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「リリア、申し訳ないが君との婚約を破棄したい」
婚約破棄されるつい十分前に、前世の記憶を取り戻したリリア。
記憶を取り戻すまで、悪役令嬢そのものだった自分を省みて公爵家令息エリックからの婚約破棄に同意する。
けれど婚約破棄を告げた後に、どんどん自分の理想通りの女性になっていくリリアを見て、恋に落ちたエリック。
「彼女はなぜ、変わったのだろう」
同意された婚約破棄を、進められないまま頭を抱えるエリック。
そしてエリックは一つの仮説にたどり着く。
ーー自分と婚約破棄をするために、彼女は演技をしていたのでは?
エリックは誓う。
今まで辛い思いをさせた(させてない)リリアに振り向いてもらうために、少しでも彼女に好きになってもらえるよう頑張ることを。
ネガティブ公爵令息と、元現代女子高生な侯爵令嬢の婚約破棄から始まる学園ラブコメディ。
文字数 95,722
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.02.02
「シャロン・レイ・フォンドヴォール。貴様との婚約を今ここで持って破棄をする!」
王太子より婚約を破棄されたフォンドヴォール公爵令嬢シャロン。
大勢の前で婚約破棄を宣言され駆け出した彼女は、拉致され娼館へ売り飛ばされそうになるが…
「ーわたくしを、どうかこちらで、働かせてくださいませ。」
淑女の鏡と称された教養とプロデュース力で、寂れた娼館と娼婦たちをあっという間に花街一番の人気店にしてしまう。
そうして花街を含む領地を治めるデュバル公爵令息がお忍びでシャロンを見にやってきてー。
「もちろん頂きました悪意は全て、きっちりお返しいたします」
婚約破棄をされた公爵令嬢が、生き生き働く話。
文字数 64,157
最終更新日 2021.04.01
登録日 2021.02.11
※タイトル変更しました。
旧:離れゆくあなたに、捧げられるものは自由
「はるか西の国では、男が女の指に輪を巻き、永遠の愛を誓うんだ。ずっと一緒にいられるように」
そう言って私の手を取り、指に蛇の抜け殻を巻いた彼の言葉は嘘だった。
大公家の父と、妾の母の間に生まれ蔑まれてきた桜の救いは、幼馴染の橘だった。
しかし、その橘も桜を蔑み「もう会わない」と告げられてしまう。
二度と誰にも蔑まれない、傷つけられない地位に昇りつめるため、桜は皇后を目指すことにした。
皇后候補の四人の姫の一人に選ばれた桜だが、自分の近衛武士に選ばれたのは自分を蔑み嫌った初恋の相手・橘だった。
自分に忠誠を誓い、桜が皇后になるため手を尽くす橘に再び心を惹かれる桜。
しかし彼は、桜が皇后になることを願っている。
だからこの恋は、一生叶うことがない。
すれ違いからお互い嫌い合ってると思い込み、贖罪のために奮闘する幼馴染の男女がハッピーエンドを迎えるまで。
※平安「風」ファンタジーです。顔も見せるし名前も呼びます。
文字数 49,589
最終更新日 2021.03.28
登録日 2021.03.03
公爵家次男のアーサーと次期女王となる第一王女エリザベスは仲の良い幼馴染だった。
エリザベスは幼い頃から兄が好きだった。
そんな彼女への思いをずっと秘めているアーサーは、彼女が新しい恋をしても応援しようと決めていた。
一途×一途です。
砂糖吐くだけの甘い話です。すれ違いは薄めです。
「婚約破棄され、娼館にて」
「婚約破棄の十分前に、前世を思い出しました」
のスピンオフとなりますが、読まなくても全く問題ないです!
文字数 6,246
最終更新日 2021.02.13
登録日 2021.02.13
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