくて堪らない。触れたいし触れられたいし、彼の笑顔や落ち着いた声を全部独占したい。
堰を切ったように溢れ出した想いはどうやら過剰過ぎて、生馬を怯えさせたようだ。
それを自覚して、藤堂はゆっくりと近付くようにしたけれど、正直なところとてもしんどい。
つい、今までみたいに言うことを聞かせられないのかなんて思ってしまう。
(許してあげるから代わりに愛して、なんて脅迫にしか聞こえないよなぁ)
藤堂は憂鬱な溜め息を吐き、一体どうしたら生馬が手に入るのかと悩んだ。
それでも、あゆむの話を聞くまではまだ自分が優勢だと思っていた。
「それで急に呼び出したって事は、調べが付いたんだろ? 早く話せよ」
報酬も払わされたし、と藤堂が言ったらあゆむは僅かに傷付いた顔をした。
自分から無理矢理に迫ったという自覚はあるらしい。
「それじゃあ今から話すけど、落ち着いて聞けよ? 言っておくけどこれはもう終わった事だし、お前は悪くないからな?」
あゆむの前置きに不吉な予感がした。
聞いたら後悔しそうだけど、聞かないという選択肢もない。
藤堂はすうぅぅと深く息を吸い込み、大きく吐き出してから良いぞと言った。
「生馬がスポーツ賭博に手を出したのは、妹を救う為だったんだ」
「えっ? 妹を救う為って……」
「うん、何か難しい病気で、保険も利かない高価な治療が必要だったんだって」
あゆむの細かいことをまるっと省いた報告に、藤堂が理解できずに噛み付く。
「もっとちゃんと教えてよ! あゆが任せろって言ったんだろ!」
「俺は任せろとは言ってないけど……」
初ライブのあと、流石に黙っていられなくなって藤堂は三人に事情を話した。
生馬には内緒で、藤堂が知っている限りの事実をなるべく感情を交えずに話した。
そうしたら伯爵とコドモが口々にそれはおかしいと言い出した。それはおかしい、何か余程の訳があった筈だと。
「多分、どんな訳があってもあの頃は許せなかった」
そう言った藤堂にコドモがじゃあ今は? と聞いた。
「今は……そんなの聞くまでもなく許してるし」
「ふぅん、『許してる』、かぁ……」
コドモが腹に一物あるような態度で言った。
「なんだよ、信じないのか?」
「そうじゃなくて――」
「コド、言ってもムダ。こいつは骨身に染みないと理解しないタイプ」
「じゃあワタシが調べる?」
「お前には無理だよ。こういう事には処世術に長けた奴の方が向いてる」
ちろり、と胸の騒ぐような視線を伯爵に流されてあゆむが思い切り眉を潜めた。
「もしかして、俺の事を言ってる?」
「おふこーす」
軽~く肯定されてあゆむの顔が引き攣る。
「あのねぇ! 俺は――」
反論しかけたあゆむの言葉を藤堂が遮った。
「あゆ、頼むよ。今更だけど、俺はあの時の生馬の言い分が聞きたい。でも生馬は釈明をするような奴じゃないから、勝手に事実を調べるしかないと思うんだ。俺じゃ関係者に顔が知られてるから――」
「ああもうっ! 分かったよ! その代わり調査料を貰うからなっ! 断らせないからなっ!」
「ありがとう、感謝する」
藤堂はそう言って晴々と笑ったのだけど――。
「病気の妹の為に治療費が必要? だって親とか親類はどうしてたんだよ?」
まだ高校生の生馬が苦労する必要はなかった筈だと言った藤堂に、あゆむは知り得た情報を淡々と説明する。
「ご両親はなんと言うか、夢見がちな人達だったみたい。生活していくので精一杯なのに、いつか一発当ててやるとか、何処かに美味しい話はないかと怪しい事に首を突っ込んでいっては痛い目にあって……寧ろ借金を増やすような人達で、どうやっても娘の治療費なんて工面出来なかった。だから生馬は喉から手が出る程に金が欲しくて、賭博師の甘言を断れなかったんだな。因みに親類は面倒事を嫌うような人達ばかりで、とても助けようなんて気概のあるのはいなさそうだった」
一体どうやってそこまで調べたのか、調査方法を知りたいところだが藤堂はそれどころでは無かった。
そんな状況だったら自分だって絶対に八百長を行った。しかも悪びれすらしなかっただろう。
自分がやっている事は正義なんだなんて、自己陶酔してもっと深味に嵌っていたに違いない。
「参った……」
藤堂は深い嘆息を吐いて手のひらで顔を覆った。
それだったらもうやむを得ないと、生馬もある意味では被害者だったと言えるんじゃないだろうか?
彼には誰の助けもなく、まだ十代の少年だった。
おまけに将来はプロテニスプレーヤーとして嘱望されていたのに、彼もあの事件が切っ掛けでテニスを辞めてしまったのだから。
(俺はたかが一度コケにされただけで自分からテニスを辞めてしまった。それも今なら安いプライドだと言える。それを乗り越えられなかったのは自分の弱さなのに、その分まで生馬を恨む事で目を逸らした)
藤堂は自分が『許してる』と言った時のコドモと伯爵の反応に納得がいった。
(自分に非があるとは全く思って無くて、上から目線の偉そうな態度だった……。謙虚さが無いと、人間こういう恥ずかしい目に遭うんだな……)
恥ずかしい、と藤堂は自分の態度を改めて猛省した。
「それで藤堂はどうすんの?」
「どうって……出来れば、生馬に謝ってやり直したい。もう酷い事はしない、意地悪もしないって誓うから俺を信用して欲しい」
「……全く、藤堂はいつもストレートだな」
若者は迷いが無くていいね、と少し年上のあゆむに笑いながら言われて藤堂は言い掛けた文句を呑み込んだ。
なんだかあゆむの顔が淋しそうに見えたのだ。
「まぁ、頑張ったらいいよ。今は妹さんも落ち着いて、善い人のところに嫁いだそうだから……生馬は全くの一人だ」
「うん」
独り暮らしと帰る家の無い独りとはまるで意味合いが違う。そのぐらいは藤堂にも分かるから、彼が淋しかった分だけこれからは幸せにしてあげたいと思う。
「生馬を甘やかしたいなぁ」
自分だけが、とポロリと心情を吐露した藤堂にあゆむがデコピンをかました。
「イテッ!」
「もう一回くらいキスしとこうかなぁ」
「嫌だよ!」
別に男とするキスなんてどうも思わないけれど、と考えて藤堂は自分が生馬にキスした事を思い出した。
あのライブの直前に、いつもは切れ長の目を丸くして余りにもマジマジと見つめてくるものだから、つい視線に耐えきれなくなって唇を喋んで誤魔化した。
その後で真っ赤になった生馬も可愛かった。
「あれ? 藤堂君、顔が赤いよ?」
「うるせ」
あの時は冗談を装ったけれど、生馬とのキスに自分は異様に舞い上がってしまった。
あんな触れるだけのキスだったのに。
(あぁ、生馬は俺にとって他の誰とも違う)
短慮だった自分を彼は許してくれるだろうか?
余りにも若くて残酷だった自分を、彼は受け入れてくれるのか……。
藤堂はもう一度、自分こそが被害者だと思い込んで生馬を好き放題に踏み躙り、傲慢にも罰を与えた気になっていた自分を深く恥じた。
そしてキッと眦を決して顔を上げ、これからは違う自分になると決意する。
「あゆも見ててくれよな!」
「やだよ……」
小さく呟かれたあゆむの声は、張り切った藤堂の耳には聞こえないのだった。
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