《完結》《2nd公開中！》10つの指輪 〜ジョーカー・ミアは指輪の力を使い無双する

一章

アブナーザ学校入学前日

ジョーカー・ミア私はアブナーザ学校に明日入学する！　その為に今ジニーと制服を受け取る為に受け取り場にきている。

「学校どんな感じなんだろう！」
私がワクワクしているとジニーが私の顔をチラチラ見ていた。
おそらく私の事が好きなんだろう。

ちなみに私はジニーの兄弟として活動する事にした。
そのせいかジニーはお兄ちゃんらしくなりたいのか色々頑張っていた。

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結構昔の話になるが勇者ルビーが死んだ事で世界が大きく揺らついた。
今世界中の権力者たちは新たな勇者を探している。

イルド王国

イルド王国は戦力は充分にある王国なのだが勇者がいるビルト王国には全く歯が立たなかった。

「あのビルト王国にサファイヤ色の目をした少女がいるとは本当なのかロイ？」
「はい！　本当です閣下目の色だけではなく髪の色にも注目するべきです」

「その髪とやらはどんな色なんだ？」
イルド王国の騎士最高責任者のハクは疑問の声を上げながら言っている。

「その髪は銀色です」
その言葉を王国最強の戦士ロイが放った瞬間扉から一等兵が現れ「閣下緊急事態ですローゼ帝国から奇襲です！　直ちにご指示を」

「閣下どうします？」
「ロイお前は銀髪の少女を誘拐してきてくれ！」
「は！　大瀬のままに。」

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「ねぇ兄上あそこなんか良さそうじゃない？」
今私は兄上に敬語という物を教わっている。
「敬語じゃない物を混ざってるぞ！　ミア」

ジニーいや兄上は私の名前を前までは呼んでいなかったが義理だけど兄弟関係になったせいか多少は呼びやすくなったのだろう。

「明日入学式だなミア」
兄上から微笑ましい声が聞こえる。
「うん！　そうだね」

「ここが制服受け取りばね！」
見た目は少しボロくさい小屋だったが内装はしっかりしていた。

「いらっしゃいませ」
中からは声が掠れているお婆さんの声が響いている。
「あ！　これ妹のなんですけど」
兄上が書類を出しそれを確認してしばらくしたらセーラー服の服と少し短めのスカートが届いた。

「きてみなさい」
お婆さんが片言にしゃべっている。
私は個室に行き着替えたが我ながらとてもかわいく男子なんてイチコロくらいだった。

私が個室にからでた瞬間兄上か、「か、かわいい」と心の声が漏れているのか恥ずかしい言葉を言ってきたそれに私も反射したように顔が赤くなってしまっていた。

私は笑顔で「ありがとう兄上」と首を少し揺らしながら言った。