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開き始めた赤黒い蕾
第七話 響夜さんは可愛い
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「響夜さん、考えてくれた?」
「うん?なんの話?」
「なんの話ってご褒美で出掛けてくれるのかどうかって話?それももうわすちゃったの?かわいいね?」
「いや、忘れてないし……(無かった事にしようと思ったのに、かづくんとのお出掛けなんて心臓がもたないよ……)」
「あれ?今日はかわいいって否定しないんだね?可愛いよ響夜さん」
「はぁ?え?あ、ちが、かわいくなんてない!(最近可愛いって言われすぎて慣れかけてた……慣れちゃダメなのにいつかきっと俺以外の人にかづくんがかわいいって言ってる……今慣れちゃったら、俺のための言葉なのにって思っちゃうから……だからもう、かわいいって言わないで……とっても嬉しいし、好きだから、無くなった時が恐ろしくなっちゃうから、だから嘘つきでごめんだけど、かわいいなんて言わないで……)」
「言い方がもうかわいいんだけどなぁ?響夜さんは俺に可愛いって言われるの嫌?」
「あっ当たり前だろ、俺も男だし、可愛いより、かっこいいの方が嬉しいって言うか(って俺は何を言ってるんだ。可愛いじゃなくてもダメだろ。他の人に取られたら俺はどうすればいいかわからなくなる。)」
「へー、響夜さんはかっこいいって言われたいの?でもダーメ、俺とって響夜さんはとっても可愛いから……」
「だっだから、可愛いって言うなよ……」
「ごめんね。響夜さん。でも、きっと響夜さんに可愛いって言うのは俺だけでしょ?他の人にかわいいって言われるような事しないでね?」
「へ?は?(何それ何それ何それ!!なんなの?!かっこよすぎ。好き。バレてないよな?他の人に可愛いって言われて嬉しいわけないだろ……こんなに嬉しいって思うのはかづくんだけなのにでも……かづくんの隣には俺は立てないから、辛いなぁ、かづくんのことこんなに好きなのに……)」
「ほんとにこんなに無防備で可愛いのはどうにかしたほうがいいですよ。響夜さん」
「もう!それはいいから!ご褒美のお出掛け?だっけ?いいよ、ただし!これ以上、俺のこと“可愛い”って言わないこと!(やだ、やだ、ほんとは可愛いって言われたい……でもダメってちゃんと言わなきゃ……)」
「えー、もう、可愛いって言っちゃダメなんですか?こんなに可愛いのに……絶対守れる気がしないなぁ。ねぇ響夜さん出来る限り減らすってのはどうですか?」
「うっまぁ難しいなら(仕方ない……よな?)」
「やった、じゃあ今度英語の小テストがあるんです。響夜さん的には何点ぐらいから高得点に入ります?」
「え?まぁ平均点以上かな?あっでも英語だよね…平均点低かったりしない?」
「そうですね。今までの平均点は72、3ぐらいだったかなぁ」
「ふーん、じゃあ80点が最低で、これが国語とかだったら95点以上っていうところだった……」
「そっか、なんか英語で得した気分、ありがとう響夜さん」
「べっ別に息抜きとかも必要だよなって思ったから、それだけだからな」
「ふふ、ありがとう響夜さん、そうゆうとこほんとかわいいね?あっ、ごめんね。心の声が漏れ出しちゃった。」
「うっ気を付けろよ。出来る限り可愛いって言わないように!」
「はーい。」
「よろしい、じゃあ今日はもう終わりな。復習はしっかりするように。」
「はい。響夜さん。隣だけど気を付けて帰ってね。」
「ああ、かづくんは復習も大事だけどちゃんと寝るんだぞ?」
「わかったよ。じゃあね。また。」
「あぁ、また」
ガチャ バタン
トットットッ
はぁ、響夜さんが今日も可愛い。なんで、意地なんてはってたんだろう。響夜さんはこんなに可愛いのに素直にかわいいって言えない俺はなんて、馬鹿だったんだろう。もし、俺が他の人にかわいいって言ってたら響夜さんはどんな顔するんだろう。きっと響夜さんにとってはどうでもいいだろうけど……嫉妬してくれたら嬉しいのになぁ、なんて響夜さんは女の人が好きだからありえないんだけどね……はは、自分で言ってて悲しくなってきた……それでもアプローチするって決めたから、好きになってもらうってそう決めたから……頑張んないとな。絶対……だけは負けない。絶対……にだけはあげない。でも、他の誰とも知らない人に響夜さんをあげるぐらいなら……の方がマシなのかなぁ。実際、小さい頃に……の告白を響夜さんは受けてる……んだよな。はぁ、きついな。好きだなぁ。よく今までこの気持ちに、蓋、出来てたよな。もう、蓋なんてしないけど……溢れ出しちゃったらどうなるか、俺にもわからない、でも、ただ一つわかることは、俺には、いや、俺は響夜さんしか愛せないだろうなってことだけ
「はぁぁああ、好き、好きだよ、大好き、そんなありきたりな言葉じゃ足りないくらい愛してるよ……さん」
ドカッ
トットットッ
「あれ?まさか………今の聞かれてた?はぁ、どうしよう。名前だけでも聞こえてなかったことを、祈るしかないか……はぁ、嫌われてたくないなぁ。」
「うん?なんの話?」
「なんの話ってご褒美で出掛けてくれるのかどうかって話?それももうわすちゃったの?かわいいね?」
「いや、忘れてないし……(無かった事にしようと思ったのに、かづくんとのお出掛けなんて心臓がもたないよ……)」
「あれ?今日はかわいいって否定しないんだね?可愛いよ響夜さん」
「はぁ?え?あ、ちが、かわいくなんてない!(最近可愛いって言われすぎて慣れかけてた……慣れちゃダメなのにいつかきっと俺以外の人にかづくんがかわいいって言ってる……今慣れちゃったら、俺のための言葉なのにって思っちゃうから……だからもう、かわいいって言わないで……とっても嬉しいし、好きだから、無くなった時が恐ろしくなっちゃうから、だから嘘つきでごめんだけど、かわいいなんて言わないで……)」
「言い方がもうかわいいんだけどなぁ?響夜さんは俺に可愛いって言われるの嫌?」
「あっ当たり前だろ、俺も男だし、可愛いより、かっこいいの方が嬉しいって言うか(って俺は何を言ってるんだ。可愛いじゃなくてもダメだろ。他の人に取られたら俺はどうすればいいかわからなくなる。)」
「へー、響夜さんはかっこいいって言われたいの?でもダーメ、俺とって響夜さんはとっても可愛いから……」
「だっだから、可愛いって言うなよ……」
「ごめんね。響夜さん。でも、きっと響夜さんに可愛いって言うのは俺だけでしょ?他の人にかわいいって言われるような事しないでね?」
「へ?は?(何それ何それ何それ!!なんなの?!かっこよすぎ。好き。バレてないよな?他の人に可愛いって言われて嬉しいわけないだろ……こんなに嬉しいって思うのはかづくんだけなのにでも……かづくんの隣には俺は立てないから、辛いなぁ、かづくんのことこんなに好きなのに……)」
「ほんとにこんなに無防備で可愛いのはどうにかしたほうがいいですよ。響夜さん」
「もう!それはいいから!ご褒美のお出掛け?だっけ?いいよ、ただし!これ以上、俺のこと“可愛い”って言わないこと!(やだ、やだ、ほんとは可愛いって言われたい……でもダメってちゃんと言わなきゃ……)」
「えー、もう、可愛いって言っちゃダメなんですか?こんなに可愛いのに……絶対守れる気がしないなぁ。ねぇ響夜さん出来る限り減らすってのはどうですか?」
「うっまぁ難しいなら(仕方ない……よな?)」
「やった、じゃあ今度英語の小テストがあるんです。響夜さん的には何点ぐらいから高得点に入ります?」
「え?まぁ平均点以上かな?あっでも英語だよね…平均点低かったりしない?」
「そうですね。今までの平均点は72、3ぐらいだったかなぁ」
「ふーん、じゃあ80点が最低で、これが国語とかだったら95点以上っていうところだった……」
「そっか、なんか英語で得した気分、ありがとう響夜さん」
「べっ別に息抜きとかも必要だよなって思ったから、それだけだからな」
「ふふ、ありがとう響夜さん、そうゆうとこほんとかわいいね?あっ、ごめんね。心の声が漏れ出しちゃった。」
「うっ気を付けろよ。出来る限り可愛いって言わないように!」
「はーい。」
「よろしい、じゃあ今日はもう終わりな。復習はしっかりするように。」
「はい。響夜さん。隣だけど気を付けて帰ってね。」
「ああ、かづくんは復習も大事だけどちゃんと寝るんだぞ?」
「わかったよ。じゃあね。また。」
「あぁ、また」
ガチャ バタン
トットットッ
はぁ、響夜さんが今日も可愛い。なんで、意地なんてはってたんだろう。響夜さんはこんなに可愛いのに素直にかわいいって言えない俺はなんて、馬鹿だったんだろう。もし、俺が他の人にかわいいって言ってたら響夜さんはどんな顔するんだろう。きっと響夜さんにとってはどうでもいいだろうけど……嫉妬してくれたら嬉しいのになぁ、なんて響夜さんは女の人が好きだからありえないんだけどね……はは、自分で言ってて悲しくなってきた……それでもアプローチするって決めたから、好きになってもらうってそう決めたから……頑張んないとな。絶対……だけは負けない。絶対……にだけはあげない。でも、他の誰とも知らない人に響夜さんをあげるぐらいなら……の方がマシなのかなぁ。実際、小さい頃に……の告白を響夜さんは受けてる……んだよな。はぁ、きついな。好きだなぁ。よく今までこの気持ちに、蓋、出来てたよな。もう、蓋なんてしないけど……溢れ出しちゃったらどうなるか、俺にもわからない、でも、ただ一つわかることは、俺には、いや、俺は響夜さんしか愛せないだろうなってことだけ
「はぁぁああ、好き、好きだよ、大好き、そんなありきたりな言葉じゃ足りないくらい愛してるよ……さん」
ドカッ
トットットッ
「あれ?まさか………今の聞かれてた?はぁ、どうしよう。名前だけでも聞こえてなかったことを、祈るしかないか……はぁ、嫌われてたくないなぁ。」
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