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世継ぎ♡
フェリクスを婚約者として迎え、その3ヶ月後には5人の夫を持つメリッサ。場所を弁えず房事をする事は許可されたが、流石に子作りの部屋か、バスルーム、勉強部屋以外は控えたいメリッサ。しかし、夫達はもう場所を気にしない様子で、メリッサが行く場所毎に貪ろうと画策してきていた。
「ちょっと!!ここ図書室!!」
「だから?」
後ろから、露出控えめではあっても裾の短いドレスを着て、図書室で勉強を教えてもらうのに、フェリクスと来ていたメリッサ。横に座るフェリクスが、横から太腿を擦る。
学者というだけあって、アルメリア夫人では教えられない程の勉強を教えてくれるのはいいのだが、持出し禁止の古書を見る為に、城の図書室で勉強を教える、と連れ出されたのだ。要は、勉強部屋や子作りの部屋ではフェルドマンやカイエンが居る為、フェリクス独り占めの時間にしたかった様だ。
「勉強、出来ない………」
「する気ないし」
「はぁ!?」
「どうせ、勉強の時間終わったら、子作り部屋行くだろ?共有する時間になっちまう………1回だけ独占したいな、と…………後は勉強に……」
「…………いいよ……」
メリッサはどうやらフェリクスには甘く、4人の夫とは今迄散々房事をしてきて、新しく夫になったフェリクスのおねだりに抗えなかった。
「上乗る?それか後ろから?」
「ま、任せるよ!わ、私から言える訳………ゴニョゴニョ……」
「夫が5人居るのに、恥じらいは無くなってなくて可愛いままだな………図書室だからか?」
「…………う……うん」
足を開かせ、下着の紐を解くフェリクスは閉じさせない様に、片足をフェリクスの足に掛ける。そして、くちゅくちゅとメリッサの蕾を剥き扱いていく。
「んんっ………んっ」
メリッサは声を出さない様、手で口を覆うが、その手を掴まえられてしまう。
「口塞ぐならこっちだろ?」
フェリクスに顔を向かせられ、キスで声を抑えられるメリッサ。
「んんっん…………んっ………」
フェリクスの指は、浅い入口をトントンと擦る。蕾との反対の場所のそこは、メリッサの弱い所だ。挟まれる刺激に、簡単に蜜を溢れさせられてしまい、そうなると直ぐに奥が寂しくなるのだ。フェリクスの指を締め付けると、合図なのかフェリクスは指を抜き屹立を晒す。
「時間無いしな…………乗れ……対面ね」
「…………フェル……好き……」
「知ってる………俺も好き…………共有しなきゃ手に入らないなら、俺がそれを諦めるしかなかったぐらいにな………」
向かい合い、フェリクスの上に跨ぎ、屹立を自ら刺し入れると、メリッサ自身がいい場所目掛け腰を振るった。
♤♡♤♡♤
2年程経ち、未だに子供が出来る傾向が見られなかったメリッサが体調を崩した。月経は毎月来ていた順調の健康体だったが、新たな夫を迎えよ、と言う臣下の声が頻繁に上がり、プレッシャーになったと思っていた。
「メリベルもだったんだよなぁ………夫迎えて暫くしても子供出来なくて、新たな夫を迎えよ、て言われてたらしくて………ほら、魔石を念の為に入れるから、膝立てて足開け」
「お父様………医者だからって、コレ恥ずかしいんだからね!自分の親に見せるのも!」
「…………そんな事気にするなんて、まだ初心だなぁ………婚約の儀も結婚の儀も見に行ってやったろ?」
メリッサの父の1人、グレイが医者である為に、娘の股を見る事自体、何ともない様に平然としている。
「それでも嫌だよ」
「メリベルからメリッサを取り上げたのも父さんだぞ?」
「……………何から何まで………」
「孫、取り上げさせてくれよ~」
父グレイは孫が出来るのを楽しみにしているようだ。
「抜くぞ」
「はい」
「……………おぉ……」
「……お父様?」
グレイは肩を震わせ、助手に指示を出す。
「メリベルに!陛下に伝えよ!メリッサ王女が懐妊だ!」
「え!!………本当に!?」
「まだ、生命力は弱いがな……妊娠の兆候が出てる」
「……………子供……ここに……」
「1週間後、また確認するが、過度な運動は控えろよ……暫くしたら悪阻も始まるだろうし、その間房事も出来なくなる女も居るからな………それはお前の第1夫のモートンにも俺から伝えるが、今日は房事はするな」
「…………う、うん」
「おめでとう、メリッサ」
「……………ありがとう、お父様」
その後、メリッサは男の子を出産する。2代振りの王子誕生に、国中が歓喜に沸いた。
「名前、如何しよう……」
メリッサは夫5人と相談して決め、エリオスと名付けた。それからというもの、一旦は子作りを止め、育児に専念するメリッサは、ゲーデル国の慣例通り、エリオスを2年手元で育て、12歳迄会えなくなる。
「2年なんてあっという間ね………」
「それ迄は愛情いっぱいに育ててあげましょうメリッサ」
メリベルが言うには、既に2歳以降10年間住む街を作らせているという。場所はメリッサや夫達には教えられない。会いに行く事を許されていないのだ。
「養父は如何なるんだ?」
「…………信頼出来る人じゃなきゃ嫌よ」
ゲルニカがふと言葉を漏らす。メリッサの養父と思われたエンゲルベルトは父の1人だったのを思い出したのだ。
「まさか、我々夫の中から選ばれたりするとかないだろうか………」
フェルドマンもその懸念を示す。
「まさか………女性かもしれないじゃない!」
「そうしたら警護にはならないぞ?」
すかさず、ゲルニカがメリッサに答える。
「じゃぁ、お祖父様の時は如何なってたの?」
「………調べてみますよ、私もエリオスを信頼出来ない者に託したくないですからね」
6人の不安は隠せなかった。
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