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【第一章】リンドル村の幸せな生活
第11話 ルートシアニ=レニーナ合意
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そして母は庭のテーブルに私を入れてた籠を載せて、「私の頑張る姿をレニーナちゃん、見ててね?」とウィンクして母が言うと、空に手を広げて言った。
「私達に恵みを与え日々の糧を与えてくれ給うユースティア様、その眷属ルートシアニ様、どうか我が前にお姿を現し、我が子に祝福をお与え下さい!」
そうすると一陣のつむじ風が吹いたかと思うと、風が去ると白色の髪をした長髪の整った顔立ちをした民族衣装風の服をまとう青年が現れ、「シェラか、久しいな。汝の夫が死にかけて以来か」と少しキザだが優し気に微笑んだ。
「あの時はありがとうございました…!ルートシアニ様、おかげで私達も子を迎える事ができました。この子が私とロイの愛する娘です!」
と、母は恭しく私の入った赤ちゃん籠を持ち掲げ、そのルートシアニとかいう神の眷属だと主張するところの者が「ふむ、魂を見極めてしんぜよう」と笑顔で籠の中の私を覗き込んでくる。
知らぬ相手にぶしつけに見られて、「なんだこいつは?」という眼でこちらも視線を合わせた。一応はぎこちなく笑顔を作っておいたが、目と目が合い、段々眉を顰めると、その次にその顔を引きつらせた。
「そ、そそ、その男が、あの話にあったヤツが、な、汝らシェラとロイの子だと!?そ、そんな……バカな……!?」
「る、ルートシアニ様、お、恐れ多い事ですが、我が子は女児です」
とルートシアニなる青年に母は語り掛けるが、彼は「……マジかよ。リィズ様の加護を受けてる……」とぼそっと言った。
「な、何かうちの子が不手際を…はっ、まさか悪神の……!?いえ、そんなことありえません!レニーナは、私の、私の大事な娘です!たとえ何人であっても奪わせません!」
と、母は突如、魔法使いの臨戦態勢らしき姿をする。でも全身がすごく恐怖でぶるぶる震えていて、涙目で見ているのが、私は、つらかった。
「い、いや、そういう訳ではないのだが、そのなんだ、このおとk…女児は無神論者だったと…」と余計な事を言おうとする白髪男。その前に、母を泣かした仇を討つ。
「びーえええええぇぇぇんん!!!とってもえらいかみさまと、わたし、なかよくしようね、ってやくそくしてたのに、この『へんなおじさん』がいじめるーーー!!!わたし、パパとママの子のただのレニーナなのにーーー!!」
と、私は絶妙なタイミングで大声で思いっきり泣いた。幼児の特権である。
「ぐすっ、とってもえらいかみさまが言ってた、とっても善いひとだから、かみさまはかみさまなんだよっていってたのに、何もしてないわたしに、善いかみさまは、こわいことなんてしないよね?」とうるうると目をさせ、おまけで支援砲撃をする。
これにより、わずかな間に私は以下のものを暗に要求した。
「第一条 主神フェンリィズとレニーナは友好関係を宣言しており、それは配下の眷属たるルートシアニも拘束され、レニーナへの敵対行為は禁じられる」
「第二条 レニーナの人生において前世は不問とする」
「第三条 主神フェンリィズとの合意にある、神だから善であるではなく、善だから神であるのテーゼに従えば、神の眷属ならば善を行うものであるとして、無辜の人間に異端審問など『怖い事』を行わない」
…との3か条に渡る要求を求めた。
「こ、怖がらせるつもりはないんだぞ?!ほ、ほら、君、トロツk…あ、いや、こほん、レニーナ……レニーナちゃん?ほら、あれだ、特に深い意味はないが、お互いまずは笑顔で握手といこうじゃないか!」
と屈辱に満ちたかのような顔を歪んだ笑顔を押し殺し、私のちっちゃなおててと彼は握手をし、ここにルートシアニ=レニーナ合意がなされた。
「娘が、レニーナが何か?!」
と未だに泣きそうな顔で神の眷属と主張するところの者に対峙しようとした偉大なる母に満面の笑顔で、さらにねじ込んで仇討ちしてみることにした。
「なんでもないよ!ルートシアニさま、レニーナとなかよし!善いかみさまのユースティアさまももちろん、みとめてくれてるよね!」とにっこり言う。
なんとか、「第四条 ユースティアは善である神であり、ルートシアニはレニーナに敵対しない事をユースティアの名において遵守する」という条項をぎりぎりにねじ込めた。
「は、はは、そうだね、レニーナちゃん…」
何故か背中がすすけてみえるルートシアニは急に思い出したようにブツブツと呟く。
「よりによって我々の偉大さを認めない者になど……だがリィズ様に加護を与えろと言われたし……」
とさらにぶつぶつ言いながら、手をかざすと私に青い光を放ち「女神ユースティアの眷属、ルートシアニの下に、汝に加護を与えん!」といい、光はだんだんと消え、私の体には不思議な火照りを感じた。
「すごい!まるでかみさまみたい!」
「だから神の眷属だ!忘れるな!」
つい合意文章を破りかけた。まあ、おおまかには合意に反してはいないだろう。
もしも完全に神とやらの存在と敵対するなら、世界中の人民に対して、「神がすべき行為として行っていない不作為責任の数々の断罪」を弁論して訴えかけ蹶起を促してもいいが、私は地球のならともかく、まだこの世界の神についての歴史や概念、世界史を知らない。こう現れてる訳で、不作為責任的なものがないかもしれない。
私の世界では神は力を行使せずにいたが、この世界では違うらしいのだ。私は素知らぬフリをして「わーい!かみさまー!かっこいいー!すてきーー!」と讃えた。
「……なんと白々しい……あ、いや、可愛い赤ん坊だなあ!将来が楽しみだ!うん、ぜひぜひ思いっきり長々延々と長生きしてくれ!ずっとずっとずっと人間界にいてくれ!」
と、あちらも白々しく言うと、何だかそれまでの、屈辱を受けているような歪んだ笑顔を、メンツもあるのか無理に笑顔を作って、母に言った。
「レニーナちゃんには、『身体の自然抵抗力を強化する加護』を与えた。病にかかりにくくなるだろう。だからずっとずっとずっと長生きせて、最大限、仙人になるくらい長生きさせて、できるだけ長くあの世に来させないように」
「ああ…ルートシアニ様…!こんな幼子にも加護をお与えになるとは、なんと慈悲深い…!」と母は敬愛の笑みを涙とともに浮かべ、「ありがとうございます!本当ありがとうございます!」と繰り返していた。
「それでは、私はこれで!世界ではまだ困っている人々がいる。二人の愛する夫婦に祝福を!赤子は………お前、ちょっとは自重しろよ?」というと姿がまた一陣の風と共に、「えっ?」とシェラとヨスタナ師の間の抜けた声だけが残り消えてしまった。
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※前世の名前が微妙がほぼバレましたが、どこかの国の独裁者に反対して追放され、史実ではピッケルで頭を殴られ暗殺された人だったりします。
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そうすると一陣のつむじ風が吹いたかと思うと、風が去ると白色の髪をした長髪の整った顔立ちをした民族衣装風の服をまとう青年が現れ、「シェラか、久しいな。汝の夫が死にかけて以来か」と少しキザだが優し気に微笑んだ。
「あの時はありがとうございました…!ルートシアニ様、おかげで私達も子を迎える事ができました。この子が私とロイの愛する娘です!」
と、母は恭しく私の入った赤ちゃん籠を持ち掲げ、そのルートシアニとかいう神の眷属だと主張するところの者が「ふむ、魂を見極めてしんぜよう」と笑顔で籠の中の私を覗き込んでくる。
知らぬ相手にぶしつけに見られて、「なんだこいつは?」という眼でこちらも視線を合わせた。一応はぎこちなく笑顔を作っておいたが、目と目が合い、段々眉を顰めると、その次にその顔を引きつらせた。
「そ、そそ、その男が、あの話にあったヤツが、な、汝らシェラとロイの子だと!?そ、そんな……バカな……!?」
「る、ルートシアニ様、お、恐れ多い事ですが、我が子は女児です」
とルートシアニなる青年に母は語り掛けるが、彼は「……マジかよ。リィズ様の加護を受けてる……」とぼそっと言った。
「な、何かうちの子が不手際を…はっ、まさか悪神の……!?いえ、そんなことありえません!レニーナは、私の、私の大事な娘です!たとえ何人であっても奪わせません!」
と、母は突如、魔法使いの臨戦態勢らしき姿をする。でも全身がすごく恐怖でぶるぶる震えていて、涙目で見ているのが、私は、つらかった。
「い、いや、そういう訳ではないのだが、そのなんだ、このおとk…女児は無神論者だったと…」と余計な事を言おうとする白髪男。その前に、母を泣かした仇を討つ。
「びーえええええぇぇぇんん!!!とってもえらいかみさまと、わたし、なかよくしようね、ってやくそくしてたのに、この『へんなおじさん』がいじめるーーー!!!わたし、パパとママの子のただのレニーナなのにーーー!!」
と、私は絶妙なタイミングで大声で思いっきり泣いた。幼児の特権である。
「ぐすっ、とってもえらいかみさまが言ってた、とっても善いひとだから、かみさまはかみさまなんだよっていってたのに、何もしてないわたしに、善いかみさまは、こわいことなんてしないよね?」とうるうると目をさせ、おまけで支援砲撃をする。
これにより、わずかな間に私は以下のものを暗に要求した。
「第一条 主神フェンリィズとレニーナは友好関係を宣言しており、それは配下の眷属たるルートシアニも拘束され、レニーナへの敵対行為は禁じられる」
「第二条 レニーナの人生において前世は不問とする」
「第三条 主神フェンリィズとの合意にある、神だから善であるではなく、善だから神であるのテーゼに従えば、神の眷属ならば善を行うものであるとして、無辜の人間に異端審問など『怖い事』を行わない」
…との3か条に渡る要求を求めた。
「こ、怖がらせるつもりはないんだぞ?!ほ、ほら、君、トロツk…あ、いや、こほん、レニーナ……レニーナちゃん?ほら、あれだ、特に深い意味はないが、お互いまずは笑顔で握手といこうじゃないか!」
と屈辱に満ちたかのような顔を歪んだ笑顔を押し殺し、私のちっちゃなおててと彼は握手をし、ここにルートシアニ=レニーナ合意がなされた。
「娘が、レニーナが何か?!」
と未だに泣きそうな顔で神の眷属と主張するところの者に対峙しようとした偉大なる母に満面の笑顔で、さらにねじ込んで仇討ちしてみることにした。
「なんでもないよ!ルートシアニさま、レニーナとなかよし!善いかみさまのユースティアさまももちろん、みとめてくれてるよね!」とにっこり言う。
なんとか、「第四条 ユースティアは善である神であり、ルートシアニはレニーナに敵対しない事をユースティアの名において遵守する」という条項をぎりぎりにねじ込めた。
「は、はは、そうだね、レニーナちゃん…」
何故か背中がすすけてみえるルートシアニは急に思い出したようにブツブツと呟く。
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「すごい!まるでかみさまみたい!」
「だから神の眷属だ!忘れるな!」
つい合意文章を破りかけた。まあ、おおまかには合意に反してはいないだろう。
もしも完全に神とやらの存在と敵対するなら、世界中の人民に対して、「神がすべき行為として行っていない不作為責任の数々の断罪」を弁論して訴えかけ蹶起を促してもいいが、私は地球のならともかく、まだこの世界の神についての歴史や概念、世界史を知らない。こう現れてる訳で、不作為責任的なものがないかもしれない。
私の世界では神は力を行使せずにいたが、この世界では違うらしいのだ。私は素知らぬフリをして「わーい!かみさまー!かっこいいー!すてきーー!」と讃えた。
「……なんと白々しい……あ、いや、可愛い赤ん坊だなあ!将来が楽しみだ!うん、ぜひぜひ思いっきり長々延々と長生きしてくれ!ずっとずっとずっと人間界にいてくれ!」
と、あちらも白々しく言うと、何だかそれまでの、屈辱を受けているような歪んだ笑顔を、メンツもあるのか無理に笑顔を作って、母に言った。
「レニーナちゃんには、『身体の自然抵抗力を強化する加護』を与えた。病にかかりにくくなるだろう。だからずっとずっとずっと長生きせて、最大限、仙人になるくらい長生きさせて、できるだけ長くあの世に来させないように」
「ああ…ルートシアニ様…!こんな幼子にも加護をお与えになるとは、なんと慈悲深い…!」と母は敬愛の笑みを涙とともに浮かべ、「ありがとうございます!本当ありがとうございます!」と繰り返していた。
「それでは、私はこれで!世界ではまだ困っている人々がいる。二人の愛する夫婦に祝福を!赤子は………お前、ちょっとは自重しろよ?」というと姿がまた一陣の風と共に、「えっ?」とシェラとヨスタナ師の間の抜けた声だけが残り消えてしまった。
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