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禁断の部落へようこそ 伍
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なんでこんな事になったんだ?なんで俺は翔琉たちの話を聞かなかったんだ?翔琉も瑠花も
行ったら後悔するって言ってたのに。
夏休みが近いその日。子外離って部落の噂が掲示板やSNSで溢れてた。せっかくの夏休みだから肝試ししたいなと思って。色んなホラースポットに詳しい翔琉と瑠花に話を聞いた。終業式間近で夏休みどうしようかとかみんな話してる。どんな部落かな~って考えてたら翔琉が教室に入ってきた。
「なあなあ、翔琉ってさ。ホラースポットとか詳しいからさ子外離って部落の話知ってるだろ?教えてくれよ。」
「え。ああ~、まぁ。知ってるけど。行かねえよな?」
なんでこの時に歯切れの悪い返事に気付かなかったんだろ。それに行かねえよな?と聞いた翔琉に
「ええ~?せっかくの夏休みだぜ?肝試ししてぇじゃん!」
「っ。お、前……。マジで?」
マジで行くの?って心なしか青い顔して聞いた。変だなって思ったけど
「おお。噂になってるしさ!気になるだろ?」
「お前。ホントに悪いこと言わねえから、止めとけ。」
「何でだよ。」
「その部落は行ったら戻ってこれねえんだよ!戻ってこれてもお前のガキはみんな死ぬんだぞ!?」
「何だよそれ。大げさだなぁ。」
そう笑って言ってやると。翔琉は黙ってそうかよとそれだけ言うと。
「分かったよ。全部てめえの自己責任だからな。部落の入り口は一番近いならこの町だ。それか山奥の集落のあるとこにもあるから。言っておくけど、オレは言ったからな?止めとけって。ああ誘うつもりだったならオレも瑠花も行かねえから。」
それだけ言うと離れて自分の机に座った。瑠花が登校して教室に入ってきて話をすると
「え。や、本当にさ。悪いこと言わないから止めといた方がいいよ。」
「何でだよ。止めといた方が良いってだけ言われてもさ。納得いかねぇんだけど。」
「……。私が理由言ったら止めるの?」
ふぅ、とため息付いた瑠花は顛末を話した。元々翔琉も瑠花もこの部落に行こうと色々昔の新聞を調べたりしてたみたいだった。
「生き残ったお手伝いさんのお孫さんに会って話を聞いたの。だけどそのお孫さん、後から知ったけど何年も前に亡くなっていたのよ。」
「は……?いやいやいや!」
「本当よ。近所の人が言うには私も翔琉が行った家は廃屋だったの。それにお孫さんが亡くなったのも近所の人から聞いたわ。そのお孫さんが住んでた家、廃屋が入り口だったの。来ても良いし無事に出してあげると言われたけど代わりに私と翔琉の子は死産するって。翔琉が言ったんでしょ?自己責任だって。もう帰ってこれなくても良いなら行ってきたら?帰ってこれてもあんたの赤ちゃんはみんな死ぬんだけどね。私と翔琉の話を信じないならそれでも良いけど、一応私たちは言ったからね?肝試しなんて絶対私も誘わないでよね。私も行かないから。」
正直、私も翔琉も。今でも信じられない。お話を聞かせてもらったあのお孫さんがとっくに亡くなってた事。そして訪れた時は普通の家だったのにもう一度来たら廃屋だった事にも。
もしかしたら、あのコトリさんは。私たちが部落に行こうとしてた事を分かってたんじゃないのかって思ってる。
だからあそこに、あの廃屋に導いたんじゃ。
「……………………。」
確かに気になった。それは認める。何があるのかって。だけど部落についての掲示板に載せていたある書き込みに言葉を失くした。
ここ数年、子供を虐待した親の変死事件についての書き込みがあった。その書き込みをしたのは部落に住んでる子供だと知った。
『これを読んでる人たちへ。はじめまして。僕らの住んでる部落が気になるみたいだね。いいよ、遊びに来てよ。僕たちみんな待ってるね。それと最近向こうにいる親に殺されて部落に来た子たちの親を殺したの僕らだよ。
酷いよね。僕たちは何もしてないのにね。もっと生きていたかったのに、思い通りにならないからだとか。そういう理由で殺すんだから。だから仕返ししたんだ。』
その書き込みと、血塗れになった部屋ともしかしたら人だった肉の塊に血塗れの子供の画像が載ってた。
そんな子供たちが暮らしてる部落に行ったらどうなるかなんて、そんなの分かったもんじゃない。
その書き込み見てから改めて私も翔琉も。あの部落に行かないと決めた。なのにあいつは何も知らないで肝試しする為に行こうとしてる。一応友達だから止めたけど、行くつもりでいるみたい。
「…………はぁ。仕方ないよね。」
全部悪いのはあいつ。自己責任なんだから。結局翔琉も私も行かないからあいつは夏休みだから肝試ししに行こうと誘って、私たちの言葉を何も聞かないで部落に行くために自分のおじいちゃんの住んでる田舎に行った。
結局、あいつも。あいつに誘われて肝試しに行ったみんなも帰っては来なかった。
行ったら後悔するって言ってたのに。
夏休みが近いその日。子外離って部落の噂が掲示板やSNSで溢れてた。せっかくの夏休みだから肝試ししたいなと思って。色んなホラースポットに詳しい翔琉と瑠花に話を聞いた。終業式間近で夏休みどうしようかとかみんな話してる。どんな部落かな~って考えてたら翔琉が教室に入ってきた。
「なあなあ、翔琉ってさ。ホラースポットとか詳しいからさ子外離って部落の話知ってるだろ?教えてくれよ。」
「え。ああ~、まぁ。知ってるけど。行かねえよな?」
なんでこの時に歯切れの悪い返事に気付かなかったんだろ。それに行かねえよな?と聞いた翔琉に
「ええ~?せっかくの夏休みだぜ?肝試ししてぇじゃん!」
「っ。お、前……。マジで?」
マジで行くの?って心なしか青い顔して聞いた。変だなって思ったけど
「おお。噂になってるしさ!気になるだろ?」
「お前。ホントに悪いこと言わねえから、止めとけ。」
「何でだよ。」
「その部落は行ったら戻ってこれねえんだよ!戻ってこれてもお前のガキはみんな死ぬんだぞ!?」
「何だよそれ。大げさだなぁ。」
そう笑って言ってやると。翔琉は黙ってそうかよとそれだけ言うと。
「分かったよ。全部てめえの自己責任だからな。部落の入り口は一番近いならこの町だ。それか山奥の集落のあるとこにもあるから。言っておくけど、オレは言ったからな?止めとけって。ああ誘うつもりだったならオレも瑠花も行かねえから。」
それだけ言うと離れて自分の机に座った。瑠花が登校して教室に入ってきて話をすると
「え。や、本当にさ。悪いこと言わないから止めといた方がいいよ。」
「何でだよ。止めといた方が良いってだけ言われてもさ。納得いかねぇんだけど。」
「……。私が理由言ったら止めるの?」
ふぅ、とため息付いた瑠花は顛末を話した。元々翔琉も瑠花もこの部落に行こうと色々昔の新聞を調べたりしてたみたいだった。
「生き残ったお手伝いさんのお孫さんに会って話を聞いたの。だけどそのお孫さん、後から知ったけど何年も前に亡くなっていたのよ。」
「は……?いやいやいや!」
「本当よ。近所の人が言うには私も翔琉が行った家は廃屋だったの。それにお孫さんが亡くなったのも近所の人から聞いたわ。そのお孫さんが住んでた家、廃屋が入り口だったの。来ても良いし無事に出してあげると言われたけど代わりに私と翔琉の子は死産するって。翔琉が言ったんでしょ?自己責任だって。もう帰ってこれなくても良いなら行ってきたら?帰ってこれてもあんたの赤ちゃんはみんな死ぬんだけどね。私と翔琉の話を信じないならそれでも良いけど、一応私たちは言ったからね?肝試しなんて絶対私も誘わないでよね。私も行かないから。」
正直、私も翔琉も。今でも信じられない。お話を聞かせてもらったあのお孫さんがとっくに亡くなってた事。そして訪れた時は普通の家だったのにもう一度来たら廃屋だった事にも。
もしかしたら、あのコトリさんは。私たちが部落に行こうとしてた事を分かってたんじゃないのかって思ってる。
だからあそこに、あの廃屋に導いたんじゃ。
「……………………。」
確かに気になった。それは認める。何があるのかって。だけど部落についての掲示板に載せていたある書き込みに言葉を失くした。
ここ数年、子供を虐待した親の変死事件についての書き込みがあった。その書き込みをしたのは部落に住んでる子供だと知った。
『これを読んでる人たちへ。はじめまして。僕らの住んでる部落が気になるみたいだね。いいよ、遊びに来てよ。僕たちみんな待ってるね。それと最近向こうにいる親に殺されて部落に来た子たちの親を殺したの僕らだよ。
酷いよね。僕たちは何もしてないのにね。もっと生きていたかったのに、思い通りにならないからだとか。そういう理由で殺すんだから。だから仕返ししたんだ。』
その書き込みと、血塗れになった部屋ともしかしたら人だった肉の塊に血塗れの子供の画像が載ってた。
そんな子供たちが暮らしてる部落に行ったらどうなるかなんて、そんなの分かったもんじゃない。
その書き込み見てから改めて私も翔琉も。あの部落に行かないと決めた。なのにあいつは何も知らないで肝試しする為に行こうとしてる。一応友達だから止めたけど、行くつもりでいるみたい。
「…………はぁ。仕方ないよね。」
全部悪いのはあいつ。自己責任なんだから。結局翔琉も私も行かないからあいつは夏休みだから肝試ししに行こうと誘って、私たちの言葉を何も聞かないで部落に行くために自分のおじいちゃんの住んでる田舎に行った。
結局、あいつも。あいつに誘われて肝試しに行ったみんなも帰っては来なかった。
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