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15話
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「よくよく考えてみろ、ルイ・パターソン。義理とはいえ、私の弟になれば、家同士の存続としても利があるから、殿下がどちらを選ぼうが俺の家と殿下の結び付きはなくならないだろう」
「なる、ほど……?」
「お待ちくだ……っ、いえ、ケニー様。発言をお許しください」
俺の誘いが気になった平民が、悩む様子を見せてくれたところで、後ろから、発言の許可を求められた。ただ意見するだけなら放置しようかと思ったが、許可を求めてきたのだから仕方がない。
「いいだろう。許可する。」
「ありがとうございます。ではケニー様。その件については、さすがに旦那様方の許可を取る必要がありますので、ここで口約束をしない方が得策かと存じます」
「後々でいいだろう、そんなもの。
それに、この平民が俺の期待以上に結果を出せば、うちの親も納得してくれるだろうさ」
また、確かに説得は並大抵のことではないかもしれないが。そこは俺の、手腕を見せつけてみせるしかないだろう。
「第一、その前に、この者は試験で結果を出す必要がある。それまでに間に合わせれば良いだろう。
……この平民が本気であれば、ということは絶対条件ではあるがな」
「はい、望むところです!ザイアス殿下!改めて俺、頑張りますから!!」
「…………」
俺の提案にキラキラした瞳で受け止め、平民が大喜びしながら殿下に報告する中、当の本人はポカンとしたままつっ立っていた。全く。せっかくこの場をうまく収めてやったのだから、もう少し喜んだ顔をすればいいものを。
「なる、ほど……?」
「お待ちくだ……っ、いえ、ケニー様。発言をお許しください」
俺の誘いが気になった平民が、悩む様子を見せてくれたところで、後ろから、発言の許可を求められた。ただ意見するだけなら放置しようかと思ったが、許可を求めてきたのだから仕方がない。
「いいだろう。許可する。」
「ありがとうございます。ではケニー様。その件については、さすがに旦那様方の許可を取る必要がありますので、ここで口約束をしない方が得策かと存じます」
「後々でいいだろう、そんなもの。
それに、この平民が俺の期待以上に結果を出せば、うちの親も納得してくれるだろうさ」
また、確かに説得は並大抵のことではないかもしれないが。そこは俺の、手腕を見せつけてみせるしかないだろう。
「第一、その前に、この者は試験で結果を出す必要がある。それまでに間に合わせれば良いだろう。
……この平民が本気であれば、ということは絶対条件ではあるがな」
「はい、望むところです!ザイアス殿下!改めて俺、頑張りますから!!」
「…………」
俺の提案にキラキラした瞳で受け止め、平民が大喜びしながら殿下に報告する中、当の本人はポカンとしたままつっ立っていた。全く。せっかくこの場をうまく収めてやったのだから、もう少し喜んだ顔をすればいいものを。
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