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7 ラミネットとの別れ
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翌朝、気がついた時には辺境伯の姿はベッドにはなく、ローレントはひとりベッドの上に取り残されていた。
「——あ゙——…………」
喉が痛い。声もやや枯れている気がする。そして頭も痛い。カーテンの隙間から入る陽の光が、目に痛くて、さらに頭に響く。
「っつ——……てて…………」
起き上がろうとしたら全身筋肉痛のような痛みで、とくに腰が痛い。こんな痛みは、剣を習い始めた頃以来だ。
見回すと、周囲に自分の着ていた服が見当たらない。寝ている間に使用人が持って行ったのかもしれない。王宮ならこんなとき、裸で待っていれば侍従がさっと出てきて、その日着る服を着せてくれる。しかしここはもう王宮の自分の宮ではないし、連れてきた使用人は全員帰ってしまった。
(もう荷物は部屋に届けられただろうか。使用人は呼べばくるのか? ……ああ、ここでの勝手が分からないな)
ローレントはひとまずベッドのシーツを体に巻き付けると、痛みをこらえながらベッドを降りた。
そして、誰もいないはずの自室に繋がるドアを開けた。
「ローレント様!!」
「ラ、ラミネット!?」
「ああ! 寝室には入ってはいけないとのことで、ここでずっとお待ち申しておりました! 昨夜は大丈夫でございましたか? ……ああ随分お酒をお飲みになられたのですね。無理やり飲まされたりなどはされていないでしょうね。ああ、美しいお声が枯れて……。お身体は……かなり愛されたご様子で——」
ラミネットはいつもそうするように、ローレントからシーツを剥ぐと、身体の隅々まで目を光らせた。
「……んん!? 首筋に噛まれた跡……? なんとこのような……! 傷になってしまったらどうなさるおつもりなのでしょう! まったく……犬じゃあるまいし注意していただかないと」
そうブツブツ言いながら、腰のポーチから軟膏を取り出し、ローレントの首に塗りつける。
「え? 首に噛み傷? ……じゃなくて、なぜラミネットがここにいるんだ! てっきりもうみんなと一緒に王都へ戻ったのかと!」
ラミネットは微笑むと、用意していたガウンをさっとローレントの肩にかけた。そして、その場から一歩下がり片膝をつくと、これ以上ないくらい深くお辞儀をした。
「……わたくしラミネットは、王城での侍従としての役目を辞し、サルース辺境伯の元で使用人として働くこととなりました。殿下に断りもなく侍従を辞めますこと、どうかお許しください」
「ラ、ラミネット……?」
「他の者はもう王都へ戻りました。私だけが残った次第です。幸運ながらも、私は長く殿下の筆頭侍従をさせていただき、殿下のお世話をさせていただくのが私の喜びでございました。殿下のいないあの城で、私のやるべきことなどございません。残念ながら、ここでは〝侍従〟というお役目はなく、下働きとしてですが雇っていただくことができました。今日、この時間までが、私の侍従としての最後の勤めとなります」
「ラミネット……僕のために残ってくれたのか」
ローレントが膝を付き肩に手を置くと、ラミネットが顔を上げた。そこには、いつもの侍従としてではない、たまに見せる素のラミネットの微笑みがあった。
「殿下には私が必要でしょう? 私もそうなのです。これからはもうお側近くでお支えすることはかないませんが、使用人として一歩離れたところから見守らせていただきます」
「すまない、すまないラミネット。僕は……僕は…………!」
ラミネットの決意に、ローレントはただただ詫びるしかなかった。
自分が失脚さえしなければ、ラミネットは王宮務めを辞めることなどなく、将来は王付きの侍従として、王宮内でそれなりの権力を持つことができたはずなのに。
「良いのですよ、殿下。私などに、謝らなくとも良いのです。——もし、殿下が王太子のままであれば、将来は慈悲深き王としてさぞ民に愛されたことでしょう」
涙を堪えるローレントの手を両手で高く持ち上げ、拝礼した。
「……ここまで僕についてきてくれて、本当にありがとう」
「侍従ごときにもったいないお言葉。では殿下。大変名残惜しいですが、これで下がらせていただきます。旦那様の元でお幸せになることをお祈りしております。どうか、どうかお元気で——」
まるでもうこれで会えないかのような言葉を残し、ラミネットは頭を下げたまま、最後の最後まで侍従筆頭らしい所作で静かにこの部屋を退出した。
誰もいなくなった部屋で、ローレントはそばにあった木の椅子に腰をおろし、ラミネットと過ごしてきた王宮での日々を思い返していた。
昨日まで一緒だったのに、今日からはひとりだ。こんな辺境の地でもやっていけるだろうと能天気にいられたのも、ラミネットたちがいると思ってのことだ。
(……そうか今日からはひとりでなんとかしなきゃいけないのか)
あの恐ろしい辺境伯とこれからこれから二人きりになるのだ。
(酒のせいではっきりとは覚えていないけど、結構なことをいろいろ言われた気がする)
首に手をやると、薬でヌルッとしたそこには確かに歯型のようなデコボコとした感触が。
あの男は、なんでこんなに乱暴なんだろうか。獣人の末裔だから? それとも傭兵出身だから?
(……やっぱり自分が男で王子で罪人だからだよな)
辺境伯からすれば、王が寄越したのは、所望した姫ではなく王子。しかも罪人ときた。腹立ち紛れに、男相手だし多少乱暴でも良いと思っているのだろう。
だがそれも、ハルカ捜索のためならば、我慢をしなければ。
(ハルカのこと、ちゃんと調べてくれるといいんだけどな)
それに辺境伯の言うことももっともだ。罪に問われた2人を引き合わせるなど、謀反と疑われても仕方がない。見つかれば、辺境伯だって無事ではすまないのだ。そんなことも考えず、軽々しく口にした自分が悪い。
そもそもこんな自分をもらってくれたことに、感謝しないといけない立場なのに。
(処刑されなかっただけ感謝しろ……ってね)
しばらくサイドテーブルに肘をついてぼんやりしていると、ふと足元にラグが敷いてあることに気がついた。
確か昨日までは床には何も敷かれていなかった。しかもこれは見覚えがある。たしか王宮の自室に一時期敷かれていたものだ。
それによく見ると、サイドテーブルにある水差しの下に敷かれたレースのクロスや、粗末なカーテンに似合わないたっぷりとした房のついたタッセルなど、部屋のあちこちに飾り付けを試みた形跡が残っていた。
(きっとラミネットだ。いろいろ持ってきていたのか)
ラミネットならやると思った。ローレントはくすっと笑みが溢れる。
最低限の荷物でここへ来たはずなのに、それでもまだこれだけのものをローレントの部屋から持ってきていたとは。さすがラミネットだ。
(……僕の侍従じゃなくなっても、ラミネットが近くにいると思うと心強いな)
ラミネットのお陰で少しだけ心が前向きになった。
「……さ、着替えて、ちょっと城内の散策でもするか」
椅子から立ち上がり、そしてまだ少し頭痛の残る頭をしゃっきりさせようと、うーんと伸びをした。
「ローレント様、朝食をお持ち致しました」
頃合いを見てなのか、使用人らが朝食を運んできた。ゴトゴトと小さなワゴンに乗せられた皿を、狭い丸テーブルの上に配膳する。
テーブルの上には、穀物をスープで煮た粥が入った皿のみ。
朝食はなんとも簡素で、昨晩の食事が、宴用の特別豪勢なメニューだったことが窺える。
「お持ちになったお荷物は、衣装室のクローゼットに入れております。お衣装などもそちらに。ローレント様のものの他に、ここサルースの気候にあったものもいれておりますので、お好きなものをお召しくだささいませ。それでは、お食事はまた後ほど下げに参ります。もしなにかありましたら、そこのベルをお鳴らしください。ではごゆっくり」
ドアの横に太い紐がぶら下がっている。あれを引っ張れば使用人室のベルが鳴る仕組みなのだろう。
ベルが鳴るまでは、使用人は誰も来ない。つまりは、この部屋に常駐しないということだ。
なるほど。基本放置ということならば、こちらも自由にさせてもらおう。
絶対に見張りがつくと思っていたローレンスは、監視がないことが分かり少しだけ気がほぐれた。
使用人が下がると、ローレントは食事の置かれたテーブル前の椅子に腰を下ろした。
そして粥をスプーンでひと掬いし、口に入れる。
「……ひどく不味いな」
普段王宮で出る粥とは違って、ひどくまずい。味つけが合わないのは仕方がないのだが、中に入っている穀物が普段王宮で食べているものとは違うらしく、やけにベトベトして柔らかく食感が悪い。
「煮すぎなのか、これ」
王宮の最上級の食事と比べるつもりはないが、舌にあわなさすぎる。昨日の食事は酒が入っていたからか、そこまで気にはならなかったが……食事があわないなんて絶望的すぎる。
ローレントは、一口食べるごとに、はぁーと大きなため息を吐くことになった。
「——あ゙——…………」
喉が痛い。声もやや枯れている気がする。そして頭も痛い。カーテンの隙間から入る陽の光が、目に痛くて、さらに頭に響く。
「っつ——……てて…………」
起き上がろうとしたら全身筋肉痛のような痛みで、とくに腰が痛い。こんな痛みは、剣を習い始めた頃以来だ。
見回すと、周囲に自分の着ていた服が見当たらない。寝ている間に使用人が持って行ったのかもしれない。王宮ならこんなとき、裸で待っていれば侍従がさっと出てきて、その日着る服を着せてくれる。しかしここはもう王宮の自分の宮ではないし、連れてきた使用人は全員帰ってしまった。
(もう荷物は部屋に届けられただろうか。使用人は呼べばくるのか? ……ああ、ここでの勝手が分からないな)
ローレントはひとまずベッドのシーツを体に巻き付けると、痛みをこらえながらベッドを降りた。
そして、誰もいないはずの自室に繋がるドアを開けた。
「ローレント様!!」
「ラ、ラミネット!?」
「ああ! 寝室には入ってはいけないとのことで、ここでずっとお待ち申しておりました! 昨夜は大丈夫でございましたか? ……ああ随分お酒をお飲みになられたのですね。無理やり飲まされたりなどはされていないでしょうね。ああ、美しいお声が枯れて……。お身体は……かなり愛されたご様子で——」
ラミネットはいつもそうするように、ローレントからシーツを剥ぐと、身体の隅々まで目を光らせた。
「……んん!? 首筋に噛まれた跡……? なんとこのような……! 傷になってしまったらどうなさるおつもりなのでしょう! まったく……犬じゃあるまいし注意していただかないと」
そうブツブツ言いながら、腰のポーチから軟膏を取り出し、ローレントの首に塗りつける。
「え? 首に噛み傷? ……じゃなくて、なぜラミネットがここにいるんだ! てっきりもうみんなと一緒に王都へ戻ったのかと!」
ラミネットは微笑むと、用意していたガウンをさっとローレントの肩にかけた。そして、その場から一歩下がり片膝をつくと、これ以上ないくらい深くお辞儀をした。
「……わたくしラミネットは、王城での侍従としての役目を辞し、サルース辺境伯の元で使用人として働くこととなりました。殿下に断りもなく侍従を辞めますこと、どうかお許しください」
「ラ、ラミネット……?」
「他の者はもう王都へ戻りました。私だけが残った次第です。幸運ながらも、私は長く殿下の筆頭侍従をさせていただき、殿下のお世話をさせていただくのが私の喜びでございました。殿下のいないあの城で、私のやるべきことなどございません。残念ながら、ここでは〝侍従〟というお役目はなく、下働きとしてですが雇っていただくことができました。今日、この時間までが、私の侍従としての最後の勤めとなります」
「ラミネット……僕のために残ってくれたのか」
ローレントが膝を付き肩に手を置くと、ラミネットが顔を上げた。そこには、いつもの侍従としてではない、たまに見せる素のラミネットの微笑みがあった。
「殿下には私が必要でしょう? 私もそうなのです。これからはもうお側近くでお支えすることはかないませんが、使用人として一歩離れたところから見守らせていただきます」
「すまない、すまないラミネット。僕は……僕は…………!」
ラミネットの決意に、ローレントはただただ詫びるしかなかった。
自分が失脚さえしなければ、ラミネットは王宮務めを辞めることなどなく、将来は王付きの侍従として、王宮内でそれなりの権力を持つことができたはずなのに。
「良いのですよ、殿下。私などに、謝らなくとも良いのです。——もし、殿下が王太子のままであれば、将来は慈悲深き王としてさぞ民に愛されたことでしょう」
涙を堪えるローレントの手を両手で高く持ち上げ、拝礼した。
「……ここまで僕についてきてくれて、本当にありがとう」
「侍従ごときにもったいないお言葉。では殿下。大変名残惜しいですが、これで下がらせていただきます。旦那様の元でお幸せになることをお祈りしております。どうか、どうかお元気で——」
まるでもうこれで会えないかのような言葉を残し、ラミネットは頭を下げたまま、最後の最後まで侍従筆頭らしい所作で静かにこの部屋を退出した。
誰もいなくなった部屋で、ローレントはそばにあった木の椅子に腰をおろし、ラミネットと過ごしてきた王宮での日々を思い返していた。
昨日まで一緒だったのに、今日からはひとりだ。こんな辺境の地でもやっていけるだろうと能天気にいられたのも、ラミネットたちがいると思ってのことだ。
(……そうか今日からはひとりでなんとかしなきゃいけないのか)
あの恐ろしい辺境伯とこれからこれから二人きりになるのだ。
(酒のせいではっきりとは覚えていないけど、結構なことをいろいろ言われた気がする)
首に手をやると、薬でヌルッとしたそこには確かに歯型のようなデコボコとした感触が。
あの男は、なんでこんなに乱暴なんだろうか。獣人の末裔だから? それとも傭兵出身だから?
(……やっぱり自分が男で王子で罪人だからだよな)
辺境伯からすれば、王が寄越したのは、所望した姫ではなく王子。しかも罪人ときた。腹立ち紛れに、男相手だし多少乱暴でも良いと思っているのだろう。
だがそれも、ハルカ捜索のためならば、我慢をしなければ。
(ハルカのこと、ちゃんと調べてくれるといいんだけどな)
それに辺境伯の言うことももっともだ。罪に問われた2人を引き合わせるなど、謀反と疑われても仕方がない。見つかれば、辺境伯だって無事ではすまないのだ。そんなことも考えず、軽々しく口にした自分が悪い。
そもそもこんな自分をもらってくれたことに、感謝しないといけない立場なのに。
(処刑されなかっただけ感謝しろ……ってね)
しばらくサイドテーブルに肘をついてぼんやりしていると、ふと足元にラグが敷いてあることに気がついた。
確か昨日までは床には何も敷かれていなかった。しかもこれは見覚えがある。たしか王宮の自室に一時期敷かれていたものだ。
それによく見ると、サイドテーブルにある水差しの下に敷かれたレースのクロスや、粗末なカーテンに似合わないたっぷりとした房のついたタッセルなど、部屋のあちこちに飾り付けを試みた形跡が残っていた。
(きっとラミネットだ。いろいろ持ってきていたのか)
ラミネットならやると思った。ローレントはくすっと笑みが溢れる。
最低限の荷物でここへ来たはずなのに、それでもまだこれだけのものをローレントの部屋から持ってきていたとは。さすがラミネットだ。
(……僕の侍従じゃなくなっても、ラミネットが近くにいると思うと心強いな)
ラミネットのお陰で少しだけ心が前向きになった。
「……さ、着替えて、ちょっと城内の散策でもするか」
椅子から立ち上がり、そしてまだ少し頭痛の残る頭をしゃっきりさせようと、うーんと伸びをした。
「ローレント様、朝食をお持ち致しました」
頃合いを見てなのか、使用人らが朝食を運んできた。ゴトゴトと小さなワゴンに乗せられた皿を、狭い丸テーブルの上に配膳する。
テーブルの上には、穀物をスープで煮た粥が入った皿のみ。
朝食はなんとも簡素で、昨晩の食事が、宴用の特別豪勢なメニューだったことが窺える。
「お持ちになったお荷物は、衣装室のクローゼットに入れております。お衣装などもそちらに。ローレント様のものの他に、ここサルースの気候にあったものもいれておりますので、お好きなものをお召しくだささいませ。それでは、お食事はまた後ほど下げに参ります。もしなにかありましたら、そこのベルをお鳴らしください。ではごゆっくり」
ドアの横に太い紐がぶら下がっている。あれを引っ張れば使用人室のベルが鳴る仕組みなのだろう。
ベルが鳴るまでは、使用人は誰も来ない。つまりは、この部屋に常駐しないということだ。
なるほど。基本放置ということならば、こちらも自由にさせてもらおう。
絶対に見張りがつくと思っていたローレンスは、監視がないことが分かり少しだけ気がほぐれた。
使用人が下がると、ローレントは食事の置かれたテーブル前の椅子に腰を下ろした。
そして粥をスプーンでひと掬いし、口に入れる。
「……ひどく不味いな」
普段王宮で出る粥とは違って、ひどくまずい。味つけが合わないのは仕方がないのだが、中に入っている穀物が普段王宮で食べているものとは違うらしく、やけにベトベトして柔らかく食感が悪い。
「煮すぎなのか、これ」
王宮の最上級の食事と比べるつもりはないが、舌にあわなさすぎる。昨日の食事は酒が入っていたからか、そこまで気にはならなかったが……食事があわないなんて絶望的すぎる。
ローレントは、一口食べるごとに、はぁーと大きなため息を吐くことになった。
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