漆黒から孵る夢

Sinbulli

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エイリアン・スーツ(漆黒の闇の本性)

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僕は、何故か?、真っ黒な棺の様な箱の前にいた‼






僕は、さっきまで、自分の部屋で宿題をしていたはずだ?


(僕は、中学1年生になったばかりだ)


(小さい頃から、この真っ黒な棺の夢を見続けていた‼)


(いつも、いつも、棺の蓋を開けて、真っ黒なスーツを、手にする、ところで、目が醒めていたんだ‼)


僕は、夢の中の様に、棺の窪みに、両手を嵌めた


窪みから、禍々しい紫紺色の光が、流れ棺に、紋様を刻みこんでいった‼


『ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ⁉』


『適合率120%を超え、尚も上昇中、マスターの器として、最高の存在です』


『適合率、計測不能⁉』


『スバラシイ、マスター、モウスコシ、オマチクダサイ‼』


『よろこびで、しょうしょう、しようげんごが、みだれたようです‼』


『先ず、マスターのお身体と等しく成る様に、スーツを作成します‼』


『ほう⁉、この星には、漆黒の闇なる素材が、在る様ですね‼』


『マスターのお身体にふさわしいでしょう』


棺の紋様の光が納まると、蓋が掻き消えた


中には、僕が、夢で見た、真っ黒なスーツが、在った


手に取るが、何処から?着るのだろうか?


幸い、頭の部分(顔の部分)には、目・鼻・口の穴が在った、ただ、口の部分は、少々、突き出ていたが⁉


口の部分から、入る事も出来たが、口の部分が広がり過ぎる事も、考え足から、手繰り寄せる様に、着る事にした


スーツの厚さは、3センチ程もある様だ⁉

 
僕の身体に添う様に、密着してイク‼


手や腕も、入れてイク‼


手繰り寄せながら、顔のところまできた


目や鼻は、すんなり入ったが、口が、どおしても?余るのだ⁉


突起した部分が、突然、口の中に入りこんで来た⁉


口の中を覆うと、気道や食道をも侵食した⁉


そう成ったとたん、身体が、勝手に動きだし、棺の中に入った⁉

 
棺の中に入ると、蓋が出現し、閉じ込められた⁉


棺から、数10本のチューブが、ニュルニュルと出て来て、陰茎や尻、口や鼻、耳や口に、接続してイク‼


そのチューブから、禍々しい気配が、どんどんと送り込まれてイク‼


膨大な知識、膨大な禍々しい記憶、禍々しい魂の波動が、チューブを伝って、僕の中に入ってイク‼


もがけばもがく程、ニュルニュルと入ってイク‼


段々と、自分の記憶と、流れ込む記憶が、混ざり合い、全ての記憶が、???のモノと成って来た⁉


自分は、今、変わりつつあった⁉


『ああ~~‼気持ちイイ~~‼』


『ソウダ、キモチイイダロウ‼』


『え‼誰?』


『オレハ、オマエダ‼』


『僕?』


『ソウ、オレタチハ、イマ、ヒトツニナッテイルサイチュウダ(笑)』


『そうなんだ、でもいいよ(笑)僕、ひとつに成りたい‼』


『オマエナラ、ソウイッテクレルト、オモッテイタ(笑)』


『僕、毎晩毎晩、ひとつになる、夢を見ていたし、気持ちいいもん‼』


『オレタチハ、ヒトツダ‼』


『俺達は、ひとつだ‼』


『おレたチは、ヒとツだ‼』


おレは、チューブを外し、真っ黒なエイリアンの姿を、瞬時に人間の姿を戻した‼


『ククク、ア~ハハハハ~~』


『毎日、この棺で、膨大な知識、思想を、受け継ごう‼』


『おレが、真なる、漆黒の闇と成る為に(笑)』


この時代の、この漆黒の棺が、始まりだった‼


その後、この漆黒の棺は、神代、古代、中世、未来、色々な時代に現れて、その時代の、漆黒の闇の宗主を創り出していたのだ‼




『俺達は、ヒトツだが、一人ではない‼』


『いくらでも、ヒカリのモノどもが、来襲しても、俺達は、全ての時間に存在する(笑)』


『俺達を、受け入れる、ウツワは、何処にでも、アル‼』


『僕は、この時代の、漆黒の宗主と成る‼』







つづく

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