2人の婚約者が居る天使【完結】

Lynx🐈‍⬛

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エピローグ

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 如何しても気持ちを言わなければ、と雫は起きていた。海で繰り返し注がれて、シャワー後に、ベッドでダラダラとしていたら、どうやら弥と尊は眠ってしまった様だった。耳元に雫は囁く。

「……………弥……好きよ…」

 続けて、右側に寝る尊にも続けて言おうと、耳元に顔を近付かせる。しかし、口を手で塞がれる。

「んっ!!」
「雫…………ストップ」
「ごらぁ!!弥!!何止めてんだよ!!」
「やっぱり狸寝入りか、尊」
「お前もじゃねぇか!弥!」
「…………ふ~ん、2人共狸寝入りか……」
「雫………愛してるよ…両思いで良かった……その流れでまたしシようか………」
「弥ぇ!」

 尊も待ってた筈だ。長男だから、と弥を先に言ってしまったのが、尊の癪に障ったのだろうし、言わないと貫いた雫が、もたつかせたのも悪かった。

「尊………好き」

 弥の手を振り切り、尊に抱き着いた雫。

「雫~!!」
「弥………あんまり意地悪いと、弥には言わないからね!」
「………雫……」
「そもそも、双子って性格も似てると思ってたけど違うのね……弥は知的で意地悪。尊はがっつき過ぎる、てセックスで性格判断する、てどうなんだろ………」
「でも、俺達とするスルのは病みつきだろ?」
「私、弥と尊以外の人となんてした事ないから分かんない」
「「確かに」」
「…………だから、ね?他の人に靡かないように、いっぱいして」

 両手を広げ、弥と尊を誘う雫。

「不安になるなら縛っていいから、私を捕まえといてくれる?」
「「雫………」」

 そうして4日間、雫は弥と尊を求め、求められた甘い新婚旅行を楽しんだ。

           ✧✧✧✧✧

 タタタタタタッ……。

「こら!待ちなさい!そら!」
「やだぁ!注射嫌~い!!」

 皇家の一室。予防接種に連れて行こうと朝から子供と追いかけっこをする雫。そんな息子をひょい、と抱き上げたスーツの男。

「昊様、注射を嫌うようでは、弥お父様と尊お父様に馬鹿にされますよ?」
「如月さん!そのまま車に乗せて!!私まだりく連れてかなきゃ!」
「分かりました、若奥様」
「陸!!ほら行くよ!」
「……………やだっ!」
「陸~…………尊お父様に連れてって欲しい所あったよねぇ………いいのかなぁ?」

 部屋の片隅で、本を広げる3歳児程のそっくりな男の子。だが、性格は違う二卵性双生児。雫が結婚して5年程経った。

「…………もう行きたくないから注射も行かない」
「何で?」
「だって、事故起きるもん」
「…………そっか……でも、それと注射は違うのよ~!!」

 無理矢理抱っこをし、雫は息子の1人を車に押し込んだ。

「ふぅ………陸は、が見えて来たみたいね……」

 車に雫も乗って病院に行こうと、発進させた。

「お母さん………真っ直ぐ行くと、危ないよ」
「昊?……そうなの?」
「うん」
「迂回して頂戴」

 案の定、迂回した所で、交通事故があった様で、渋滞に巻き込まれずにすんだ。

「昊、ありがとう、教えてくれて………これで注射打てるわね」
「!!注射やだ!!」
「昊が教えてくれたからじゃない」
「昊は単純なんだよ、僕もわかってたけど、注射やだったから言わなかったのに」
「はっ!!」

 雫の息子達は明らかに異能を見せていた。その力を間違えて使わせる訳にはいかない。勿論、その事をその夜弥と尊に報告した雫。

「へぇ、そんなに早く兆しが見えたのか」
「悪用に使わないように教えていかなきゃ駄目ね」
「そうだな」

 結婚しても相変わらず仲の良い歪な夫婦。この先も、変わる事のない生活を送るのだろう。

「雫、そろそろ3人目欲しくないか?」
「…………」
「俺も欲しい」
「………………私も………いっぱい今夜くれる?」
「「当然」」

 夜な夜な、皇家の寝室で甘い声が響いて止まらないのだった。



𝐸𝑁𝐷‪𓂃𓈒𓏸◌‬

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感想 1

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みんなの感想(1件)

まお
2022.09.26 まお

本当に面白いです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
異能の力は魅了されますよね…テーマ的に好きなので♥

2022.09.26 Lynx🐈‍⬛

ありがとうございます(*´꒳`*)
番外編も今日から載せました。良かったらそちらも読んで下さい┏○ペコッ

解除

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