【R18】今度は逃げません?あの決意はどこへ~あまくとろかされてしまうまで~

蜜柑マル

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第六章

☆再会④【R18】

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ふっと目を開けると、目の前にハルト様の顔があった。じっと私を見つめるその目がふわっと和らぐ。

「ルヴィ、良かった。ごめんね、初めてなのに刺激が強すぎたかな」

ハルト様は起き上がると、「何か飲もうね」と言って寝室から出ていく。パジャマを着ているハルト様を見て、慌てて自分を確認すると水色のパジャマを着せられていた。シンプルな着心地の良いパジャマ。

「ルヴィ、起きれる?」

戻ってきたハルト様がベッドに乗り背もたれに背中を預け、「おいで」と私を引いた。

横抱きにすると、「寒くないように」と言ってタオルケットを足元にかけてくれる。

「お水だよ、こっち向いて」

そう言うと水を含んで私に口づけた。コクン、と鳴るのを確認しながらゆっくりと飲ませてくれる。

そのままキュッと私を抱き締めたハルト様は、「ルヴィ、すごく可愛かったよ」と耳元で囁いた。その声に、またカラダがきゅうっとなる。

「ルヴィ、感じやすいんだね。すごくイヤらしかった」

「ハ、ハルト様、耳…っ」

「舐めてほしいの?」

そう言うとハルト様は私の耳をはむっと咥え、舌を差し入れた。ゾクゾクする刺激に、また胸がきゅうっと痛くなる。

「ハルト様…っ、や、」

「気持ちいい?ルヴィ。カラダ、ビクビクしてる。ねぇ、ルヴィ、ちゃんと言って。教えてくれないとわからないよ」

耳に直接囁かれ、逃げたいのに逃げられない。

「ねぇ、ルヴィ」

「気持ちいいです…っ」

「…いい子だね、ルヴィ。ご褒美欲しい?欲しいよね」

ハルト様の声は聞こえるのに、何を言われているのか理解できない。

「も、むり、」

「…ルヴィ?」

一気に涙が溢れ出したわたしを見て、「ルヴィ!」とハルト様が慌てたように自分に向かい合わせて抱き締めた。自分の胸に私の顔を抱き込み、背中をそっと撫でる。

「ルヴィ、ごめん、俺嬉しくて…」

ハルト様の必死な声に、私は応えることができなかった。頭の芯が痺れて、何も考えられなかった。








ぼんやりと目を開けると、「ルヴィ、」とハルト様の声がする。

「大丈夫?どこかツラい?」

フルフルとくびを振ると、ひんやりと冷たい何かが額に載せられた。

「もう少し休んで」

ハルト様の声を聞きながら、返事もできず、そのまままた微睡んだ。








次に目を覚ましたとき、部屋の中は真っ暗だった。目が慣れてきて感じる違和感に「自分の部屋ではないからだ」と思い至ったとき、ドアが開いて明かりがついた。

「ルヴィ、目が覚めた?良かった、ごめん、」

ハルト様は私をゆっくり抱き起こすと、「持てる?」とコップを渡した。

「レモン水だよ。ゆっくり飲んで」  

「…ハルト様は、」

「ん?」

「ハルト様は、誰かとあんなことしたんですか」

自分で言った言葉に胸がギュッと締め付けられるように痛み、ボロボロと涙がこぼれる。

「ルヴィ!?」

ハルト様は私からコップを取り上げると、ベッドから抱き上げた。そのまま横抱きにして、ベッドに座る。

「ルヴィ、他の人ってなに?俺のこと見て」

私は両腕で顔を覆ったが、ハルト様に外されてしまった。…怒ってる…?

「ルヴィ。何でそんなふうに言うの?俺、言わなかった?他の女は気持ち悪い、他の女に反応しないって。ルヴィは、俺のこと疑うの?」

「ち、ちが…、でも…っ」

「でも何」

「でも、ハルト様、すごく慣れてる…っ。エッチなこといっぱい言うし…っ」

「当たり前じゃん。前回からこっち、頭の中でルヴィのこと何回犯したと思ってんの?」

「おか…?」

「犯す。ルヴィを無理矢理押さえつけて、嫌がっても俺のちんぽをルヴィのまんこにぶちこむんだよ。泣いても叫んでも絶対にやめないで、俺の欲望のままにルヴィを抱き潰すんだよ。朝から晩まで、ルヴィが気を失っても挿れつづけるんだよ」

私を見下ろすハルト様の目はギラギラと激しく光っていた。

「ルヴィ、俺はね。前回あんなにひどいことして、今回ルヴィが赦してくれて、大好きだし、絶対痛い思いをさせたくない、傷つけたくないって思ってる。だけど、俺の中の、ルヴィを犯したい、泣かせて、めちゃめちゃにして、俺のことしか考えられないカラダにしたいっていう暴力的な衝動がなくなったわけじゃないんだよ。
ルヴィを可愛がって、イヤらしいこといっぱいしたい。頭の中で、こんなふうにしたらルヴィはどんなふうに啼くんだろうとか、こんな言葉言わせたいとか、毎日毎日そんなことばっかり考えて、ルヴィと会えない間、ルヴィを抱く妄想だけで乗りきったんだよ」

ハルト様の言葉に、私は何も言えなかった。あまりにも衝撃的すぎて、言葉が出てこなかった。

「それからさ、9歳のときにルヴィに名前を呼ばれてバカみたいに興奮して、ルヴィに握ってもらったのにすぐに出しちゃったじゃん。あれから俺、自慰行為で自分をコントロールできるように訓練してるんだよ。ルヴィの中に入る気持ち良さとは比べようもないだろうけど、それでもすぐに出しちゃわないように、」

「あの、ハルト様」

「なに」

「自慰行為って、」

「ルヴィは、」

ハルト様は私をベッドに押し倒すと、「この4年間、俺のこと思って自分のカラダを触ったりした?」と睨み付けた。

「え…?」

「自慰行為は、自分のカラダの昂りを慰めるんだよ、こんなふうに、」

ハルト様は私の手を掴むと私の手の上から胸を揉んだ。

「おっぱい触って、俺に触られてるって想像しながら気持ちよくなったことなんかないでしょ?ルヴィは、俺のこと好きだって言ってくれたけど、性的な意味で俺を意識したことないでしょ?
ルヴィを意識させたくて、一緒にお風呂入ったときに俺のカラダ大きくなった、って褒めてくれたから、ルヴィをドキドキさせたくて、ずっとカラダも鍛えてきたんだよ。ねぇ、ルヴィ、聞いてるの?ねぇ、ルヴィ、わかる?」

「わ、わかり」

「わかってない!」

私が、わかりません、と答える前にハルト様が答えてしまった。

「俺がどれだけルヴィと繋がりたいかわかる?わかんないでしょ?ほんとなら、今すぐしたいのに、アンジェ様にも父上にもダメだって、父上なんて、魔法に関する法律に『この法律が施行された年より、従属魔法、誓約魔法を使用することは禁ずる、破った者は処刑する、ただし、ジークハルト・エイベル及びオーウェン・エイベルに対し、サヴィオン・エイベル及びナディール・エイベルが術を施すのはこの限りではない』なんて、自分の息子なのにわざわざ個人名まで載せて牽制してんだよ!
卒業したらいくらでもしていいって、俺の好きにしていいって条件を飲ませて3年我慢することにしたんだよ。3年だよ!?今まで待って、目の前に甘い匂いで俺を誘ってるルヴィがいるのに、生殺しだよ!だから、挿入以外はすることにしたの。ルヴィのカラダに気持ち良さを覚え込ませて、俺を思うと疼くカラダに作り替える。俺が我慢するように、ルヴィも我慢してよ。ハルト様、挿れてくださいっておねだりしても卒業まではダメ。おねだりするまで、ルヴィのことグズグズに蕩かしてやる」

一気に捲し立てるように話すと、ハルト様は私を見てニッと笑い、くちびるをベロリとした。

「さっき、ルヴィ、俺のカラダ見て興奮してたよね」

ハルト様はパジャマを脱ぐと、下着だけになってベッドの上に胡座をかき、私をその上に座らせた。

「ルヴィ、触って、ほら。どう?俺のカラダ。腹も触ってよ。ルヴィに触らせるために鍛えてるんだから」

違うと思います、とは言えず、掴まれてハルト様の肌に当てられた手がじんわりと汗ばんでくる。

「ドキドキしてきた?ねぇ、ルヴィ。…さっき、俺のこと疑ったお仕置きしないとね、可愛いルヴィに」

意地悪く光るハルト様の瞳に、後悔しても遅かった。







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