120 / 162
体育祭後
9
しおりを挟む
後ろを振り向けばそこには会長さんがいた。…なんで?
というか何をしてるも何もご飯食べてるだけだしなぁ…。
どういうこと??と首を傾げながら何も言わずにいると会長さんが、何故か俺の隣の席に座った。……何回も言うけど、なんで?
「あのぅ…?」
「…何を食べてるんだ?」
「お、オムライスです…」
「へぇ…」
な…なんなんだろう…生徒会室ではあんな感じだったのに…。
よく分からない会長さんの行動にびくびくする。
えーん、せっかく美味しいご飯食べてたのにぃ~!
もぐ…もぐとゆっくりゆっくりご飯を口に運んでいると、京くんがこそっと「もしかして、佳乃ちゃんが悩んでたのって、これ?」と聞いてきた。
…正解です。
「会長さんがってわけじゃないけど…うーん、そう言う感じ、かなぁ…」
「そっか…大変だねぇ…」
「あはは、かもね~。でも、なんで今こうなってるのか、全然わかんない」
チラリと京くんと会長さんを見れば、じーっとこちらを見ていて思わずひぇっと声を出してしまった。は、恥ずかしい…。
「…どうかされたんですか…?」
「…お前らは、どういった関係だ?」
「へ?」
「……だから、付き合っているのかと聞いているんだ」
「え!?俺と、京くんが!?」
「…そうですよ」
「京くん!?」
会長さんから謎の質問が来て驚いていると、京くんが真面目な顔して肯定した。どうしたの…!?
勢いよく京くんに振り向けばパチン、とウインクをされた。
…うん!?!?
「ほう、お前が…?」
「はい。なので、会長様はお引き取り下さい」
「何故だ?…それに、それはお前が勝手に言っているのではないか?」
「は?」
「…こいつはそう思ってはいないようだぞ?」
京くんと会長さんが話しているのをはてなを出しながら聞いていたら、突然会長さんが話を俺に振ってきた。
そう思ってないというか、なんの話?というか…。
あはは…と苦笑いで誤魔化せば、会長さんが京くんを見て鼻で笑う。
「…京くん、行こう」
「え、でも…」
戸惑う京くんの手をとって会長さんに「…もう、行くので。では」と頭を下げて食堂を出る。
「おい!」と声がかかるけど無視だ無視!!
あ、ご飯は全部食べてちゃんと返してきたよ!
「佳乃ちゃん、どうしたの?」
「…あ、ごめんね…?」
「いや、大丈夫だけど…」
俺、京くんのこと大好きなんだ。それは確かに、恋人とかの気持ちではないけど。
いつも助けてくれて、そばにいてくれて…。
鼻で笑っただけかもしれないけど、俺は、それでも許せなかった。
…人を馬鹿にする人なんて、いなくなればいいのに。
「…京くん、俺…京くんのこと、大好きだからね」
それだけは言っとくよ!!!
やっぱり会長さんとは合わない!!と思いつつ明日からの事に思いを馳せていた俺は、京くんが「…それって…」と顔を赤くしていた事に気付かなかった。
会長さんに会いたくない…。
というか何をしてるも何もご飯食べてるだけだしなぁ…。
どういうこと??と首を傾げながら何も言わずにいると会長さんが、何故か俺の隣の席に座った。……何回も言うけど、なんで?
「あのぅ…?」
「…何を食べてるんだ?」
「お、オムライスです…」
「へぇ…」
な…なんなんだろう…生徒会室ではあんな感じだったのに…。
よく分からない会長さんの行動にびくびくする。
えーん、せっかく美味しいご飯食べてたのにぃ~!
もぐ…もぐとゆっくりゆっくりご飯を口に運んでいると、京くんがこそっと「もしかして、佳乃ちゃんが悩んでたのって、これ?」と聞いてきた。
…正解です。
「会長さんがってわけじゃないけど…うーん、そう言う感じ、かなぁ…」
「そっか…大変だねぇ…」
「あはは、かもね~。でも、なんで今こうなってるのか、全然わかんない」
チラリと京くんと会長さんを見れば、じーっとこちらを見ていて思わずひぇっと声を出してしまった。は、恥ずかしい…。
「…どうかされたんですか…?」
「…お前らは、どういった関係だ?」
「へ?」
「……だから、付き合っているのかと聞いているんだ」
「え!?俺と、京くんが!?」
「…そうですよ」
「京くん!?」
会長さんから謎の質問が来て驚いていると、京くんが真面目な顔して肯定した。どうしたの…!?
勢いよく京くんに振り向けばパチン、とウインクをされた。
…うん!?!?
「ほう、お前が…?」
「はい。なので、会長様はお引き取り下さい」
「何故だ?…それに、それはお前が勝手に言っているのではないか?」
「は?」
「…こいつはそう思ってはいないようだぞ?」
京くんと会長さんが話しているのをはてなを出しながら聞いていたら、突然会長さんが話を俺に振ってきた。
そう思ってないというか、なんの話?というか…。
あはは…と苦笑いで誤魔化せば、会長さんが京くんを見て鼻で笑う。
「…京くん、行こう」
「え、でも…」
戸惑う京くんの手をとって会長さんに「…もう、行くので。では」と頭を下げて食堂を出る。
「おい!」と声がかかるけど無視だ無視!!
あ、ご飯は全部食べてちゃんと返してきたよ!
「佳乃ちゃん、どうしたの?」
「…あ、ごめんね…?」
「いや、大丈夫だけど…」
俺、京くんのこと大好きなんだ。それは確かに、恋人とかの気持ちではないけど。
いつも助けてくれて、そばにいてくれて…。
鼻で笑っただけかもしれないけど、俺は、それでも許せなかった。
…人を馬鹿にする人なんて、いなくなればいいのに。
「…京くん、俺…京くんのこと、大好きだからね」
それだけは言っとくよ!!!
やっぱり会長さんとは合わない!!と思いつつ明日からの事に思いを馳せていた俺は、京くんが「…それって…」と顔を赤くしていた事に気付かなかった。
会長さんに会いたくない…。
1
あなたにおすすめの小説
実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…
彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜??
ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。
みんなから嫌われるはずの悪役。
そ・れ・な・の・に…
どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?!
もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣)
そんなオレの物語が今始まる___。
ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️
見ぃつけた。
茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは…
他サイトにも公開しています
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
もういいや
ちゃんちゃん
BL
急遽、有名で偏差値がバカ高い高校に編入した時雨 薊。兄である柊樹とともに編入したが……
まぁ……巻き込まれるよね!主人公だもん!
しかも男子校かよ………
ーーーーーーーー
亀更新です☆期待しないでください☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる