49 / 93
第一部 第一章 異世界転移の篇
34-1 出発の準備
しおりを挟む
久しぶりにパンと飲み物だけでない食事をして全員が満足をした夕食の後、焚き火を囲んでアイがこれからのことを切り出す。
アイ「これだけ能力もついてきて、道具も揃ったけど…しばらくここで過ごす方がいいのかなあ?…」
ソラ「テントと寝袋があるって言っても、やっぱり屋根のある所で過ごす方が安全じゃないの?
ここってそれほど危険じゃないと思うけど…」
ルカ「でも、昨日の夜みたいにまた何かが襲ってきたらどうしよう?…」
アカリ「テントよりも小屋の方が安全みたいに感じるなー…」
ツグミが珍しく手を挙げて何かを話そうとして、全員が彼女に注目する。
ツグミ「あのね…私とナオに『地図』っていう能力があるんだけど、今、私の方がレベルが高くて…
で、この力って辺りの様子が分かるんだけど…あの、川に沿って山を下っていく方はよく見えていて、ずっと山を下るまで森が続いていて、山から下りてもしばらくずっと森なの…
で、その森を抜けると草原になってるところまで分かるの…」
アイ「じゃあ、もしここを出たらずっと森を抜けていかないとダメなのね。」
ツグミ「そう。」
ソラ「草原の向こうはまだ見えないんだ…」
ツグミ「うん、森の出口までしか分からないの…
でも、この小屋の裏からすぐに山になってるでしょ。この山のことは『地図』でも全然分からないの…」
アユミ「何にも見えないってこと?」
ツグミ「そう、もう小屋の裏から真っ白なままなの。だから…私はこの山はちょっと危険かもしれないって思うの…」
ツグミの言葉を聞いて、みんな振り返って山の方を見る。山は暗くなってきて、風が木々を揺さぶってガサガサと音がしている。
ナオ「そう言えば、昨日のゴブリンも全部山の方へ戻っていったもんね…」
アカリ「今度は別の魔獣が襲ってくるかもしれない、ってことね……」
ツグミ「ごめんなさい…ちゃんとしたこと、分からなくて…」
真面目なツグミは本当に申し訳なさそうに頭を下げた。
ツグミのそんな様子を見て、アユミとナオがすぐにその背中や肩をさする。
アイ「あやまることじゃないよ…言ってくれてありがたいよ…」
ナオ「でも、明日出発は無理として…いつ、ここを離れるか、だね…」
アユミ「ここを離れるとして、一番大事なのはやっぱり食べ物と飲み物のことだよ…
今までもけっこうたくさん食べ物と飲み物を貯めるようにしているけど、やっぱり9人分ってかなりの量だから…」
アカリ「一食でそれだけ消費するってことだもんね…」
アユミ「それに、もし昨日の夜のような戦いがあったらその日は疲れて食べ物も飲み物も出せなくなるかもしれないし…」
ナオ「つまり、それだけの分の食べ物と飲み物を貯めておかないとダメってことね…」
ルカ「一週間とか10日としても、けっこうな量になるね…」
アイ「それだけの準備をしておかないといけないってことだね…」
ここ何日か、何となく食べていたものについて改めて誰もが真剣に考え始める。
アカリ「食べ物と飲み物だけじゃなくて、焚き木だって集めておかないと…森から出たらなかなか集められないと思うし…」
モア「毎日食べたり、飲んだりしている分以外で10日分でしょ?大変だよね…」
ソラ「とても明日出発なんて言えない…」
アカリ「途中にコンビニがあるわけじゃないから…」
タクミ「う~ん、意外とヤバい…」
アイ「じゃあ、もう4,5日準備に充てて、その状態を見て準備が出来てるようなら出発ってことでどうかな?」
アユミ「4,5日後に一度確認してから、ってことね。」
アイ「そう、絶対にその日に出発じゃなくて、ちゃんと準備出来てるか確かめてから…」
ナオ「引き伸ばし過ぎて、別の獣に襲われてもいけないしね…」
ゴブリンが現れたこと、武器や道具を手に入れたことで全員にこれから起こるかもしれないことが具体的に感じられるようになった。
それと同時に、自分たちが知らないことがたくさんあることも実感される。
アカリ「人里までどれぐらいあるのかな?…」
ルカ「そういうことがわからないのが難しいよね…」
ナオ「でも、私たちにこうした能力とか魔法があるってことは、私たち以外にもそういう能力を使う人がいるはずだから、そんな何十日歩いても誰にも会えないってことはないと思う。」
アイ「まあ、誰かが私たちをこの世界に呼んだわけだから、誰か人がいて何かが起こっているということだろうから…」
アユミ「でも、結局わからないことだらけだから、進みながら考えようよ。
食べ物とかが足りなそうなら何日かそこに留まって食べ物と飲み物を貯めればいいし…」
アカリ「焚き木も森の中にいる間に拾おうよ。」
ナオ「臨機応変にするしかないよね…」
いつの間にかモアが目をつぶってルカに寄りかかっている。
ルカ「そろそろ寝ないとダメみたい(笑)…」
ソラ「…で、明日からSEXはありだよね(笑)…」
タクミ「えっ?…」
アイ「え~、準備が遅れるんじゃない?」
アカリ「まあ、タクミとほか2人がいなくてもまだ6人いるから、大丈夫じゃないかな(笑)…」
アユミ「してない間にサボらなかったらね。」
ソラ「大丈夫、ちゃんと働くから!」
ソラはアイに向かって手を合わせてお願いのポーズを取る。
アイ「確かに聞いたからね…」
ルカ「そんなにしたいんだ(笑)…」
ルカだけでなく、アユミやツグミもクスクス笑う。
ソラ「私だけじゃないしょ(笑)…こちらのアカリさんだって…」
アカリ「え~、モアやナオもいるでしょ!(笑)」
モア「タクミだってヤリたいでしょ?」
タクミ「いや~、オレは…」
ソラ「そんなわけないじゃん!こいつが一番ヤリたがってるし…」
タクミ「イヤイヤ…」
ナオ「まあまあ、したい人もいるわけだし(笑)…
それにこうなってくるとタクミとヤって、レベルアップしておくのも重要だよ。」
アイ「何が起こるか分からないから…だよね…」
ソラ「じゃあ、今日はもう寝よう!明日だよ、明日…」
アカリ「ヤル気満々すぎるっての(笑)。」
全員「(笑)」
*楽しんでくださった方や今後が気になるという方は、「いいね」や「お気に入り」をいただければ励みになります。
また、面白かったところや気になったところなどの感想もいただければ幸いです。よろしくお願いします。
2025年10月9日。
読みやすさ改善のため、文章を大幅に変更しました。
一部の語句や文章の修正も行っていますが、内容は変更していません。
今後も文章の改変を随時行っていきます。ゆっくりマイペースで行いますので、どうかご理解下さい。
2025年12月5日
文字数がかなり多いエピソードが増えてきましたので、エピソードを分割して読みやすくしていきます。
現状では文字数で機械的に分割を行っていますので、単純にページが増えているという感じでお読み下さい。
こちらもマイペースで進行いたしますので、ご容赦ください。
アイ「これだけ能力もついてきて、道具も揃ったけど…しばらくここで過ごす方がいいのかなあ?…」
ソラ「テントと寝袋があるって言っても、やっぱり屋根のある所で過ごす方が安全じゃないの?
ここってそれほど危険じゃないと思うけど…」
ルカ「でも、昨日の夜みたいにまた何かが襲ってきたらどうしよう?…」
アカリ「テントよりも小屋の方が安全みたいに感じるなー…」
ツグミが珍しく手を挙げて何かを話そうとして、全員が彼女に注目する。
ツグミ「あのね…私とナオに『地図』っていう能力があるんだけど、今、私の方がレベルが高くて…
で、この力って辺りの様子が分かるんだけど…あの、川に沿って山を下っていく方はよく見えていて、ずっと山を下るまで森が続いていて、山から下りてもしばらくずっと森なの…
で、その森を抜けると草原になってるところまで分かるの…」
アイ「じゃあ、もしここを出たらずっと森を抜けていかないとダメなのね。」
ツグミ「そう。」
ソラ「草原の向こうはまだ見えないんだ…」
ツグミ「うん、森の出口までしか分からないの…
でも、この小屋の裏からすぐに山になってるでしょ。この山のことは『地図』でも全然分からないの…」
アユミ「何にも見えないってこと?」
ツグミ「そう、もう小屋の裏から真っ白なままなの。だから…私はこの山はちょっと危険かもしれないって思うの…」
ツグミの言葉を聞いて、みんな振り返って山の方を見る。山は暗くなってきて、風が木々を揺さぶってガサガサと音がしている。
ナオ「そう言えば、昨日のゴブリンも全部山の方へ戻っていったもんね…」
アカリ「今度は別の魔獣が襲ってくるかもしれない、ってことね……」
ツグミ「ごめんなさい…ちゃんとしたこと、分からなくて…」
真面目なツグミは本当に申し訳なさそうに頭を下げた。
ツグミのそんな様子を見て、アユミとナオがすぐにその背中や肩をさする。
アイ「あやまることじゃないよ…言ってくれてありがたいよ…」
ナオ「でも、明日出発は無理として…いつ、ここを離れるか、だね…」
アユミ「ここを離れるとして、一番大事なのはやっぱり食べ物と飲み物のことだよ…
今までもけっこうたくさん食べ物と飲み物を貯めるようにしているけど、やっぱり9人分ってかなりの量だから…」
アカリ「一食でそれだけ消費するってことだもんね…」
アユミ「それに、もし昨日の夜のような戦いがあったらその日は疲れて食べ物も飲み物も出せなくなるかもしれないし…」
ナオ「つまり、それだけの分の食べ物と飲み物を貯めておかないとダメってことね…」
ルカ「一週間とか10日としても、けっこうな量になるね…」
アイ「それだけの準備をしておかないといけないってことだね…」
ここ何日か、何となく食べていたものについて改めて誰もが真剣に考え始める。
アカリ「食べ物と飲み物だけじゃなくて、焚き木だって集めておかないと…森から出たらなかなか集められないと思うし…」
モア「毎日食べたり、飲んだりしている分以外で10日分でしょ?大変だよね…」
ソラ「とても明日出発なんて言えない…」
アカリ「途中にコンビニがあるわけじゃないから…」
タクミ「う~ん、意外とヤバい…」
アイ「じゃあ、もう4,5日準備に充てて、その状態を見て準備が出来てるようなら出発ってことでどうかな?」
アユミ「4,5日後に一度確認してから、ってことね。」
アイ「そう、絶対にその日に出発じゃなくて、ちゃんと準備出来てるか確かめてから…」
ナオ「引き伸ばし過ぎて、別の獣に襲われてもいけないしね…」
ゴブリンが現れたこと、武器や道具を手に入れたことで全員にこれから起こるかもしれないことが具体的に感じられるようになった。
それと同時に、自分たちが知らないことがたくさんあることも実感される。
アカリ「人里までどれぐらいあるのかな?…」
ルカ「そういうことがわからないのが難しいよね…」
ナオ「でも、私たちにこうした能力とか魔法があるってことは、私たち以外にもそういう能力を使う人がいるはずだから、そんな何十日歩いても誰にも会えないってことはないと思う。」
アイ「まあ、誰かが私たちをこの世界に呼んだわけだから、誰か人がいて何かが起こっているということだろうから…」
アユミ「でも、結局わからないことだらけだから、進みながら考えようよ。
食べ物とかが足りなそうなら何日かそこに留まって食べ物と飲み物を貯めればいいし…」
アカリ「焚き木も森の中にいる間に拾おうよ。」
ナオ「臨機応変にするしかないよね…」
いつの間にかモアが目をつぶってルカに寄りかかっている。
ルカ「そろそろ寝ないとダメみたい(笑)…」
ソラ「…で、明日からSEXはありだよね(笑)…」
タクミ「えっ?…」
アイ「え~、準備が遅れるんじゃない?」
アカリ「まあ、タクミとほか2人がいなくてもまだ6人いるから、大丈夫じゃないかな(笑)…」
アユミ「してない間にサボらなかったらね。」
ソラ「大丈夫、ちゃんと働くから!」
ソラはアイに向かって手を合わせてお願いのポーズを取る。
アイ「確かに聞いたからね…」
ルカ「そんなにしたいんだ(笑)…」
ルカだけでなく、アユミやツグミもクスクス笑う。
ソラ「私だけじゃないしょ(笑)…こちらのアカリさんだって…」
アカリ「え~、モアやナオもいるでしょ!(笑)」
モア「タクミだってヤリたいでしょ?」
タクミ「いや~、オレは…」
ソラ「そんなわけないじゃん!こいつが一番ヤリたがってるし…」
タクミ「イヤイヤ…」
ナオ「まあまあ、したい人もいるわけだし(笑)…
それにこうなってくるとタクミとヤって、レベルアップしておくのも重要だよ。」
アイ「何が起こるか分からないから…だよね…」
ソラ「じゃあ、今日はもう寝よう!明日だよ、明日…」
アカリ「ヤル気満々すぎるっての(笑)。」
全員「(笑)」
*楽しんでくださった方や今後が気になるという方は、「いいね」や「お気に入り」をいただければ励みになります。
また、面白かったところや気になったところなどの感想もいただければ幸いです。よろしくお願いします。
2025年10月9日。
読みやすさ改善のため、文章を大幅に変更しました。
一部の語句や文章の修正も行っていますが、内容は変更していません。
今後も文章の改変を随時行っていきます。ゆっくりマイペースで行いますので、どうかご理解下さい。
2025年12月5日
文字数がかなり多いエピソードが増えてきましたので、エピソードを分割して読みやすくしていきます。
現状では文字数で機械的に分割を行っていますので、単純にページが増えているという感じでお読み下さい。
こちらもマイペースで進行いたしますので、ご容赦ください。
1
あなたにおすすめの小説
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない
仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。
トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。
しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。
先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる