25 / 51
歪な新婚生活と不審者♡
しおりを挟むバッシュと結婚をした翌日、バッシュとゴードンを屋敷から見送ったカチュア。
結婚式の当日、月のモノが来た為、房事は嫌だと、突っぱねたカチュアは、2人に抱き潰される事なく、3人で朝食を取り、平穏な朝を迎えた。
「奥様、本日は何をご予定されてますか?」
「結婚式のお礼状を書かなければ……」
「お出かけにはならないのですね?」
「その予定は無いわね」
バッシュの事情もあり、この屋敷には侍従は最低限の者しか居らず、カチュアも気が楽に生活が出来ている。
夜の生活以外は、寧ろスペリオール侯爵家の生活より楽だった。
月のモノの間だけは、夜は1人でゆっくり眠らせてもらえる為、それも有り難く、バッシュの心遣いにも感謝していた。
だが、それが仇となるのだと、思わなかったカチュア。
鳥カチュアも複雑な心境で、見守っていた事なのだが、デュークとの生活より何十倍も自由を与えられていた、バッシュとの生活に安心し始めていた所で、安寧の生活を壊されるとは思いもよらなかったのだ。
月のモノも終わり、再び3人の房事を日々付き合わされていたカチュア。
結婚2週間程経った時、思いもよらずバッシュの屋敷に訪問者がやって来る。
「カチュア………今の所平穏だなぁ」
「そうね……コーウェン様からは何も連絡は無いままだし……」
シャルゼと共に、屋敷の上で見張りを続けていた鳥カチュア。
屋敷にも警備兵は居るのだが、過去カチュアの側に居るより、屋敷の屋根に居る事の方が多くなっていた。
自分であって自分ではないような感覚になってしまっている。
鳥カチュアの歩んだ道とは違ってしまっている事が大きかった。
「誰か来たぞ」
「………え?……今日訪問者なんて来ない、てバッシュ様もゴードン様も仰ってたわ」
房事の時は流石に同じ部屋に居たくないのだが、食事や団欒、外出時は、過去カチュアの側から離れない鳥カチュア。
だから、バッシュ、ゴードン、カチュアのスケジュールは把握している。
「おい、またあいつじゃねぇか!」
「……………な、何で………」
「シャルゼ!カチュア!………コーウェンから連絡が入った!バッシュの屋敷に……」
「今来たよ!」
「逃さなきゃ!」
「如何やって!」
「わ、分かんないけど行ってくる!」
「あ、おい!カチュア!」
シャルゼとジュームの静止も聞かず、屋敷の中に戻って行く鳥カチュア。
急いで過去カチュアを探すが、侍従達を見かけない。
「まさか…………あの方……そこ迄するの?」
デュークの時は侍従達を脅し、今回は侍従達を隠したかの様で、誰も居ない。
「ピピピッ!ピピピピピピ!?」
3階建ての屋敷で必ず1人は各階には居たのを知っているのだが、呼び掛けに応じる気配も無い。
「ピピピッ!!」
ガタッ!
「!!」
(私室だわ!)
扉には鍵が無い部屋ではあるが、カチュアでは開けれない。
如何しようかと思ったカチュアは、隣の衣装部屋の扉が開いているのを見た。
各部屋には鳥カチュアが出入り出来るように小さい隙間だけ開けてくれているので、衣装部屋の窓から、カチュアの窓へ行けるのだ。
カチュアは衣装部屋から私室に飛び込むと、案の定カチュアを押し倒している男が居た。
「ピピピッ!!」
「……………駄目っ!逃げなさい!」
嘴と羽で、引き離せる筈はなく、敢え無く男の手で払われた鳥カチュア。
「邪魔な鳥だ」
「な、なんて事を………かわいそうではありませんか!」
「生きている価値の無いものは排除が当然………勿論、お前も俺の役に立たなければ排除する」
ビリッビリッ!
「!!き、きゃ~~~!!」
ドレスを引き裂かれたカチュアはそのドレスの切れ端を口に含まされる。
「煩い女だ………お前はただ俺の子を孕めばいい…………バッシュの子としてな………バッシュに告げ口しても構わんが、不貞を侵した女の末路は冷たいぞ?」
「んんっんんっ!!」
口に布を含まされ、また切れ端で手を結ばれてしまった。
「ほぉ………いい身体だ……それにこの無数のうっ血痕は陵辱するのも楽しませてくれそうだ」
全てドレスを剥ぎ取られ、馬乗りにされたカチュア。
乱暴に抱かれた事が無い過去カチュアは、身体を震わせ、豊満な胸を揺らす。
それが、また男を誘うのが分からなかった。
「いい弾力だ………」
「んんっ!………んんくっ!」
胸を揉みしだかれ、バッシュとゴードンに開発されたカチュアはどうしても疼いてしまう。
蜜口と後穴から昨夜の注がれた子種が溢れるのだが、下着でかろうじて男に知られていない。
だが、昨夜カチュアはバッシュとゴードンによって秘所の毛を剃られている。
それを見られたくなくて、足を必死にバタつかせていた。
「無駄な足掻きだ………お前の中にある子種、全て掻き出してやる……代わりに俺のを受け取れ」
「んんっ!!」
必死の抵抗虚しく、下着も剥ぎ取られた。
隠したかった秘所を丸出しになった恥ずかしさで、涙が止まらない。
「剃ってるのか………丸見えでコレもまた唆る」
蜜口に指を入れられて、バッシュとゴードンの中に溜まった子種を掻き出す男。
だが、見られている蜜口とは別に後ろの穴からも溢れ出る白濁を見て、高笑いする。
「バッシュはそんな趣味があったとはな!面白い!こっちにも注いでやろう!」
鳥カチュアの意識が飛んでいたが、過去カチュアの思考と連動しているからか、意識が遠退く中、過去カチュアの屈辱的な経験をまた目の当たりにしたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる