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改変世界の作戦会議
第83話 政略結婚
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ということで、玲子君とマキュウェルとムスキの三人には、妙な友情が芽生えた、一人の男性を同時に好きになった女同士として、、、なんじゃそりゃ。
こと、今回に関しては、あまり喜ばしいこととは言い難い。
俺たちの目的は、エラーノリターンを成功させることにある。
恋に現をぬかしている場合ではないのだ、、ないのだが、バレンタインに義理チョコ以外貰ったこともない俺が、ここへ来てまさかのモテ期、なんだかもったいないなー。
『あー、GF、私を忘れてないですか?」
『忘れてなんかいないよ、むしろ存在感が一番高いわ、シズも実体があれば、一緒に友達になれそうだがな」
『、あー、まあ、出来なくもないんですが、、、、サイズが小さくなっちゃうんですよね」
『え、、、そこ?、実体化出来る方がまず凄いんだけど。」
『実体化、というよりは、可視化に近いかもしれません、一応触れることは出来ますが、みなさんのような完全な肉体とはまた少し違うんです」
『でも、管理人は完全実体化だったが」
『いや、さすがにレベルが違いすぎますよ。そもそもの文明のランキングが違います!彼らの文明レベルは既にコンプリート状態ですから」
なんの事やら、コンプリートって何だよ?
しかし、逆を言えば、文明レベルが最高まで達すると、AIは実体化もこなせてしまうんだな、そっちの方が凄いけどな。
そんな中、この微妙な朝食の雰囲気を貫くように、リラルが話し始めた。
「ユウスケ様、昨晩マキュウェル様がお話ていたことを覚えておりますか?」
「ん?、んー、なんだっけ?」
「私の婚姻は、マキュウェル様の婚姻に関する件が一段落するまで、、というところです」
あー、そもそも、その話の途中で、ベナルがリラルに求婚して、話がうやむやになっていたんだったな。
「、、、マキュウェルに結婚話があるってこと、、、でいいんだよな?」
「はい、ベナルお兄さまから聞きました、ユウスケ様は、その辺りのご事情を、既にお察しのことと」
まあ、お察ししますy、この状況ですからね。
っで? 実際はどうなの、マキュウェル。
「実は、マキュウェル様には、お察しの通り、隣国フキアエズの王子との縁談話が来ております。オルコとの関係が、このような状況の中ですから、王も国民もそれは望むところではありますが」
「それは、まっぴら御免です!、私は見たこともない殿方と、ましてや政略結婚など不本意です」
、、、まっぴら、ってお姫様なんだから、もう、本音出ちゃってるよ。
「では、マキュウェルは、どんな男がタイプなんだ?」
「、、、、、」
こと、今回に関しては、あまり喜ばしいこととは言い難い。
俺たちの目的は、エラーノリターンを成功させることにある。
恋に現をぬかしている場合ではないのだ、、ないのだが、バレンタインに義理チョコ以外貰ったこともない俺が、ここへ来てまさかのモテ期、なんだかもったいないなー。
『あー、GF、私を忘れてないですか?」
『忘れてなんかいないよ、むしろ存在感が一番高いわ、シズも実体があれば、一緒に友達になれそうだがな」
『、あー、まあ、出来なくもないんですが、、、、サイズが小さくなっちゃうんですよね」
『え、、、そこ?、実体化出来る方がまず凄いんだけど。」
『実体化、というよりは、可視化に近いかもしれません、一応触れることは出来ますが、みなさんのような完全な肉体とはまた少し違うんです」
『でも、管理人は完全実体化だったが」
『いや、さすがにレベルが違いすぎますよ。そもそもの文明のランキングが違います!彼らの文明レベルは既にコンプリート状態ですから」
なんの事やら、コンプリートって何だよ?
しかし、逆を言えば、文明レベルが最高まで達すると、AIは実体化もこなせてしまうんだな、そっちの方が凄いけどな。
そんな中、この微妙な朝食の雰囲気を貫くように、リラルが話し始めた。
「ユウスケ様、昨晩マキュウェル様がお話ていたことを覚えておりますか?」
「ん?、んー、なんだっけ?」
「私の婚姻は、マキュウェル様の婚姻に関する件が一段落するまで、、というところです」
あー、そもそも、その話の途中で、ベナルがリラルに求婚して、話がうやむやになっていたんだったな。
「、、、マキュウェルに結婚話があるってこと、、、でいいんだよな?」
「はい、ベナルお兄さまから聞きました、ユウスケ様は、その辺りのご事情を、既にお察しのことと」
まあ、お察ししますy、この状況ですからね。
っで? 実際はどうなの、マキュウェル。
「実は、マキュウェル様には、お察しの通り、隣国フキアエズの王子との縁談話が来ております。オルコとの関係が、このような状況の中ですから、王も国民もそれは望むところではありますが」
「それは、まっぴら御免です!、私は見たこともない殿方と、ましてや政略結婚など不本意です」
、、、まっぴら、ってお姫様なんだから、もう、本音出ちゃってるよ。
「では、マキュウェルは、どんな男がタイプなんだ?」
「、、、、、」
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