そばにいてほしい。

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あれからやりとりは続いて、場所と時間を決めて。
覚えててくれただけでも嬉しいのに、彼の一日をオレが独り占め出来るんだ。

何度も彼とのトーク画面を見てはニヤついていたオレの頭に、ぽすんと何かが置かれた。


「なーにスマホ見てニヤついてんだ~?」

「か、関係ないでしょ……」

「んー?いつもめそめそしてたお前を慰めてた俺に対して言う言葉がそれかぁ?」

「う……」

「ま、よかったな。楽しんでこいよ」

「……うん。……ありがと」


目を逸らしながらぽそぽそと小さな声でお礼を伝えれば、髪をぐしゃぐしゃにかき混ぜられてちょっと怒った。
癖毛だから毎日必死に跳ねる髪の毛をなおしてるのに!

やわこい髪の毛で触り心地がいい、と何度もオレの髪の毛を触ってくるんだ。意地悪にも程がある。

むくれながら髪の毛を直していたから、少しだけ寂しそうな目でオレを見つめる友達には気付かなかった。

気付いていてもきっとオレには、なんでそんな顔をしているのか想像もつかなかった。
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