漆黒から孵る夢

Sinbulli

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人を着る、漆黒の闇

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・・・・・これは?夢か?


・・・・・やけに、リアルだ!


俺は、今、全身コスチュームを着るかの様に、自身の身体を、何者かに着られている!


何故?コンナコトニ・・・・・


(あの、カプセルに入る事を望んだのは、自分だ!)


(この方に、触れられた瞬間から、超気持ちイイ~~んだ!悶える程の淫靡的で官能的な、心地に、今までの躊躇いが、馬鹿馬鹿しく思える!)


実際には、夢ではなく、実際に漆黒の液体の中で、Masterに着られているのだが・・・・・・・。


夢のなかの出来事と、思っている


2回目のMasterの着用で、俺は全てを、書き換えた


漆黒の欲望が、留まることを知らない(笑)


目が醒めたら、アイツ(件の弁護士)を仲間に引き入れ様とか


早く、ツーリングに出掛けようとか


Masterと、永遠にひとつに成りたい!


『そんなに、我とひとつに成りたいか?』


キョロキョロと、辺りを見渡す


「誰かいるのか?」


『我は、そなたを着込みし者なり!』


「え!!」


『我とひとつに成りたいと、願ったはずだ!』


「それは、夢のはずだ!」


『イイや!違う!』


『もう、お前の中に、我は、入り込んでいる(笑)』


『お前の身体、お前の心、お前の魂魄、その全てを、漆黒の闇に堕としてやろう(笑)』


「そうだ、貴方様とひとつに成りたい!」


「嗚呼!凄く気持ちイイ!」


『フフフ・・・・・・(笑)』


「もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、貴方の闇を、漆黒の闇を、俺に下さい!」


『ようやく、我に従う気になったか?(笑)』


「はい!貴方様に、俺の全てを捧げます!』


『よかろう、そなたに、新しい身体、新しい心、新しい魂魄を与える』


Masterに因って、俺の全てが、創り孵られてイク‼


Masterが、恭しく、俺を脱ぐと、俺の中に、漆黒のMasterの分身体を招き入れた!


俺は、漆黒の闇と溶け合い、そして、神ですら、切り離せない三位一体の身体と成った


Masterの前に、ひれ伏した!


『面を上げよ!』


俺は、Masterを崇めた! 


『口を開けよ!』


俺が、口を開けると、Masterは、自身の右腕を切り落とすと、俺の口の中に、右腕を差し入れた!


指が、まるで蜘蛛の様に、口を喉を、這ってイク‼


『そなたは、我等だ!』


『『俺は、俺達だ!』』


『『『我等はひとつだ!』』』


1週間後、俺達は、空っぽに成ったカプセルを、後にした


『さあ、アイツを迎え入れるか(笑)』


漆黒の液体を、デキャンタから、グラスへと注ぎ、呑み干す


『『『素晴らしい!』』』


 

漆黒の闇に、ようこそ!






次回へと続く




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