5 / 6
優しき耀きは、闇をも救う
しおりを挟む私は、彼を取り戻すべく、彼の家(私たちの家)の扉を開いた
リビングで戯れる2匹の魔物がいた‼
1匹は、完全に魔物と化していて、人間の欠片も残していない、異形の生き物だった‼
もう、片方は⁉
彼の顔つき、彼の身体つきが、残っていた‼
(彼だ‼)
ふたつの異形の生き物は、身体を寄せ会い、震えていた‼
(私に怯えているの?)
そう、辺りを包み込む、しろがねの光が、彼等の行動を阻害していた
完全に異形と成っている者が、聞き取りにくい声で、
『・・・・・オ、オレタチヲ、カ、カルノカ?』
「貴方達を、救いたいの‼」
『スクウ?』
「そう、救いたいの‼」
『カルノト、ドウチガウ?』
『オレハ、ノゾンデ、コノカラダニ、ナッタ(笑)』
『ダガ、コイツハ、オレガ、ムリヤリ、カエタ(笑)』
「何故?」
『イロイロナ、フアンヲ、カカエテ、イタ‼』
『オマエヲ、シアワセニ、デキルノダロウカ⁉、トカ、シゴトハ、ツヅケテイケルノカ、トカ(笑)』
『ソンナ、フアンヲ、カカエル、コイツニ、インビナ、ユメヲ、マイバン、マイバン、ソシテ、ハクチュウムサエ、ミセタ(笑)』
『コイツハ、ユメト、ゲンジツノ、サカイガ、ナクナリ、オレニ、オチタ(笑)』
『コイツノ、カラダハ、ジツニイイ(笑)』
『コイツノ、ココロ、タマシイヲ、リョウジョクスルノハ、タマラナイ、エツラクダ(笑)』
「貴方は、私を、怒らせたいのね?」
「でも、そんな事には、ならないわ」
「だって、私は、彼から、不安や躊躇いを聞いていたもの‼」
「私は、そんな彼を、支えてあげたいと、思った‼」
「彼から、得られるものがあるし、私も、彼に(^^)」
徐々に、彼の姿が、私の光に、呼応して、人間の姿に、戻っていく‼
それを見て、漆黒の異形は、驚愕の表情?だ‼(漆黒過ぎて、表情が分からない)
『ナッ?、ナゼダ?』
『ナゼ?モドレル?』
『ワレト、トモニ、エツラクニオボレヨウゾ‼』
「心が休まる、あたたかな光が、僕の中に、射し込んでくる(^^)」
彼のカラダから、漆黒の粘液が、離れ、漆黒の異形に、すがってイク‼
漆黒の異形は、悦楽の『声』を、あげながら、ソレを取り込んでイク‼
『フ‼フフフ‼コノスキニ‼』
漆黒の異形が、私の光から、逃げようとしたが、
私は、この家ごと、球状に、光で包み込んでいるので、
漆黒の異形は、逃げおおせる事が、出来なかった‼
彼が、正気を取り戻した様だ‼
「君なのか?」
「うん(^^)」
「僕は、何て事を⁉」
「何て事を、してしまったんだ‼」
「不安や恐れから、逃げ出し、」
「漆黒の闇に、逃げ込んだ」
「すまない」
「大丈夫だよ‼」
「貴方は、そんな心の隙間を、狙われただけ」
「だって、貴方の中には、もう、漆黒の闇は、無いでしょ?」
「うん(^^)、君の光で、満ちているよ‼」
「何て‼心が、安らぐんだろう(^^)」
「もっと、早く、君に伝えていたら、こんな事に、成らなかったのかな?」
「いいんだよ(^^)これから、ゆっくり、そう、していける様に、していけば、いいんだから(^^)」
「この闇は、どうするの?」
「この人は、私の光でも、女神様の光でも、直ぐには、癒せないみたい」
「だから、こうして、光の繭に包んで、女神様のとこで、ゆっくり戻すんだって(^^)」
『ヤ、ヤメロ⁉、ヤメテクレ、イヤダイヤダ、ヤ、ヤ、ヤ、メ、ロ・・・・・』
私は、光の結界の1部を、どんどん収縮して、異形の闇を包み込んで、光の繭にしていく
「ホア、女神様に、この繭を届けてくれる?」
「うん(^^)」
光耀く一陣の風が、吹いたとたん、ホアと光の繭は、光と共に、消え去った
「ありがとう。僕を闇から、救ってくれて(^^)」
「彼も、いつか?、救えると、いいね(^^)」
「そうだね(^^)」
「いつかきっと‼」
遥か、果てしない未來、漆黒の異形は、男神としての姿を、取り戻す
笑顔の女神様に、迎えられて(^^)
次回へと、続く
0
あなたにおすすめの小説
貴方なんて大嫌い
ララ愛
恋愛
婚約をして5年目でそろそろ結婚の準備の予定だったのに貴方は最近どこかの令嬢と
いつも一緒で私の存在はなんだろう・・・2人はむつまじく愛し合っているとみんなが言っている
それなら私はもういいです・・・貴方なんて大嫌い
夫が運命の番と出会いました
重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。
だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。
しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
恋愛
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる