35 / 41
嫌な予感 -佐々木さんside-
しおりを挟む
「うちの流星に行かせましたから!」
「えっ!」
「友達の家に泊りに行くみたいで、ついでに」
嫌な予感がした
本当は社員の奥さんに頼んだはずだった
彩花も仲良くしていたし
それが、息子の流星君になるとは・・・
「嫌な予感しかしない」
夕方に発覚したこの事態に焦り、職場に戻るはずが直帰にした。
電話をしたが出る気配もなく
「寝ているだけかもしれないし・・・」
急いで、飲み物やゼリー、ヨーグルト等を買いアパートへ向かう
時間は6時過ぎ
呼び鈴を鳴らそうと思ったが、ふと・・・ドアノブを回す
『ガチャリ』カギは開いていた。
「彩花・・・?」
そう言いながら中に入ると流星君がいた
「ども」
「あ、ありがとうございます、後は私が」
早く、帰って貰おうと思った
「佐々木さん、俺・・・彩花さんに気持ち伝えました・・・昨日」
今日じゃなくて、昨日?
「で、きっぱり断られました・・・」
流星君にしたら悲しい出来事
でも、俺はホッとしていた
「でも、諦めるつもりはないです、本人にも言いましたけど・・・」
「じゃぁ、どうするつもり」
「何もしません、悲しい時には支えてあげたいって思ってますよ?」
少し薄暗いキッチンで男二人で
「俺が彩花さん好きかもって気づいた時に佐々木さん、彩花さんを責めてたでしょ?」
「君、聞いて・・・」
「トイレに起きた時に・・・廊下で聞いてました」
「・・・・」
この子は高校生
年齢的にも彩花とはありえない
「佐々木さんは愛情をあーゆう形で伝えるなら、俺は支えて、甘やかせて、助けて・・・精神的に愛情を伝えて行こうかと思いました」
「君は付き合いは考えて無いんじゃ・・・」
年齢的にありえない・・・?
本当なのか
「付き合いは考えていません、だって佐々木さんに一個も勝ててないし今は・・・」
「今は?」
「というか、一生続く愛情ってあるんでしょうか?なら友人で一生支えるのもアリかなと」
いつも笑っている流星君とは、かけ離れていて頭が追い付かない
無表情で何を考えているかが分からなくて怖い
「あの日、佐々木さんに甘える彩花さんの声聞いて嫉妬しました。なんで俺じゃないんだろうって・・・でも、俺の行動に一喜一憂する彩花さんを見るのもいいなぁ~って」
目の前に居るのは誰だ?
あの流星君なのか?
「俺の、この気持ちを否定する権利は佐々木さんにはないですよね?」
そう言って少し笑った
「飲み物は預かります!今日は帰って下さい」
袋を受け取り、玄関に戻された
「あ・・・彼氏は俺・・・」
あっと言う間で、外に出てから思った。
『ガチャリ』カギのしまる音
心がヒヤッとした・・・
嫌な予感は的中した
「えっ!」
「友達の家に泊りに行くみたいで、ついでに」
嫌な予感がした
本当は社員の奥さんに頼んだはずだった
彩花も仲良くしていたし
それが、息子の流星君になるとは・・・
「嫌な予感しかしない」
夕方に発覚したこの事態に焦り、職場に戻るはずが直帰にした。
電話をしたが出る気配もなく
「寝ているだけかもしれないし・・・」
急いで、飲み物やゼリー、ヨーグルト等を買いアパートへ向かう
時間は6時過ぎ
呼び鈴を鳴らそうと思ったが、ふと・・・ドアノブを回す
『ガチャリ』カギは開いていた。
「彩花・・・?」
そう言いながら中に入ると流星君がいた
「ども」
「あ、ありがとうございます、後は私が」
早く、帰って貰おうと思った
「佐々木さん、俺・・・彩花さんに気持ち伝えました・・・昨日」
今日じゃなくて、昨日?
「で、きっぱり断られました・・・」
流星君にしたら悲しい出来事
でも、俺はホッとしていた
「でも、諦めるつもりはないです、本人にも言いましたけど・・・」
「じゃぁ、どうするつもり」
「何もしません、悲しい時には支えてあげたいって思ってますよ?」
少し薄暗いキッチンで男二人で
「俺が彩花さん好きかもって気づいた時に佐々木さん、彩花さんを責めてたでしょ?」
「君、聞いて・・・」
「トイレに起きた時に・・・廊下で聞いてました」
「・・・・」
この子は高校生
年齢的にも彩花とはありえない
「佐々木さんは愛情をあーゆう形で伝えるなら、俺は支えて、甘やかせて、助けて・・・精神的に愛情を伝えて行こうかと思いました」
「君は付き合いは考えて無いんじゃ・・・」
年齢的にありえない・・・?
本当なのか
「付き合いは考えていません、だって佐々木さんに一個も勝ててないし今は・・・」
「今は?」
「というか、一生続く愛情ってあるんでしょうか?なら友人で一生支えるのもアリかなと」
いつも笑っている流星君とは、かけ離れていて頭が追い付かない
無表情で何を考えているかが分からなくて怖い
「あの日、佐々木さんに甘える彩花さんの声聞いて嫉妬しました。なんで俺じゃないんだろうって・・・でも、俺の行動に一喜一憂する彩花さんを見るのもいいなぁ~って」
目の前に居るのは誰だ?
あの流星君なのか?
「俺の、この気持ちを否定する権利は佐々木さんにはないですよね?」
そう言って少し笑った
「飲み物は預かります!今日は帰って下さい」
袋を受け取り、玄関に戻された
「あ・・・彼氏は俺・・・」
あっと言う間で、外に出てから思った。
『ガチャリ』カギのしまる音
心がヒヤッとした・・・
嫌な予感は的中した
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる