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エピローグ
メリッサの息子、エリオスと10年振りに再会した。母メリベルと父親達、祖父アドルフと祖母達に並んで、メリッサもフェルドマンが選び着させた露出度高いドレスを着させられ、息子を待った。
「またこんなドレス着させて………」
「お似合いですよ、メリッサ」
「うんうん………今すぐ抱きたいぐらい」
メリッサの側にはフェルドマンとカイエン、フェリクスの3人が控えている。ゲルニカとオルサガは仕事だ。
「…………お久しぶりです、母様」
「………エリオス……覚えててくれたのね?」
「……父さんが……忘れないように、と色々と………」
エリオスは、教育係の男と執事の男とその補佐風の若い少女を控えメリッサの前に立つ。恐らく、その少女は婚約者候補なのだろう。
「王子でも執事は男なのね………」
「えぇ、一応暫くは男の執事の元に候補を補佐として迎えています…………因みに執事の男も補佐役の少女もフェルドマン家の者ですよ」
「…………ちゃっかりしてるわね、フェルドマン家……」
「少女は遠縁の子ですけどね」
エリオスが12歳になる迄、メリッサも他の子供が恵まれてはおらず、エリオスが帰って来た事でメリッサは子作りを止める事になる。エリオスが16歳になればまたメリッサは女王としてメリベルから執務を引き継ぐのだ。その準備をしていかなければならない。
面会を終え、生命力の部屋に戻って来たメリッサ達。メリッサはベッドの脇に座ると、軽装になったフェルドマン達に、話掛けた。
「エリオス、フェルに似てるよね顔立ち」
「メリッサもそう思いました?」
「やっぱり、私じゃなかったかぁ」
「性格はゲルニカ似で?………何か嫌だなぁ…」
フェルドマンやカイエンは、納得はしている様だが、フェリクスは不満気だ。
「シュザリアの私の息子でなくて良かったよ………もう1人子供が居たら、また変わったかもしれないが………もし、シュザリアの血脈だったらまた介入してくるかもしれなかったからね」
「カイエンはシュザリアとは縁を切ったのですから、今更介入は無いでしょう」
「…………でも、しつこく手紙が来るからねぇ、未だに………国に戻って、シュザリアの令嬢と結婚しろ、と煩く言ってくるよ」
「カイエン、私嫌だからね!カイエンが国に帰るのは!」
「帰る訳ないじゃないか!こんなにも愛してる女性が目の前に居るのに!」
カイエンが、メリッサを押し倒し、キスを仕掛ける。
「あっ!抜け駆けですよ!カイエン」
「こらこら!ゲルニカとオルサガを待つんじゃないのか!」
「…………えぇ?……でもメリッサはもうその気な様だよ?」
「「……………」」
フェルドマンとフェリクスもメリッサの顔を覗き込むと、カイエンからのキスでもうその気だ。
「仕方ないですねぇ………やらしい妻にはお仕置きしましょうか?」
「ご褒美の間違いじゃないのか?」
「……………ゲルニカとオルサガを待てない妻に、イかせない様にするお仕置きをしませんか?フェル」
「なるほど……で、カイエンにも仕置きだな」
「何で!」
「その気にさせたからですよ」
「ひ、酷い!」
「仕方ないよな、カイエン」
メリッサを裸にさせ、フェルドマンとフェリクスは上半身裸になり、我慢させる愛撫をさせられたメリッサは、ゲルニカとオルサガが来る迄、散々喘ぎ疲れた状態で、5人の夫に愛される日々を再び味わうのだった。
˖*꒰ .. 𝐻𝒶𝓅𝓅𝓎 𝐸𝓃𝒹.. ꒱*˖
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