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漆黒の衣替え2 抵抗する輝き
しおりを挟む(なんだよ!アレは?)
俺たち、3人は、異様な雰囲気の体育館を抜け出し、3人で造った避難小屋に到着した
カモフラージュしてあり、ふつうには、見つからないだろう
それに、俺(真名輝)は奇門遁甲の陣、白斗は心身浄化の術、柳璽は広域隠形印を得意とする、古神道の家系の幼馴染である
だが、余りにチートな能力に、恐れをなしたそれぞれの一族によって、この島に居封された
「マナキ!アレはいったいなんなんだ?」
「ハクト!アレは、闇そのものだと思う」
「そうなのか?リュウジ?」
「リュウジ、俺が戻ったら、広域隠形印を展開してくれ!」
「俺は、奇門遁甲の陣を八重に敷いて来る!」
「ボクは、何か摘むモノを用意しておくね。」
「「よろしく、ハクト!」」
俺は、小さなお社の隠し扉から出ると、空間、時間、闇を廃止し光明を直感的に奇門遁甲陣に組み込んだ。
六重の陣あたりからは、抜け出る通路はあるが、侵入する経路は全て無限ループにした。
かなり、丹力、神力、精神力を使ってしまったが、やむを得ない
ハクトの創る事の出来る、西王母の御利益のある、桃源料理に期待しよう
ハクトの創る料理には、心身浄化はもちろん、丹力や神力をも回復させる事が出来る
ハクトの家系は代々女系なのだが、稀にハクトの様な力を持った男子が産まれるらしい
生まれて直ぐに、審神者系の父方のお社に預けられるのが、通例らしいのだが、ハクトははじめ両生具有だったので、母元で性が固定されるまで、暮らしたそうだ
その暮らす過程で、母や姉から浄化の術や西域(聖域)伝来の回復(快福)料理を仕込まれた様だ
検知されるので、火が使えず難儀しているかもしれない
俺が、お社に入ると同時に、広域隠形印の陣が敷かれた!
「やるな!リュウジ!」
「おまえこそ、神代の八重垣よりも強固なんじゃないか?」
「だが、いつでも逃げ切る準備は、怠らない様にしようぜ!」
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(火が使えないって思ってるんだろうな~、マナキ達(笑)
僕の精霊達がいれば、ある程度の事象変換出来るんだ
万華鏡の様な、色とりどりの光が、肯定の意志を宿しながら、彼の周りを飛翔する
「みんな、頼むよ(^^) 2人に美味しいごはん作ってあげようね」
先ずは、「スイ(水)とカレン(火)、お湯を厨房の甕と湯船を満たしてくれる?」
蒼色と緋色の光が、仲良く厨房の甕には熱湯を、湯船には心地良い温水を満たたせた
乾麺の蕎麦を茹で、乾燥した湯葉や舞茸などの乾燥したキノコを戻す
味付けは、昆布と岩塩とキノコの戻し汁
明かり取りの天窓近くに、ミニ温室を作りハーブを始めとした薬草を育てている事を思い出した!
セリに三つ葉、チャイブにセルフィーユ、食後のお茶にレモングラスとペパーミントにレモンヴァーベナも摘んでおく
これだと2人には、物足りないかな?
小麦粉と水をあわせて、よく捏ねる「アン(闇)、生地を時間経過して熟成お願い(^^)」
煤渡の様な黒いケサランパサランが、生地の上でダンスをすると、生地に色艶が出る
数種類の干し肉と干し魚をフウ(風)に、粗みじん切りにしてもらう
「フウ、よろしくね(^^)」
まな板の上で、小さな竜巻きが起き、みじん切りになる
「ありがとう(^^)フウ、これも、よろしく!」
干した白菜やキャベツ、生姜や青紫蘇をみじん切りにしてもらう
みじん切りにした材料を、ボールに入れ、太白胡麻油、鶏出汁煮凝り、葛粉、青柚子胡椒を加減して入れ、よく混ぜる
生地をフウに親指大に切り分けてもらい
「カイ(土)出番だよ(^^)」
カイに生地を楕円形にプレスしてもらう
先程使ったお湯を「セイ(聖)綺麗にしてくれる?」
楕円形の生地て餡を包み、「カレン、沸騰させて(^^)」
お湯を沸かすと、水餃子を茹でていく
「あとは、スイ達も大好物の水蜜桃を用意してと!」
(マナキとリュージを待つだけだね(^^))
水蜜桃と聞いて、色とりどりの光が、またも万華鏡の如く乱舞する
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一方その頃、漆黒の生徒会長以下、マナキ達の敷いた罠に苦戦していた
「クソ!忌ま忌ましい奇門遁甲陣だ!!」
未だ、ひとつも解けずに、堂々巡りしていた
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「ハクト出来たかな?」
「ハクトを信じて、戻ろう」
次回、ウマイ飯と風呂、そして対決、それとも撤退?
次回へと続く
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