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倍以上の鬼畜へ♡
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しおりを挟む「ああっ……待っ…………んあんっ……」
チェーンを少し引っ張られるだけで、蕾の3点、蜜口のディルド、尻孔の宝石、全てが蠢き、その喘ぐ顔を、声を、疼く姿を、ルカスは高揚感漂う目で、マシュリーを見下ろしている。
「いいなぁ、可愛い……綺麗だ」
「………も……意………地……悪……しな……」
「…………まだ、もう少し……俺も我慢してる………ほら、触って……」
ルカスの屹立をマシュリーに掴ませると、先からは汁が垂れ、硬くピクピクと動いている。
「……………っっ……ああっぁぁっ」
「欲しがってるね、マシュリーも…………俺が膣に居る時の顔だ……ディルドの宝石は凹凸があるから、いい刺激になるだろ?………でも奥迄到達しないから、いっぱい欲しいんじゃない?」
「!!……やっ………言わ……」
弱い耳元で囁かれ、想像もさせられてしまうマシュリー。気持良すぎて、外したくても外せず、チェーンを少し引っ張られるだけでこの疼く悦楽に、ルカスに外された時、どう狂い喘ぐのか想像もさせられてしまう。
「ルカス………様っ……取ってぇ……」
「………刺激強くても良いなら、一気に外してみたいんだけど………」
「!!」
「あ、期待してる?………クククッ………流石に蜜口と尻孔の方は別で抜くよ………外してあげる」
チェーンの繋ぎ目を外して、胸に繋がるチェーンと、下の蕾に付いたチェーンをルカスに摘まれると、外れやすい様に緩ませてた後、取ってくれた。
「ああっ…………んんんっ!あぁぁっっっ……」
「さて、と…………そろそろ日を跨ぐし……マシュリーを酔わせていこうかな……下の2つの口は、俺が挿入る直前に抜いてあげる………常に入ってる感覚、てどう喘ぎ啼くのかな?」
「わ…………かり……せんっ……」
「…………この夜着いいなぁ……肩紐解くだけじゃん……直ぐに美味しい蕾を楽しめるんだ………いっぱいキスもして、いっぱい痕も着けてあげるから………」
「んあっ……ふっ………んんっ」
肩紐を解き、もう邪魔になった透けた夜着を捲り、素肌に触れるルカスの手は温かく、頬と耳を擦り、優しいキスをくれるルカス。口内の気持ちいい場所は知り尽くされ、焦らす様な事はしなかった。
コクンっ。
マシュリーの喉が鳴る。唇を離し、マシュリーとルカスの間に銀糸が光る。唾液がマシュリーから溢れ、指で拭うルカスの仕草が色っぽく、マシュリーのゾクゾクした疼きが止まらない。
「…………可愛い……」
「………っ!」
「マシュリーに可愛い、と言うと、更に顔が赤くなるから、見飽きないよ」
「ル………ルカス様は、意地悪ですっ!」
「愛を囁いているのに?」
ルカスから笑い声が聞こえる。
「そ、そうです!鬼畜だし、意地悪だし、こ…………こんな道具……使うの……好きだしっ!」
「…………嫌?」
「!!」
ルカスが甘えた犬に見えてしまう。首を傾げ、訴える様な高揚感を帯びる目に、マシュリーはキュンっとなる。
「…………い…………嫌で…………は………」
「気持ちいいもんな」
「!!…………だっ!だからと言って、いつもは嫌です!」
「…………毎日はマシュリーに負担掛けるから、その予定は無いよ」
「…………ま、毎日…………も、閨はしません!」
「……………まぁ、それは無理だな………明後日からまたジェルバだし……だから………明後日の明け方迄、いっぱいいっぱい愛させて!」
「!!」
ガバッ、と覆い被され、もう会話が出来ない程、胸の愛撫で酔わされていき、蜜口に入るディルドをぐちゅぐちゅと動かされてしまう。
「ひぃっ…………あっ………んんんっ……やっ…………壊…れ……」
「気持ちいいの間違いじゃない?」
出し入れされてはディルドを回され、マシュリーは身体を捩る。
「凄いね………蜜量……」
ずっと入っているのだ、その圧迫感で悶えるのは仕方なく、奥が寂しくディルドでさえ締め付けてしまう。
「駄目だ…………我慢出来ないっ!」
スポンっ!
と、音が蜜口から出ると、ルカスはバスローブの紐を解く手間も省き、屹立だけ晒し、マシュリーからディルドを抜き、自分の屹立を奥迄一気に突き入る。
「ああっっっっっ!!」
「ああ…………いいっ………マシュリー……」
腰の打ち付けは、激しい。蜜と屹立が擦れ、部屋中に会話等なく、ただ一心に水音と喘ぎ声が響くと、マシュリーのおねだりが漏れる。
「…………もっと…………ぉ……」
「………っくっ………持って行かれそうだっ……」
「ルカス様ぁ………ル………カス………さ……」
「マシュリーっ……」
お互いを求め、貪り続けていると、日を跨ぐ鐘の音が鳴る。午前0時を知らす鐘。何度、この薔薇の間で一緒に鐘の音を聞いただろう。だが、いつも脳裏で遠くに感じていただけだったが、この日は違った。
「…………ルカス様っ!!………お身体っ!」
「………えっ!!……な、何だ、これっ!」
一瞬にして、理性が戻る2人。『日を跨ぐ頃、封印を解く様にしてある』と神の使徒が知らせた言葉を思い出す。ルカスの身体が光に包まれているのだ。すると、ルカスの黒髪だった髪も黒い瞳も、白銀に変わる。使徒の様に、神々しく輝くオーラを纏っているルカス。黒髪黒い瞳でも美しかったルカスが、更に美しい美青年になっていた。
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